東京農工大学、科学博物館。ええっ動くの?

昨日は練塀と増上寺のウォーキングイベント
今日、土曜日は自動車の法定点検、13:00からです。

カミさんがお休み
ってことで、掃除はとても丁寧にやる必要があります

来年から始まる、カミさんが休みの「恐るべき週末」の予行演習となります

朝から掃除をして、終わったのが9:40頃
カミさんは、第2の仕事、第三者評価っていうのを家でやっています

さあ、じゃあ、法定点検行ってくるわ

ええっ、もう行くの

うん、早めに行かないとね

車屋さん行くのに、帽子被っていくんだ

それは寒いからよ

晩御飯の準備までには帰ってきて、ちゃんとやってよ

はーい

東京農工大学、科学博物館
車屋さんに直行する訳ありませんね
法定点検という事実があるので、カミさんに気づかれず(?)お出かけできました

13:00までの3時間。
車で行けて短時間
GoogleMap に「行ってみたい」マークがついているここだ

短時間で、との条件から割り出した場所なので
正直、それほど期待はしておりませんでした。
東京農工大学さんごめんなさい
散々色んな博物館に行きましたが、結論から言いますと
今まで行った博物館の中でベスト1
ビックリ仰天、驚天動地でございました。

途中から無茶苦茶紙面を取ることになると思いますので
前半は飛ばし気味に行きます

ロボット小太郎君

学生さんたちが織物をおっている機械

遠藤章教授の各種大発明


東京農工大学は元々養蚕からのスタートらしく、
このあと、繊維がらみの展示が多くを占める



和田英の富岡日記をシリーズでやったので
製糸にはとても親近感がある
和田英の富岡日記、やっぱり有名なのか
[富岡日記]2 神様お願い
[富岡日記]3 盆踊りが思わぬ方向に。
[富岡日記]4 やはり七粒も八粒もお付けになりましたか
[富岡日記]5 郵便とやらで手紙を出したら
[富岡日記]6 二日目からダウン
[富岡日記]7 頑張る理由。横田家の無念
[富岡日記]8 後ろ指さされないため

おおっビックリした
後ろに女の人が座っていた

「めくって探そう、繊維のチカラ」って書いてある

ええっ、良いんですか
いや、あかんと思うんだけど
絶対あかんと思うわ
大分悩んだあげく、ブラウスの裾をちょっとだけめくってみた
何かがあるように思えない

ええっ、スカートの方にも同じように書いてある
えっ、それは、いくらなんでも、あかんのと違う?
逡巡したあげく、
ちょっとだけ、ほんとにちょっとだけ、スカートの裾をめくる
うーん、特に何もないなあ

椅子に貼ったシートにも同じ札
ここでようやく意味が分かった
なんだ、このカード自体をめくって説明を見て、ってことね

おじさんをからかわないで~

ガ、ガラ紡?
おおおっ
が、臥雲辰致(がうんたっち)やん
俄然テンション爆上がり



どういう事かというと
歴史検定2級の勉強をしているときに出てきた
日本初の紡績機械「ガラ紡」という機械を発明したのは、臥雲辰致(がうんたっち)
機械の名前も発明者の名前もユニークだったので覚えやすかった
まさか、その歴史的な機械にこの場で会えるなんて感激

製糸の機械
かなり大がかりになってきた

これって何だろう。
糸を組み合わせるんだろうけど

そうこうしているとき、初老のおじさんが現れた
さっきの色んな色の糸の機械の横にあるハンドルを回し出した

あれ? ひょっとしてここの博物館の人かな

これ、動くんですか?

そうですね。ここを回してもらえれば

来ました、ハッピータイム
私は博物館ではそのテーマについて楽しそうに話してくれるスタッフの人と話すのが大好き
ハッピータイムと呼んでいます。

ここから、至上最高のハッピータイムが始まることになります

これがね
こう来たあと、Uターンするんだよ

ええっ、どういう意味ですか?

回しますよ。良く見ていて下さいね

うわっ。となりに移りました
舞踏会みたい

回させてもらっていいですか
ほんとだほんとだ

だから、出来上がった紐が平らになるんですよ

こっちの方は同じところでグルグル回るだけなので
出来た紐が丸くなる

ちょっとすみません。動画録りたいんで回していただいてもよろしいでしょうか

同じ色の糸巻きが横に横に移動していっています
※後でガラ紡と一緒に動画にしていますので見てね

いくつかの種類の機械を動かせていただいて感激
せっかくなので、さっきの製糸の機械についても質問してみた

どこに繭を置き、どういう風に糸になっていくか
どうなったときにどこから次の繭が送り込まれて、とかを細かく教えていただいた

すごく分かりやすい説明

こっちのガラ紡すごいですよね
歴史の勉強しているときに出てきましたよ、臥雲辰致(がうんたっち)
その機械が見れるなんて

これは、さっきのと違って綿ですので

木になる綿花の綿ですね。あっほんとだ。
繭じゃない。良く分かっていませんでした

綿をこの丸いところに入れましてね
端をこう引き上げてこれだけの量を一気に糸にしていく画期的なものです
それまでは糸巻き機で一つ一つでしたので。
この丸いところも回るので、糸がよれて上がっていきます

ええっ、ちょっと待ってください。ここも回るんですか

はい、動かしてみますとね

えええっ、動いた
動くんですか、歴史的なこの機械が

大感激

いやあ、ほんとにビックリしました
感激です。本当にありがとうございました

ほかも色々見て帰ります

ええっと、あと何があるのかな
一階か

一階に降りてみると、さらに大きな機械が色々置いてある
うわあああっ
こりゃすごいぞ

と、奥のドアからさっきのおじさん

あら、先ほどは

先ほどの感動はほんの序章に過ぎなかった
続きは次回

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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