独裁者のいぬ間に

大事件です。
カミさんがいません。

研修
会社で茨城県に泊まり込みで研修です。

食事は各自外食してきてね

前日言われたのを、家に着いた瞬間に思い出しました。

あっそうそう、そんなこと言っていたなあ

すごく遅くなるから、という日は結構あって
そういうときはコープさんの、セットもの料理を作ったり
週末の作り置きを若干アレンジしたり

セットもの料理というのはとっても便利で
材料がほぼカットされてまとめられ
入っている紙の通りに作るとすぐに出来、しかも美味しい。
だいたいレシピをネットで検索したりして、調理時間10分ってあっても
なかなかそうはならないけど
コープさんの簡単調理は、見事にその時間で出来上がる。

冷蔵庫を見ると、週末に作り置きしたポトフとエビサラダが若干

ご飯はあるので、その残り物となめたけだけで済ませた。

何にもしなくていいなんて、こりゃ天国か。

長女から電話。

今日、お母さんいないんだよね
ご飯はあるの?

いや
お父さんは、残り物で食べちゃったから
残り物もないよ

やったぁ

不思議でしょ。

長女は、食に頓着がないので
お腹が満たされればそれでOK
好き嫌いで言うと、クリーミーな洋食が好き

2年ほど一人暮らししていた時は、毎日コンビニ弁当のドリアとかだったけど
飽きるってことがない。
カップラーメン、カップ焼きそばの類いも大好き。

カミさんは、それじゃ健康に悪いからと
手料理を作って置いておくんだけど
本音で言うと、そういうちゃんとした料理は苦手。

気づかなかった振りして、手料理の横でカップラーメン食べてたりする。

本人もそれには罪の意識があるようなんだけど
今日は、大っぴらに、ちゃんとしていない料理が食べられる訳です。

案の定、コンビニでドリアを買ってきました。

次女はというと、はなから夜中まで帰ってくるつもりはありません。

平和
ご存知かも知れませんが
うちは、カミさんが独裁政権をしいています。

次から次へと指示命令が飛びます。

燃えるゴミを集めろだ、洗濯物をたためだ、洗い桶の食器をふきんでふいて片付けろだ

さあ、座ってブログ書こう、と思うと、はい次

さらに、お風呂に入る前の汚い足で布団を踏むな、だの
ソファは畳んだ洗濯物を置く場所だから人間は座るな、だの
カミさんが勝手に決めた、訳の分からないルールが山ほどあって
ずっと怒りまくっている。

体に悪いと思うけどね。

平和だねえ
とっても静か

長女は、スマホをさわり、私は、タブレット。

なんかしなよ
せっかく平和なんだからさ

そうだよね
そうは思うんだけどね

日頃から何だかんだ言われながらも、ブログ書いたり、本を読んだりはしている
いつも通り

結局いつもと一緒だね
思いつかないよ

もったいないよ
ウォーキングとか行ってくれば?

ええっ、真っ暗だしなあ。

いざとなると、何にも思い付きません。

生チョコレート
ROYCE’の生チョコレート
ずっと前から冷蔵庫の奥に入りっぱなしになっているのを知っている
ちょこちょこチェックし(チョコだけにね)
賞味期限が切れた段階で、ちびちび食べていっている。
賞味期限が切れたものって全部私の担当になるので
ばれたところで実は問題ないんですがね

最後の一筋を平らげ
証拠隠滅のために、空箱は、バラバラにしてゴミ箱の奥底に。

お風呂と就寝
お風呂に入ったあと
布団を敷いて寝る準備

横のカミさんの布団がないだけで、いつもの場所に布団を敷いた。

長女がやって来た。

布団を斜めに敷くとかさあ
どーんと大胆な行動に出なよ

そりゃ大胆だね
傍若無人、豪放磊落だとも言える
聞いて聞いて
さっきお風呂に入って、ビール飲んじゃったよ

すごいっ
もう一回入り直して
もう一回ビール飲みなよ

ああ、哀しきかな、小市民

カミさん、どうしてっかなあ

[家族]シリーズはこちら(少し下げてね)

