杉並区の寺巡りの続き

杉並区の寺巡り
の続きです。

妙法寺の参道に入って参りました。

お腹すいたなあ
お蕎麦屋さんかな

清水屋

2~3組待っていて、結構待たされる
ひょっとしてべらぼうに高いと嫌なので、その間ネットで検索。
値段はどれも1000円程度なので助かった。
元々和菓子屋さんで揚げ饅頭が名物らしい。
待っている間も入れ替わり立ち替わり揚げ饅頭を買いに来る人

揚げなすそばと、揚げ饅頭ください。
揚げ饅頭はかぼちゃ餡で


待った甲斐ありました。
特に揚げ饅頭
さっくさく。
これはうまい。名物になるだけの事はあります。

妙法寺
いよいよ大物の妙法寺
堀の内のやくよけ祖師として有名。
落語の「堀の内」の舞台になったくらい

あわて者の熊五郎、失敗ばかり
おかみさんの提案でお祖師さまに毎日参り、信心で直そうと決意
でも、賽銭を財布ごと落としちゃうのを皮切りに
ドタバタの連続


こんなにいっぱい

一番感動なのが、ジョサイヤコンドルが設計というこの門


洋風建築の巨匠がまさか寺の中の門を設計とは。

その奥は御成の間

11代将軍家斉、12代将軍家慶、15代将軍慶喜が訪れています。

祖師堂

おそっさま、と呼ばれる祖師像が安置されている。
中は写せなかったけど絢爛豪華

彫り物は波の伊八という有名な彫り師

本堂

日朝堂

二十三夜堂

二十三夜という朝方出る月を愛でる行事をします。

浄行堂
自分の体の悪いところをゴシゴシすると直っちゃいます
私は今現在は特にないので両肩にしておきました

有吉佐和子の碑
有吉佐和子はこの近くに住んでいました。

額堂

絵馬の美術館
貴重な絵馬がいっぱい

西方寺
ここからは、寺町で寺が密集しています。
西方寺は3代将軍家光の弟、忠長が作りました。
三つ葉葵じゃないのよね。
豊臣との縁により、五三の桐

改易させられて悔しかったのかな

慶安寺

杉並区が出しているウォーキングマップをパッと広げ
どこに行こうかな、って時に「前野良沢の墓」を見つけ
ここ行きたい
前野良沢の大ファンですから。

杉田玄白とともに解体新書を書いた人

むちゃくちゃ頭良くて、勉強家なんだけど、異常なくらいシャイ。
一方の杉田玄白は、全く逆の性格
テキトーな感じで世渡り上手

水と油のようでいて、自分にないものを持っている相手が大好きで
頼り合っている。

詳しくは、
解体新書、ターヘルアナトミア その1
解体新書、ターヘルアナトミア その2
を見てね

気になるのが、ウォーキングマップに出ていた一言
「見学をする際は、必ずお寺の許可を得てください」
嫌ーな予感

墓地には檀家以外絶対入るべからず、という考え方のお寺もあります。
何度か怒られた事も。

でもやっぱり私の中では前野良沢は特別。
よーし、勇気を振り絞って。

横のご自宅かなと思われるところをピンポーン

はーい

あ、あのぅ。こちらに前野良沢先生のお墓があると聞きまして
見学とか出来るかなと

はい
では、ご案内しますね

(お墓まで案内してくれて)

右側が良沢先生の戒名
真ん中が奥様
左側が息子さんです。
どうぞ、ごゆっくり
写真とかも大丈夫ですよ

ありがとうございます。

ああ嬉しい。
あの一言は、ご案内しますよって意味だったんですね
大好き慶安寺

静かに手を合わせました。
今の医学の発展は、先生のお陰です。

最後にもう一度ピンポン押して
ありがとうございました。とっても感動しました。

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です