浜離宮恩賜庭園その3。飛んでる飛んでる

自分にご褒美、浜離宮恩賜庭園その1
浜離宮恩賜庭園その2。結構なお手前でございます
の続きです。

鴨場の大覗き

ここから、池に鴨が来るのを待つ

来たぞ来たぞ

大覗きから小覗きに合図
パンパンパン
木槌でアヒルに合図
飼い慣らされたアヒルさん
餌がもらえるんだな
行列作って進みます

あれ、アヒルさんたち向こうに行くけどなんか良いことあるのかな
鴨さんたちも跡に続きます

さあ、鷹匠から鷹が将軍家斉の腕に
と同時に、みんなでウワッ

驚いた鴨が飛びたつ
家斉が、それっ

鷹が鴨を
ギョエ

落ちて来た鴨をみんなで抑え込み

さすがでございます、上様

そうじゃろう、そうじゃろう
鷹狩りでワシの右に出るもんはおらん

さようでございますとも

ご褒美に鷹は鴨の心臓をもらえます。

富士見山
かなり高く作ってあります
上から眺めると

さあ、2時が近づいて来た
ガイドさんの解説ツアーを聞きに行こう

お願いしまーす。

二手に分かれ、我々の組は私と、とても陽気な夫婦
また、ここから半周

色んな話が聞けて
ネタを仕入れることが出来ました。

八景山

ここからの眺めを詠んだ歌
海山の色も一つに見渡すや世に類 (たぐい) なき御園生 (みそのう)の秋

◆1、 狎鴎亭秋月 (こうおうていしゅうげつ)
秋の夜の月がのぼる中島の御茶屋
◆2、 三丈岡夜雨 (さんじょうがおかやう)
夜の雨が降る三丈ヶ岡
◆3、 望嶽山暮雪 (ぼうがくさんぼせつ)
雪が降る富士見山
◆4、 塩田落雁 (えんでんらくがん)
雁がおりたつ塩田 (塩浜)
◆5、 亭山漁火 (ていざんいさりび)
漁火に照らされる御亭山
◆6、 観音堂晩鐘 (かんのんどうばんしょう)
晩鐘が響きわたる観音堂
◆7、 望海亭帰帆 (ぼうかいていきはん)
港に帰る帆掛け舟を背にした海手の御茶屋
◆8、 燕子亭夕照 (えんしていせきしょう)
夕日に映える燕の御茶屋

一通り色々見て
さあ松の茶屋

千鳥の形に木がくりぬいてあって
とても天気の良い日は、池に反射した光で、
千鳥の形が映る
池にはさざ波がたつから、チラチラと千鳥がまるで飛んでいるように見える

この現象は条件がいっぱい重ならないと起きないので
午前中のガイドさんの時も飛んでいなかったし
1:30くらいに覗いた時も千鳥のお尻半分くらいしか映っていなかった

午前中のガイドさんも、今回のガイドさんもまだ一度も見たことがないという

ああああっ
飛んでるーっ

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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