[昭和歌謡]86 木綿のハンカチーフ

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

木綿のハンカチーフ
太田裕美
作詞 松本隆 作曲 筒美京平
1975年

♪恋人よ 僕は旅立つ
東へと 向う列車で
はなやいだ街で 君への贈りもの
探す 探すつもりだ

いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ都会の絵の具に
染まらないで帰って
染まらないで帰って

歌詞
心打つ歌詞、では、1位2位を争うんじゃないでしょうか。

大人になって読み返して
違った意味でグサッと来ます。

遠距離恋愛
彼氏は東京へ
都会の良いものを伝え、送ろうとするけど
彼女は、昔のままの素朴な彼氏であることを願う。

遠距離恋愛って経験がない
東京に出てきてから、ずっと田舎の一人の女性を想い続けたというのも
完全に一方的片想い。

ただ、もう少し広く考えると
私は未だに関西に帰ってはいない。

♪僕は 僕は 帰れない

これはまともには歌えません。

私の場合は、帰るのを待っていた人がいるとすると家族だけ

母さんの涙を一回だけ見た
私が東京に行くときの、最後の駅のホーム。

結局、帰らないままで、母さんは亡くなった。

カミさんの涙もびっくりした。

カミさんの実家は、山の中なので
なまじっか地方都市の私なんかとは、田舎への思い入れが全く違う。

結婚してずいぶん経ってから。
まとまって長めに東栄町(カミさんの実家)に行くことがあって
最後に東京に戻ろうと言うとき

結婚したての頃だったら分かるけど
ずいぶん経っていたので
えっ、何が起こったんだろう、って
何をすればいいのかが分からなかった。

木綿のハンカチーフの歌詞だけを見ると
こんなに彼氏の事が好きで、
ずっと彼氏を気遣っているのが分からんか
このスカタン

な訳だけど

彼氏だって
一度は憧れの東京に行ってみて
すぐ帰って来ようなどという
物見遊山で上京したわけではなかろう。

ああ残念
もう少しやり方があったろうに。

どこに生活の拠点を置き
どんな人生、どんな家庭を形作っていくのか
そんな根幹の問題。
聞く人によって100人が100通りの思いで聞くから
胸を打つ歌になるのだろう。

それにしても、太田裕美は声が可愛かったですね。

[昭和歌謡]シリーズはこちら(少し下げてね)

またまた玉川上水。続けて繋げてまた続けて。

またまた玉川上水。続けて繋げて。
の続きです。

山本有三記念館
何だろうこれ

何々?
山本有三記念館か

まあ、山本有三って名前は知ってるけどどういう人か良く知らないしな
有料なんだろうな。ふむふむ300円。
ん?
企画展が、「女人哀詞の時代」
唐人お吉の小説。
ちょっとちょっと、それ最初に言ってよ。
山本有三さんは良く知らないけど、唐人お吉が300円なら入るでしょ。

唐人は大好き。
詳しくはこっちを見てね
唐人お吉の悲しすぎる運命

あっ、そうか
山本有三って路傍の石の人ね
ならば子供の頃読んだことある。

これが、路傍の石

山本有三さんの家です。素敵です。

ここに住んでいたということは、太宰治とご近所さんということですね
時代もダブっているかも
顔見知りだった可能性が高いです。
当時の二人のサインのある回覧板が見つかったらえらい高値が付くでしょうね。

町内会で、盆踊りやるから6:00に集合
はーい。

暖炉が素敵

他にもいくつか暖炉があります。
寒がりだったんでしょうか


洋館の中で急に、書斎だけ和室

ここで、小説を書いていたんですね

鞄とか背広とか、色々


さあ、女人哀詞

山本有三は劇作家で有名になり、その後小説家にシフトしていくのですが
劇作家として最後の方の作品が女人哀詞(唐人お吉)

当時、下田在住の郷土史家、村松春水の研究で
唐人お吉の存在が世に知られることになり
急に、お吉ものが世に溢れます。

特に十一谷義三郎の「唐人お吉」は秀逸で高い評価を受けます。
山本有三も読んで感銘を受けたひとり。

ただ、そうだろうか、と疑問を持ったことがひとつ。
酒に溺れて自殺に至る後半生にもっと焦点を当てたい。

山本有三の女人哀詞は、お吉ものとしては遅れはとるものの
女性の弱さと悲しさと、そして強さを見事に表現し、ブームを決定付けます。
水谷八重子、山本安英といった名優により演じられ大評判に。

