お彼岸に墓参り。中野編

(2023/9/24の事です)

今日は朝から晩までカミさんがいません
おおっ、こりゃすごい
帰って食事も作らなくて良いからかなり長くお出かけに時間が使える

となると、鎌倉の続きか
と思ったのですが
朝、小雨が降っている
もう少し近場にするか

この前買ったLUUPの3時間で980円のクーポン早く使わないと
期限切れになっちゃうといけないし

予報だともうすぐ雨もやむはず
よし、中野区だ
中野区
方南町の駅を降りる

ええっ、降っているの?
小雨
だとすると、Luupの電動アシスト自転車は使えない
雨よやめやめと念じつつ、Luupのポートへ

手続きをして、最後のOKボタンを押そうというとき、
さらに少し雨足が強まった

無理かあ

あきらめて歩きに変更
傘を指して最初の目的地へ向かう

善福寺川
途中に善福寺川

あそこにカモがいるぞ
これは、ひょっとして、秘密兵器のタブレット用望遠レンズを使う時が訪れたのでは
ヨシッ


白鷺も

小さなチドリまで

チドリと白鷺の競演

済美教育センター

ここは向山遺跡が発掘されたところ

熊野神社

あれ?
雨、やんだかも
元のLuupのスポットに引き返す

ようし、電動アシスト自転車を借りて、ズンズン回るぞ

多田神社
源満仲(別名、多田満仲)が創建

源氏は
ケーキは饅頭寄りの部が/より良しと/八幡に誓った為良し友より友
と覚える
(経基(つねもと))(満仲(みつなか)・頼信(よりのぶ))(頼義(よりよし))(義家(よしいえ))義親,為義,義朝,頼朝
の順ね
ケーキと饅頭が続くところが良いでしょ

その横が宝福寺


お彼岸なので彼岸花

善福寺川と神田川の合流地点です

れんげ公園
本郷堰の跡があります

神田川から灌漑用水をとるためのダム

川島地蔵

当時の川島村の全員、誰一人も欠けず、このお地蔵様を作った
人々の思いや願いは何だったろう

向台子育て地蔵尊

千羽鶴とかがきれいに飾られ、
人々に親しまれているんだなと良く分かる

かなり広範に移動
桃園橋
おかこい(綱吉の生類憐れみの令で保護されたお犬様たちがいっぱい飼われたところ)

を経て
中野サンプラザもまだ壊されていないことも確認

「たきび」の歌発祥の地
♪かきねの かきねの 曲がり角
たきびだ たきびだ 落ち葉たき

童謡の作詞者、巽聖歌(たつみせいか)
このあたりに住んでいた
毎日ここの前を散歩する中で、歌が出来上がった

私有地なんですが、巨木がいっぱいの大きなお屋敷
ここの垣根が童謡になったということで
垣根はそのままの形でずっと残してくれている

曲がり角

別の角に目新しいパン屋さんがあった
その名も「たきびのおうち」

売り切れると終了、と書いてある
入ってみましょう

すみません、もうこの3袋だけなんですよ

分かりました
それでは、これください

12:00回ってお腹がすいていた
パク
えっ、これかなり美味しい

次から次へとお客さんがやって来た
かなりの人気店のようだ

パンをかじり、歌を歌いつつ、次の目的地へ

♪かきねの かきねの 曲がり角

お墓参り
あまり、季節の行事もやらず、墓もない家庭で育ったもので
彼岸という季節感が分からなかった

ウォーキングするようになり
お寺回りとかしていると
いつもと違う、って日がある

どうしたんだ今日は、さっきのお寺も、このお寺も、墓参りの人が多いな
彼岸花が咲いているぞ
なるほど、今日は「お彼岸」か

秋分の日、今日はお彼岸の中日だ
このあと、怒濤の墓巡りになるのだけど
お墓参りのご一行といっぱいすれちがう

おたくさまたちは、本当のお墓参り
私は名所巡りの一環
お邪魔かなあ、とは思ったけど
昔の著名人たちも、墓前で手を合わせる人に悪い気はしないのではなかろうか
私だってお彼岸の墓参りだと勝手な解釈

