自分にご褒美、浜離宮恩賜庭園その1

自分にご褒美、庭園三昧
の続きです。

イベント時の昼食の予約が出来る場所もあちこち歩き回ってようやく見つけ
浜離宮恩賜庭園
さあ、浜御殿

ガイドさんの解説って今やってるんでしょうか

はい。
今11:00からの分はスタートしちゃっているんで
次は、2:00からですね

11:30越えてはいましたが、ひょっとして途中からでも合流できるかも
急げ

あっ、いたっ

すみません、途中からですが、聞かせていただいてよろしいでしょうか

はい

松の茶屋のあたり
千鳥が飛ぶ仕掛けのところでは
その時は飛んでいなかったんですが
以前録った動画をみなさんにお見せして、喜ばれました
(意味分からないと思いますが、あとでもう一度同じ話しますね)

そのあと、鷹狩りの鴨場
一番の盛り上がり所

おおっ、アヒルが
(いるつもり)

最後のへんだけでしたがガイドさんの解説を聞けて良かった

さあ、2:00からのガイドさんまで
じっくりと園内を巡ることに致しましょう

お伝え橋

海!

ここから海水を池にひきいれています

樋の口山から、レインボーブリッジを望む

将軍お上がり場
ここ、私的には最もエキサイティングスポット
15代将軍慶喜が鳥羽伏見の戦いで少なくとも数的には優勢だったのに
みんなを置き去りにし開陽丸で江戸へ逃げ帰った
日本史三大不思議のうちのひとつ
開陽丸が着いたのがこの場所なんです。


3月のイベントの時には菜の花が一面に咲いて、まっ黄色になるはず

リュウゼツラン
100年に一度しか咲かないと言う花

実際にはここのリュウゼツランは去年8月に10年ぶりに咲いたのです
ドドドドーっと茎を伸ばし花を咲かせる
その時はこんな感じ

三百年の松
すごいよなあ、三百年だもんなあ

大手門に戻ってまいりました。
2時までまだ2時間弱あるのか

もう一周するとするか

籾倉あと
松平定信が、飢饉に備え備蓄米をいっぱい確保し
ここにため込んだ

花木園

このあたりもエキサイティングスポット

そもそもなぜ浜御殿と呼ぶかという
歴史をお話しすることにしましょう

最初このあたりは満潮時には海に浸かる湿地帯
そこを三代将軍家光の三男、綱重(甲府藩藩主)がもらい、ある程度整備して屋敷を建てた
その時点では甲府藩の持ち物だったわけです。

その後、家光の長男、家綱が四代将軍
お世継ぎができず、仕方なく、館林藩に養子に出ていた次男を呼び戻し五代将軍綱吉
綱吉にもお世継ぎができず、その弟の綱重、と思ったのですが
その時点では綱重は亡くなっており、その息子へ
六代将軍家宣(いえのぶ)です

甲府藩の藩主だった家宣が将軍になっちゃったもので
この膨大な土地は、将軍=幕府のものになったのです

とはいえ、屋敷はあるもののそれ以外はただ広いだけで荒れ放題
次の次の八代将軍吉宗の時に整備した

こんな広大なまとまった土地は幕府としても持っていないから
ここで、吉宗は色んな事をした
破産寸前だった幕府
産業を幕府主導でお越し、稼げないかと実験
織物とか、塩田とか

花木園のあたりです
そして、ここにいたのが、なんと象
象の話はこっちを読んでね
吉宗が輸入した象はどうなったか

それから、吉宗にとって最愛の人をここに住まわせた
竹姫
[大奥]8 吉宗→竹姫との忍ぶ恋

まだまだ続きます
続きは次回

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

自分にご褒美、浜離宮恩賜庭園その1」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: 浜離宮恩賜庭園その2。結構なお手前て | でーこんのあちこちコラム

  2. ピンバック: 浜離宮恩賜庭園その3。飛んでる飛んでる | でーこんのあちこちコラム

  3. ピンバック: 春の花 | でーこんのあちこちコラム

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