砂場の本店で

今日のお出掛けは、南千住から

駅前に芭蕉さん

お巡りさんも一緒

栗友亭
栗本商店というのがあって、そこの主人栗本友爾氏が1955(昭和30)年に作った本格的な演芸場
浪曲が主で, 時には歌謡曲、落語と講談
当時まだ若かった 三遊亭円楽・橘家円蔵・林屋三平らが 稽古と 修行に励んだ。

そして、ここから大きく花開いたのが、東京の漫才
リーガル千太・万吉を会長に “東京漫才研究会“が結成され
コロンビアトップ・ライト、内海桂子・好江、獅子てんや・瀬戸わんや等
多くの芸人がメンバーに名前を連ね、ラジオ・テレビに出演するようになった。
東京の漫才発祥の地、ということになる

あれ?

残念。なくなっちゃったのね
GoogleMapには栗本商店の写真が上がっています
4年前の写真で栗友亭跡という小さな看板も写っています。

大丈夫。東京漫才発祥の地という事実は残ります。

砂場
砂場の本店に行きたかったので、早目のお昼にいたしましょう

ジョイフル三ノ輪の商店街の中にあります。

砂場は、更科、藪そばとともに江戸三大そばのひとつ。
江戸三大そばの中では一番の老舗です。
詳しくはこちら
円楽の大江戸なんでも番付、蕎麦屋から

ざるそばお願いします。

ざるそばを食べて、他にお客さんがいなかったもので
思いきって、休憩中の奥さんに話しかけてみました。

ここは、いつ頃からなんですか

大正なんですよ。
ただ、その前は、麹町にあったんです。
江戸時代からあったんです。

ここは本店ですよね
すごいですね。三大そばですもんね

はい。江戸三大そばです。
最初は、大坂で始まったんですよ
大坂城築城の時

思い出しました。そうでしたよね
だから砂場なんですよね。

うちのひとが、14代目なんです。

14代目ですか、すごいなあ

ご主人も出てきていただけました。

ご覧になります?

店内に東京で唯一の路面電車、都営荒川線(東京サクラトラム)の模型があって
へえ、可愛い。って思っていたんですが、それを動かしていただけるという

動いた動いた
(動画も見てね)

うちの店も作ってくれたんですよ

えっどれですか

これです。

あっほんとだ。
まるまる砂場ですね

砂場ってうちの近くにもあるし、あちこちで見かけますけど
何店舗ぐらいあるんですか

120店舗ぐらいです。
のれん分けのれん分けで増えていって。

その本店で、14代目ですもんね
ご主人失礼ですが、おいくつなんですか?

69歳になります。

15代目っておられるんですか?

孫がね
小さい頃から

継いでくれるんですね
それは良かった。
とても良かった。

江戸の勉強をしていると絶対出てくる三大そばの
その一番の老舗の14代目と
今お話しできているんだと思うと感激しちゃいました。
「ザ・歴史」という人物ですから

東京スタジアム跡

荒川スポーツセンターの場所に、昔東京スタジアムという野球場がありました。
大毎オリオンズの本拠地

入ってみました。

スタッフのお兄さんに

すみません。GoogleMapに大毎オリオンズの写真とかが展示してあるのが写ってたんですが

はい、奥なんでご案内します



現在のロッテの元なんで、私の大好きな落合博満さんの元でもあります。

文明開化
文明開化好きな私としては、
前回も来た西洋毛織物の発祥の地、千住製絨所(せいじゅうしょ)
毛糸とかウールの洋服とかを作っていた。


ここまでは前回も写真に納めましたが
その先にレンガ塀も残っていたのね


巨大な敷地で、その跡地の一部が東京スタジアムということです。

次は板紙発祥の地


板紙とは、ボール紙や段ボールのこと

南千住若宮八幡宮
通常の八幡宮は応神天皇を祀っていますが
若宮八幡宮はその息子、仁徳天皇を祀っています。

坂上田村麻呂が祈願したとか
八幡太郎義家が奥州征伐で東北に向かうとき、
隅田川を渡るためにここに白旗を目印に立てたという逸話が残っています。

彫り物が素晴らしかった

千住大橋
江戸時代、隅田川に最初にかけられた橋

ここまでが、荒川区エリア
千住大橋を渡ると足立区になります。

続きは明日ね

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

砂場の本店で」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 奇跡の前にひざまづく | でーこんのあちこちコラム

  2. ピンバック: 松尾芭蕉とやっちゃ場と千葉さな | でーこんのあちこちコラム

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