[お出掛け]娘夫婦に会いに

前回ちょこっと予告していた、金曜日からの一大イベント
何かというと、娘夫婦を訪ねての関西旅行でございます

カミさんは土日二日は休めないので
私が金曜日に休みをとって、1泊2日の関西旅行
1日目は娘夫婦のいる大阪見物
2日目は娘夫婦と一緒に京都見物
ずっと楽しみにしておりました

大阪
元気ーっ?

はーい

よろしくね

最初の場所は娘夫婦が予約してくれていました。
吉本新喜劇
なんば花月でございます。
最高のチョイス
関西人の気持ちをちゃんと理解してくれています

生まれて初めての経験
関西人にとって、吉本新喜劇は子供の頃からの憧れの地

親戚が集まったりすると、張り切っておちょけたりして
あんたおもろいなあ、吉本入ったらええねん、と言われる
これが最高の名誉

中学生になってきたりすると
クラスで一番おもろいと言われる子が
友達とコンビを組んで漫才の真似事をする
当然大爆笑
絶対的なヒーロー

頭が良いとか、スポーツが出来るとかはモテるけど
おもろい奴には到底かなわない
そんな文化で育ってきている人間にとって
日曜の度にテレビで流れる吉本新喜劇は
血であり肉である

その前にたこ焼き食べる?

食べる食べる
なんば花月の中にある吉たこ

吉本の若手芸人が焼いています。

味はどれ?

一番オーソドックスな、ソースマヨで

マヨネーズはおかけしてよろしいでしょうか

いえ、マヨネーズ抜きで

娘が
ソースマヨなのにマヨ抜きって何それ

思い出なんです

ずっとたこ焼きは日常で生活してきた
大学から関西を離れ東京へ
今に至るのですが
私が関西にいたころにたこ焼きにマヨネーズをかけるなんちゅうことはしなかった

いつ頃からなんだろう
たこ焼きにマヨネーズがかかるようになった

何じゃそりゃ
関東人はなんちゅうことしてくれんねん
関西人の気持ちに白い変なもんをかけよった

しばらくして真相を知った時のショック
「たこ焼きにマヨネーズ」の文化は大阪から始まった

そ、そうなの?
私が関西を離れている間に、そのような大変革がなされていたとは
関東人さん、先程の無礼をお許し下さい

おいしい
確かにマヨネーズをかけるとおいしい

でもね
許して欲しい
私の中でのたこ焼きはソースだけのたこ焼き

漫才落語
どれもこれも無茶苦茶面白かった
カミさんは横で大ウケ

月亭方正
山崎方正だった頃
面白くは無いのに大声だけ出しているしょうもない芸人の筆頭

月亭八方に弟子入りし大阪に移住
上方古典落語も継承
そんな経緯を知っているだけに、母親みたいな気持ち
ああ、ちゃんと古典落語も出来るようになったんやなあ
えらいえらい
じーん

笑い飯だったりテンダラーだったり
どれもこれも面白かったあ

そして、第一部のトリは桂文珍
ヤングオーオーで育った人間としては、桂文珍には特別な思い入れがある
あの時超人気の4人組のなかでは目立たなかったが
人気に溺れず、正統派の落語を続けた結果
桂文珍が結局ずっと認知されつづけたと思う
米朝のあと、上方落語を継ぎ、人間国宝のレベルまで行ける落語家がいるとすると
桂文珍なんだと思う

古典落語を期待したが新作だった
すごかったなあ
やっぱり文珍だ

吉本新喜劇
♪ポンワカポンワ、ポンワカポンワポンワカポンワカポン
岡八郎、花紀京、船場太郎の黄金時代で育ち
間寛平が支えた時代も知っている
今回の出演メンバーの中で分かるのが辻本茂雄と山田花子
中でも辻本茂雄は飛び抜けて面白い
超期待

残念ながら、今回の中では、辻本茂雄がメインにはならなかったので
ギャグ大爆発ではなかったけど
やっぱり辻本茂雄
おもろいっ

そして花ちゃん。山田花子
今もまだあの花ちゃんの独特の味を出し続けてくれてたんだ

生で、辻本茂雄と山田花子を見れた
ああ、生きてて良かった

酒井藍

全く知らなかったけど、この娘が座長
主役ではないのに、さすがに座長はっているだけあって
台詞も一番多いし、ずっと出ずっぱり
吉本新喜劇では必要な定番ギャグは無いのに間違いなく一番おもろい
すごいわあ
時代はこうして継承されていくんやなあ

ショップ
さあ、ショップだ



そんな中で、この辻本茂雄メモを買いました
当分吉本の思い出に浸れます

ありがとうね
ほんまおもろかった
一生の思い出になるわ

さあ、まだ始まったばかり、続きは数回に分けてレポートしていきます

[お出掛け]シリーズはこちら(少し下げてね)

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