功運寺

ここのお寺はすごかった
有名人のお墓がいっぱい
共同墓地でない一寺院で、ここまで多くの著名人の墓があるのは見たことない

墓は散々色々行っていますが、案内の棒とかがないと探すのに思いきり苦労します
ここは、懇切丁寧、途中の矢印やその場での棒がとても充実していて分かりやすい

■歌川豊国(初代、二代、三代)

浮世絵師は有名な人がいっぱいですが
江戸も後期になってくると、歌川派の独壇場
その中でも初代豊国は派中最大の絵師と称賛されています
初代豊国

二代豊国

■林芙美子

放浪記の作者
以前、林芙美子記念館も行きました
薬王院のぼたんと林芙美子

このあと、まだまだ続きますが
長くなりましたので、続きは次回

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激闘の鎌倉 その4

激闘の鎌倉
激闘の鎌倉 その2
激闘の鎌倉 その3
の続きです。

浄名寺
[南北朝時代]
鎌倉五山の第五位になります
足利尊氏のお父さん、貞氏の墓があります

おっと、足利直義(ただよし)の墓もあるぞ
足利直義は超切れ者で、足利尊氏が幕府を開いたが、政治の事は弟の直義に任せきりだった
そのまま仲良くいって欲しかったけど観応の擾乱(かんのうのじょうらん)という内部抗争
直義は敗れ原因不明の
こちらもよろしければ
[足利将軍]1-4 足利尊氏。第三幕は決定的

あれ、どこにあるのか分からない
墓地の一番上まで行っても分からず、入口のところまで戻って
すみません、直義の墓地はどこでしょう

再度探すが、どうにも分からず、また引き返す
普通は諦めるところだけど、直義は今回色々訪れた中で一番感情移入しているひと
やっぱりもう一回聞こう

結局、墓地の中ではなかった

あったあ
やぐら


うーん
幕府を支えた実質トップだった人なのに
負けちゃうとこうなのかあ
墓自体作ってもらえず、後の人が供養塔としてやぐらに納めたのかも知れない
じわっと、こみあげるものがあった

鎌倉公方跡
[室町時代]
鎌倉公方が置かれた場所
ここだけということではなく、頼朝の墓があった法華堂の辺りまでのかなり広範囲の敷地だった
室町時代にはここで関東一円を治める政治が行われたんですね

いかんっ、電動アシスト自転車の時間4時間が迫ってきた
頼朝の建てたでっかい寺、永福寺(ようふくじ)跡まで行きたかったけど諦めましょう

鎌倉駅まで戻りつつ、あと2つくらい行きたい

大巧寺
[鎌倉時代]

頼朝が平家を討つ時、みんなで会議した場所

平家どうする
そら、こうしてこうしてこうやって
おお、そらええ
そうしましょ

もと、梶原景時の屋敷内にあった大行寺
会議の結果が巧く(うまく)いったと
大巧寺に改名

その後、日蓮宗に改宗
ある日、第五世日棟のところにやって来た女性
私、難産の末、命を落として成仏出来ずにいる妊婦のお化けなんですの
なんとかしてもらえません?

はい、分かりました
宝塔を建立

今後、妊婦さんがここで拝めば、必ず安産になる事を約束しましょう

あら嬉しい、これで私も成仏出来るわ
お産女が転じて「おんめさま」と親しまれているお寺です

私もお願いしてきました

元八幡
[平安時代]
由比若宮(ゆいわかみや)八幡宮、又の名を元八幡

そもそも、源氏がなぜ鎌倉に幕府をおいたかという大元のゆえんの場所
源頼義がこの場所に京都石清水(いわしみず)八幡宮を勧請したから
頼義は八幡太郎義家のお父さん
頼義、義家、義親、為義、義朝、頼朝の順
頼朝が幕府を開くとき、元々の八幡宮を大きくする事も考えたけど
あまりに狭かったのと、風水で考えて、都は京都のような感じに作りたかったので
海からどーんとまっすぐ上のど真ん中に鶴岡八幡宮を作ったんです
うーん、確かに狭い
予想以上に小さかったです