その後、坂東玉三郎等名だたる名優たちが続々と演じています。

面白いのが、翻訳されて海外でも出版された事
特にフィンランドで大人気になり
演劇をフィンランドでも上演したいとの申込み。
山本有三は大変喜び、山本安英の使った着物とかを贈ったそうです。

普通に、洋館と庭園として見てもとても素晴らしい





いかんいかん。こういうとこ入っちゃうから全然進まないんですね。
お陰でずいぶん涼む事が出来ましたが。

井の頭公園
井の頭公園にやってまいりました。
以前井の頭公園をウォーキングしたとき、その中の玉川上水の部分は歩きました。
井の頭公園に行ってきました。
はい繋がりました。

松本訓導殉難の碑

松本虎雄は小学校の先生
今日は、井の頭公園に遠足嬉しいな。
みんな大はしゃぎで興奮し
児童のひとりが、玉川上水に落っこっちゃった。

虎雄先生、すぐに飛び込む
児童は助かったが、先生は帰らぬ人に。

こういうのはうるうる来ちゃいます。
とっさの事だから、先生は何も考えず自然に体が動いちゃったんでしょう。
こういう碑は非常に良いと思います。
せめて、多くの人が思い出してあげないと、浮かばれません。

牟礼(むれ)分水
来ました。また分水です。

コツが分かってますのでね。
堰があって

そのちょっと前を、分水口の逆岸側から探すと、ほれ発見

本の図面はこんな感じ

その後も緑が続きます。




お陰で、猛暑ではあるものの、思ったよりは何とかなりました。

さあ、どこまで行こうかな
三鷹台までと思ったけど
欲張ってもう一駅分
久我山まで

今まで〇〇市だったけど
いよいよ23区に入って来た。

えっ
急にテイストが。


あか抜けてるっ

こんなに違うかね
23区は金があるんですね

案内版もお洒落

いよいよここで曲がれば久我山

烏山村分水
その曲がり角のあたり
ひょっとして、分水?
烏山村分水
ラッキー
しかも、そう遠くないところにさらに
上北沢村分水
期待していなかっただけにとても嬉しい。

葉っぱでほとんど分かりませんが
これが烏山村分水

これが上北沢村分水

そしてそのあとの堰

うーん。やっぱり良く分かりませんね

結構進みました

おでかけマップ

またまた玉川上水。続けて繋げて。

(8/17のことになります)

玉川上水
何だか玉川上水で勢いついちゃっています。

昨日ちょこっと、曙橋まで行きました。

今日は天気も良いし、その続きだっ

テレビでは、猛暑で危険マークがついていて
不要不急の外出は避けましょうと。

不要ではありませんが、確かに不急と言われれば、まあね
でも、せっかくとったお盆の4連休を台風だカミさんだで、ぐだぐだ過ごしているわけですよ。
濡らして冷蔵庫で冷たく冷やしたタオルを首から下げていくと言うことで
何とかご勘弁いただけないでしょうか。

さあ、曙橋

車で行っちゃダメなのでバス。
小金井橋で降りて、違うバスに乗り換えて、曙橋の近くまで行きましょう。

ん?

参った。
我ながら自分の頭の悪さにくらっくら来ます。

昨日、逆方向とは言え、時刻表を確認して本数がないことは分かっていた筈
一時間後かいっ
何で自信満々に、バスを乗り換えれば良いと思ったのか

結論的には曙橋まで歩くしかないわけですが
だったら、昨日の「ちょっとでも進めておこう」、は
全く意味がなかったことになってしまいます。

結論は分かっているので、気持ちを切り替えましょう。
ゴー

途中、桜を3人で調べている人がいました。

おっ
これは知ってるで。
今から10年かけて、玉川上水を改善しようプロジェクトだな
なんせ、こっちは2日連続で歩いてます。

桜を調べておられるんですか。

はい

どうですか。調子良いんですか?

