2014/12/21 記事追加

・ナンバ歩きで揺れています。
・当面ちょこっとだけナンバ歩きの考え方を取り入れた「ちょこっとナンバ」で試そうかと思っています。
・詳しくは、ちょこっとナンバをご覧ください。

・また、たんぽぽの花の色を間違って完全削除してしまいました。
・思い出しながら再現しました。
・最後の方とかちょっと違うので、一度読んだ方も、よろしかったらどうぞ こちら

ちょこっとナンバ

ナンバ歩きの実感
・ナンバ歩きを3日実践してみた。
・まだ、3日ながらも心が揺れ動いた。
・一日目はいつものコースで30分。最初にしてはまずまずかなと思い、試してみる価値ありと思った。
・二日目は32分。記録が落ちた。記録もそうなのだが、ナンバを習得することがいまいちできそうにないと思った。
・なぜなら、一番肝心の省エネのところに実感が持てなかったからだ。
・中心軸一本でなく、2軸を使うということが、逆にエネルギーロスになっている気がした。
・一番中心のこの部分にメリットがないのであれば、あえて突き詰める必要がないのではないか。
・とはいえ、2日で諦めるのは早すぎないか。
・いまいち乗り気になれずに、3日目を迎えた。
・気持ちはあきらめの方向だったので、「全面採用でないとしたら多少応用できる部分はないものだろうか」その視点で試してみた。
・2日目に比べるとナンバ歩きの理想を意識する割合を少なくし、「ちょこっとナンバ」で歩いてみた。
・結果的には30分。「超速足」ではなく「すやすや」として採用するのであれば許せる範囲である。
・肝心の省エネもひょっとしたら行けるかもと思った。それほど疲れなかったのだ。
・まだ、ナンバの各要素を解説していなかったので、各要素別に解説を入れつつ、現時点で実感し考えている「ちょこっとナンバ」を紹介していきたい。

ねじらない
・ナンバ歩きの一番中心要素
・現代歩き、特に今まで考えていた歩き方は、どれだけよくねじるかなので、根本的に逆である。
・右手と右足を一緒に出せば確かにねじれようがないのだが、現代風ナンバではそれは重視せず、体をねじらなければ、右手左脚でも問題なしとする。
・体の中にかまぼこ板があるように意識して、体をねじらないようにし、ねじることによる不要なエネルギーを要らなくする。
・ただ、実感としては逆にこれがいまいち。
・横回転においてエネルギーが必要な気がする。体がぶれることで疲れる。
・そこで、「ちょこっとナンバ」にしてあまり徹底しないようにした。
・「あえてねじることはしない」という程度にする。
・結果としてねじれていてもいいが、あえて、よりねじることまではしないという意味である。
・この考え方でずいぶん楽になった。
・「超速足」はあえてねじることで筋肉を作りに行くが、今日は疲れ気味なので省エネで行きたいというときは「すやすやちょこっとナンバ」という選択肢があっていい。
・ここまででいいのなら、今まで進めてきた歩き方と両立できない訳ではないと思った。

2軸
・今まで進めてきた歩き方は、中心軸を体の中に明確に意識しようというもの。
・ナンバは二つの軸を意識し交互にその軸を交代しながら、体重を移動していく。
・実感として、これがよろしくない。体が揺れる。
・ここも「ちょこっとナンバ」で改良を加えた。
・意識として3つの軸とする。
・中心軸を持ちつつ、2つの軸意識も軽く持つ。
・左右の2つの軸は骨盤の上くらいで消してしまう。お母さんが2人の子供を連れているような感じ。
・元々みぞおちあたりを支点として大腰筋で歩くようにしている。骨盤を回転させつつ歩くので、2つの小さな軸なら交互に体重移動しても、中心軸さえしっかりしていれば問題ない。
・ここも改良してなら両立できると考えた
・逆に子供の軸も意識すべき理由だが、脚をどれだけ横に広げ、脚先をどの程度の角度で広げるかと関係してくる。
・現代式が足跡が一直線に近い幅になるのに対して、ナンバではねじらないのでもう少し幅の広い平行線上を歩くことになる。
・足の角度も若干開き気味にすると腰が回転した時にちょうど足先がまっすぐ前を向くことになる。
・これについては分かる気がする。
・ほんの心もちという程度であるが、「あえてねじることはしない」とすると、平行線は開き気味にした方がスムーズな気がする。

足裏での体重移動
・ナンバはかかと着地ではなく、全体着地になる。
・ポイントは足裏(母指球[親指の付け根])あたりで地面を蹴るのではなく、単に足裏全体を置くという感じ。
・これに関しては、今日の後半で多少わかる気がした。
・全体着地はひょっとしたら可能かも。
・「蹴らない」ことで無駄なエネルギーを使わないとあるが、前への推進力の作り方がまだ実感としてぼやっとしている。
・省エネになる重心移動にはもう少しかかりそうだが、ひょっとしたらありえるという気がした。