ちなみに由井若宮とか若宮大路とかの若宮ってどういう意味かというと
八幡宮は応神天皇を祀っているんだけど
若宮八幡宮はその子供の仁徳天皇を祀っているから若宮

なんとか、4時間期限に間に合いました

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激闘の鎌倉 その3

激闘の鎌倉
激闘の鎌倉 その2
の続きです。

まずは大まかな位置関係をお伝えしておきましょう

大蔵幕府跡
[鎌倉時代]
出ましたあああ。鎌倉幕府がここにあったのでございます。

最初に置かれた幕府
頼朝はここでお仕事したんですね

はい次は?
どれにハンコ押せば良いの?

清泉小学校の角っこになるんですが
可愛いのが、その横にガラスに覆われた掲示板があって
その中に小学生が調べてまとめた大蔵幕府の説明

これ書いた子は一生ものの自慢ですね

源頼朝の墓
[鎌倉時代]
白旗神社というのがあります。
源氏は白旗、平家は赤旗ですから

その横の階段を昇っていくと、源頼朝の墓

さすがは頼朝
大物の墓らしい墓です

横に法華堂跡の案内板

鎌倉時代の最初の方は、大物の墓は法華堂というスタイルで作られたようです
鎌倉は三方が山で囲まれ、狭いので、都として発展して人口が多くなってくると
墓を作る土地がなくなってくる
法華堂というスタイルはなくなり
一般庶民も含め、墓を作っちゃダメという禁止令が出される

仕方ないので、鎌倉特有の「やぐら」という墓のスタイルに変わります
北条政子や源実朝の供養塔にありましたね
崖を横に掘った洞窟です
あちこちにあります
今回行けませんでしたが、まんだら堂やぐらというところは、やぐらのマンションです

不覚にも、案内板の中に「北条義時の墓」とあったのに気づかなかった
ただ、ネットで見ても出てこないので、頼朝のような墓自体は残っていないんだと思う

勝長寿院跡
[鎌倉時代]

年配の方たちが団体で歩いていた
ひょっとしてウォーキングイベント?
自分が主催している身なので、とても気になる
せっかく勝長寿院跡の碑のところまで来たのに
碑を見るより先にみんなで日陰の所に集まった

すぐそこに碑があるのですが、この辺一帯は勝長寿院というとても大きなお寺がありまして

まず、碑を見てから説明の方が良いんじゃないかなあ
すみません、余計なこと

改めて、勝長寿院の説明
今は、碑しか残っていませんが、当時はとても大きなお寺
鶴岡八幡宮寺、永福寺とともに鎌倉の三大寺院というからよほどのものだった
源頼朝、北条一族のあらゆるゆかりのものがほぼここにあったと思われます
頼朝の墓だけはさっきの場所に移したけど
北条政子、北条義時、源実朝等々そうそうたる面々は
全てここに墓があった
寺と共に、焼失
再建されたがまた焼失
結局鎌倉公方が古河公方となったことで保護を失い、そのまま廃寺になってしまった

歌の橋
[鎌倉時代]
1213年(建保元年)、和田合戦のきっかけとなった泉親平の乱に関係したとして
誅殺の命が下された渋川兼守。
明日死刑という段になり、兼守は人づてに十首の和歌を荏柄天神社に奉納しました。

これを詠んだ実朝
感動して、兼守の罪を赦したそうです。
さすがは歌が大好き実朝
百人一首だとこの歌
世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも

感謝した兼守が恩に報いるために造った橋がこの歌の橋

上杉氏憲(禅秀)邸跡
[室町時代]

上杉禅秀こと氏憲(うじのり)は関東管領、鎌倉公方の補佐役です
その時の鎌倉公方は、足利持氏(もちうじ)
そして、その時の将軍は義持(よしもち)
ところが色々ありまして、上杉禅秀が反乱を起こす
上杉禅秀の乱です
この上杉禅秀側に着いたのがあの足利義嗣
[足利将軍]3-7 足利義満。そんな殺生な
複雑怪奇な展開なので、今度ゆっくりお話するとしましょう
結論だけ言いますと、上杉禅秀は最終的には負けちゃいます
そんな上杉禅秀がここに住んでおりました