いえ、こっちの道側はもう老木で
上水側に若い桜を植えていっているんですが
管理が悪すぎて、全然育たないんです。
もう、計画から3年遅れで
我々、一本ずつ現状を調べて
データを行政側に提出して
もっとちゃんとやってくださいと言おうとしているんです。

びっくりしました。
てっきり行政の人達かと思っていたら
民間ボランティアの人だったんですね。

よろしかったら、こちらのホームページも見てみて下さい。
名勝小金井桜の会、というようです。
http://koganeizakura.com/index.html

曙橋に着きました。
一回来ているので、写真を撮ったり看板をじっくり見ないというのがありません。
そうすると、結構あっと言う間でした。
30分。
曙橋の鯉たちも元気。

さあスタートだ。

全般的にこんもりして、ほとんど川面が見えませんが
所々、橋から眺めて川が見えたりします。

今日の一番の目的は、分水を確認すること。
玉川上水。このルートには深い意味があった。
で書いたように、
分水は武蔵野台地全体を潤す血管のようなものだと分かりました。
江戸好きの私としては、
これはもう、分水の確認は、しなければならない「仕事」のレベルになりました。

千川上水
いきなり大物です。
6上水のひとつでもあります。

清流復活プロジェクトで野火止用水と共に清流が復活しています。
平成元年3月です。

玉川上水の碑というのもありました。

こっちが千川上水側

こっちが本流側

本に出ていた図面だとこんな感じ(ぼやけていてすみません)

ここには、水衛所というのもありました。

点検や清掃のために人が常駐しているところ。

境浄水場
玉川上水のすぐ横にあるので玉川上水の水を使えば良いと思うんだけど
地下水を汲み上げて使っている。
昔から、今の武蔵野市は地下水が豊富だったらしい。
広大な土地です。


数年前から、内部見学会が中止になって、今は一切公開はしていないらしい。

そこを何とか、と頼んでみようと思いましたが
そもそも誰もいませんでした。

國木田独歩、文学碑


武蔵野と言えば國木田独歩ですね

品川分水

水の入り口自体は、こんもりしすぎて確認できませんでしたが
すぐあとにある本流側の堰(せき)がこれ

本にあった図面ではこう

だんだんコツが分かってきました。
玉川上水の分水の見つけ方

本流側にある堰を見つければ、そのすぐ上流に分水口がある
分水に入れる水量の調整をしたんでしょうね。

かなり流域面積の大きい、大物です。

いちょう橋
いちょう橋とぎんなん橋が隣り合って2本というのがお洒落。
そしてここに、中島飛行機関連の碑が。

中島飛行機は以前調べました。
零戦を作った飛行機会社
空襲に関する講演でとても驚いた

三鷹
三鷹駅の近くへ来て、基本は暗渠で潜るんですが、
その一部を上に流して遊歩道にしてくれているところがありました。

ということは、水を触ることが出来ます。

玉川上水をさわれるのは、小平監視所の所とおそらくここだけ。

太宰治
この辺りに太宰治が住んでいました。

おそらくこの辺で玉川上水に身を投げて自殺しています。

不思議だなあ。
今の流れでは到底自殺出来るほどの水量がない
死体が発見されたときの写真を見ても、ここで自殺するには難しい気がする
よほど、薬を飲んで意識がほぼ無い状態で入水したんだろうか

太宰治の遺作、グッドバイを読んだことがあるけど
大爆笑出来るコミカルなものだった。
絶世の美女なんだけど、口を開くとガラガラ声で喋る言葉がことごとく下品で
みんな幻滅してしまう人がいる

主人公が、縁談を断るためだったか、その美女に
恋人であるかのごとき芝居を打ってもらう。
絶対人前で喋らないように言い聞かせたのだけれど・・・

・・・は、本当に・・・で、そのまま自殺するから続きが分からない。
誰か続き書いてくれないかなあ。
それまでの太宰治だったら分かるけど
こんな大爆笑出来る作品の途中で自殺出来るもんだろうか
タイトルは、グッドバイなんだけど。

まだまだ、玉川上水の旅は続きます。
続きは明日ね。

おでかけマップ