腕ふり
・ここは明確。
・以前腕ふりの2つのバリエーション「90度ひじ曲げ」と「腕下げ方式」を説明したが、3つめのバリエーションが誕生した。
・「振らない」である。
・揺れるに任せてあえて振らない。
・「90度肘曲げ」はもちろんのこと、「腕下げ方式」もあえて振ることをしていた。
・腕を振ることで反動で脚を前に振り子のように振り出そうという発想だった。
・ナンバはこの発想をとらない。
・ねじることを否定している以上、当たり前といえば当たり前だ。
・やってみると、揺れるに任せるので多少は動くがあまり肩も腕も動かない。
・にもかかわらず速度の低下は許せる範囲。
・とするとここで省エネ効果は結構出るかも知れない。
・息の上がり方が多少ましで、それほどぽかぽかにはならないし、疲れも多少まし。
・すべてそんな気がするというレベルだが、もう少し継続していくと効果が分かってくるかもしれない。

歩幅
・ナンバの場合、歩幅は、小さめになるという。
・理屈的にというよりは、そうなりがちという程度かもしれない。
・ここをちょっと意識してみた。
・歩幅を小さくしてピッチを上げる方が「ちょこっとナンバ」にも合うかもしれない。

工夫すべきこと
・「省エネ」「疲れない」というコンセプトからすると、課題があることも実感できた。
・腹筋も背筋も使わない、腕ふりもしないということになると、前進の力は、結局下半身だけで作っているのではないだろうか。
・脚全体、特に太ももの前側、大腿四頭筋あたりがきつくなる。
・気づくたびに脱力して回復させる。
・この脱力がうまくいけば、結構長距離でも行けるかもしれない。
・さらに言えば、実感としてまだよくわからない「脚を抜く」方法とか、「重力を利用して」前に進むというようなことが習得できれば解決できるのかも知れない。

ナンバ歩き

ナンバ歩きとは
・右の腕を出したときに右の脚を出す歩き方をナンバ歩きというらしい。
・陸上短距離の末續選手がナンバ走りで記録をアップして有名になったらしい。
・古武術に基づくという。
・明治になって国の方針で西洋風の現代の歩き方を無理やり浸透させたが、それまでの日本人はナンバ歩きだったらしい。
・ナンバの言葉の由来は諸説あるようだが、歌舞伎の所作の一つというのが有力らしい。
・「無駄なエネルギーを使わない」歩き方。体を「ねじらない」歩き方である。
・私のウォーキングのコンセプトからして非常に魅力的である。

ナンバ歩きの方法
・「右の腕を出したときに右の脚を出す」というのは衝撃的だが、実はそのこと自体はそれほど重要なことではないらしい
・一番重要なことは、体をねじらないこと。
・今まで、このブログでも体をねじることの必要性をさんざん言ってきた。全面否定に近い。
・現代式ではみぞおちあたりを中心にして腰と肩が逆にねじれながら歩く。
・ナンバはねじらず同じ方向に回転させながら歩く。
・私は、胴体が大きなかまぼこの板のようにイメージしてあるいてみた。
・お相撲さんが、すり足で前に進んでいくけいこをイメージしていただければそんな感じである。
・中心軸も変わり、真ん中に一本ではなく、左右に一本ずつ。交互に体重が乗る。
・足の体重移動も違う。かかと着地ではなく、全面着地になる。
・とにかく、大きく違うので、一ページには書ききれない。
・おいおい、自分自身で実践し、実感したことを交えて、詳しく説明して行くことにする。

2014/1219 ナンバ歩き、とても面白い

・注文していたナンバ歩きの本が届いたので読みました。
・いやはやとても面白い
・詳しくは別ページで紹介する。
・根幹の部分からかなり変わるので、どうしたものか。
・昨日、試しにいつものコースをナンバ歩きで歩いてみた。
・30分。初日にしてはまずまずなのではないか。
・十分試すに値する。ただ、体に覚えさせる必要があるが、やっぱり今までの歩き方の方が良いとなって戻せるのだろうか。
・思案のしどころである。

・大学で北海道に行っている下の娘が、いったん帰ってきた。
・酒も飲むようになっていて、成長ぶりが頼もしい。
・家で有吉とマツコの「怒り新党」のテレビを見ながら酒を飲んだ。
・家で娘と酒を飲めるようになろうとは。全く予想していなかった。生きててよかった。
・娘の着ぐるみの話を別途したいと思う