今日（2017/12/9）日本橋から、浅草橋までのウォーキングイベントをやりました。
地図
一時間早めに現地に行って、見たい送水口があったんです。

その後、集合場所に戻ろうとして

あっそうだ！
三浦按針（みうらあんじん）の住居跡の碑を、下見の時、結局見つからなかったなあ
よし、探し当ててから戻ろう。

あった！
ここか

実は、ウォーキングイベントでは、三浦按針の住居跡には時間がなくて行かなかったんですが
三浦按針についてはちょっと調べたので、記事にしますね。

いきなりクイズです。
ウィリアスアダムス、というイギリス人が江戸時代の最初の頃にいます。
三浦按針とウィリアスアダムスは、どういう関係でしょう。
例えば、仕事仲間とか、上司と部下とか、恋敵とか、遠い親戚とか、そういう意味ね
簡単だったかな。

答は一番最後に書きますが、
記事の中で分かっちゃうので
一旦考えてから読み進めてね。

ではまず、ウィリアスアダムスから
ウィリアスアダムス
ウィリアスアダムスはイギリス人、仕事としては船関係の専門家です。
航海士、水先案内人、造船までやっちゃいます。

元々、オランダ人と仲が良かったんですが
オランダ人たちが、極東の方に船で行くというときに

私も混ぜて

ところが、5隻で出発したんですが、途中、スペインやポルトガルにボコボコにされたり
太平洋の途中で沈没したりで、1隻になっちゃった。

その1隻が、命からがら日本に漂着。
1600年。関が原の戦いの半年前。

宣教師たちは、
彼らは危ない奴等です、殺してしまいなさい
と家康に具申

分かった。
でも、ちょっと話を聞いてみてからね

今、西洋って、どんな感じ？

実は、オランダやイギリスのプロテスタントと
スペインやポルトガルのカトリックが仲悪くてね
ボコボコにされちゃいましたわ。
大笑い。

そういう裏事情があるから、殺せっていったのか。
うん、それで？
もっと色々教えて

漂着した仲間には、あの有名な、ヤン・ヨーステンもいました。
ヤン・ヨーステンの方はオランダ人ね。

♪大阪で生まれた女やさかい
大阪の街をヨーステン

で有名なヤン・ヨーステンですね。
おっと、間違えた。
東京八重洲の地名の元となったヤン・ヨーステンです。

おそらく、アダムスとヨーステンは
性格が良かったんでしょうね。
家康にやたらに気に入られる。

あのう、すみません。
もうそろそろ、国に帰りたいんですけど

まあまあ、そう言わんと
うちの若いもんに、色々教えたげてもらえんやろか
悪いようにはしませんから。

こうしましょ。
旗本っちゅうことにしますんで。

旗本？
私が？
フラッグブックですか？

与えられた名前が三浦按針
帯刀も認められ250石取りの旗本。
武士ですね。

まだ、江戸時代のきっちりした官僚性的な仕組みは出来ていませんので
家康が、こうだ、っちゅうたらこう

三浦は領地が三浦郡だから
按針は、アダムスが水先案内人だったことから

色んな仕事を任せられます。
西洋技術の教育とか

造船

えっ？
造船はですね
若いとき携わったことがあるという程度でして

まあまあ、そう言わずに

結局立派なものを作っちゃって
もうちょっと大きいの
もう一越え

と大きいのを作っていく。

外国人が貿易を求めてやって来たときの交渉役も。

ただ、家康に気に入られたの分かるわ、というエピソード
外人さんに、ことごとく日本式に合わせるように要求。
外人には嫌われちゃうらしい。

日本人の奥さんももらい
子供も生まれて、幸せな日々

秀忠
秀忠の代になり、
家康も死んじゃった。

幕府の方針が、鎖国へと傾いて行く。

そうなると、按針は、家康に個人的に気に入られてただけだし

なんかあの元外人、うっとうしいなあ

とうとう、長崎平戸に追いやられちゃう。

方針が変わったからって
これは、どうなんでしょう
いわゆるはしごを外されたってやつですね。
家族もいるのに。

◆◆答◆◆
本人です。

どこ行こう、そうだ！おでかけマップ