報国寺
[南北朝時代][室町時代]
その近くに報国寺という寺があり
上杉禅秀の墓・北条・新田合戦 戦死者供養塔があります
行かねば

そこに至る道にも美しい庭園


あれ
なんだか変

拝観料払う入口の所に行列ができている
不思議だなあ
中入らなくても、上杉禅秀の墓・北条・新田合戦 戦死者供養塔なら、これだと思うんだけど

そういうと、竹で有名な報国寺つて書いてあったなあ
みんな竹目当てなのね
上杉禅秀の墓・北条・新田合戦 戦死者供養塔に行列はしませんね

今回私が訪れた場所は、人が多くいるところは全然なかったのですが
唯一この報国寺だけ
改めて、私の興味のある場所と一般の人たちの興味のある所に
大きな大きなズレのあることを再認識

確かに竹はとても魅力的ですが
まだまだ行きたい所あるので、行列に並ぶのはやめときましょう
例によってネットから写真を拝借


このあともう少しあります
続きは次回

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スマホ用、望遠レンズを試してみました

(9/18[祝]の事です)
鎌倉レポートにちょっと割り込みです

ホントにたまになんですが、ウォーキングしていて
私のタブレットで撮しても良く分からない。
もう少し望遠なら良いんだけど、と思うことがあります

かといってたまに持っていくデジカメだと解像度が良すぎて
普通にアップしようとすると「サイズが大きすぎます」と言われます
仕方ないので写真をタブレット側に持ってきてタブレットで表示させ
スクリーンショットで画面を取って周りを切り取るという
とてもめんどくさくてアホらしい作業をしています

デジカメを持ち歩くのもめんどくさい

タブレットのカメラのところに外付けでレンズがつれられれば良いのに
と漠然と思いましたが、特に調べるでもなく、そのまま忘れておりました

数日前、その事を急に思い出し
調べてみました

やっぱりあるよね
ピンからキリまでいろんなの

使う機会がそれほど多くないのは分かっているので
20倍タイプの中で一番安い2000円ちょっとのものを購入

Amazonから届きました

おおっ、かっこいい

クリップでタブレットの右上のカメラの所に取り付けるので
スマホでもタブレットでもどんな機種でも大丈夫

タブレットのレンズと、このレンズが一直線上になるように少しずつずらすと
ある場所でタブレットのカメラの画像がパッと広がります
よし、この位置だ

本当なら、今日は祝日なのでお出掛けして試したいところですが
カミさんがいるので無理
近くの黒目川沿いのウォーキングコースをちょこっと歩いてみましょう

カワセミがいることがあって
そういう時ってすぐ分かる。
でっかいカメラを持ったおじさんが1人か2人いる
すごいよね。なんでカワセミがいる時間と場所が分かるんだろう

おじさんいると良いけど

おじさんもカワセミもいないなあ
仕方ない、普通に対岸の葉っぱ撮ってみよう

これが望遠レンズつけないときに、タブレットで最大のズームにしたときの画像

望遠レンズつけると

おおっ、でかい

向こうの竹を撮ってみましょう
これが

こう

良いじゃない

もっと手ブレするかと思ったけど、思ったほどではない
うまく、画面全部の被写体に焦点を合わせるのはやっぱり難しい
まあ、2000円ですから

これくらいのサイズであれば
いつものお出掛け用の斜めかけショルダーに常時入れておく事が出来る
たまにやって来る、あのちょっと遠い所のも撮したいってときに対応できそうです

鯉、撮せるかな

望遠じゃないとこうなので

意味はあるんだけど
きれいには写らない
動きのある被写体は難しいですね
これでも6~7枚撮った中で、一番きれいに写っているもの

他に撮したいものがいまいちないなあ
普通に花うつそ


あれなんかどうかな。果実
これが

こう

良いんじゃないでしょうか

あとは、実際のウォーキングの中で意味のある写真が撮れることを期待すると致しましょう

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