心やからだとの向き合い方

心とからだはつながっている
・「病は気から」などとよく言うように、心とからだはつながっている。
・特に、体にいろいろ現れる現象は、潜在意識が発信しているシグナルである。

細胞が入れ替わる
・人間の細胞は胃や腸の内壁細胞が早く5日間、遅いものでもほんの一部を除いて、一年の内にまるっきり入れ替わってしまう。
・だとすると、一年以上続く病気とは何なんだろう。
・それこそが、心とからだがつながっている証拠で、新しく生まれる細胞はリセットされた正しい状況で作られればいいのに、心が指示することで、その前の病気の状態を引き継ぎ、維持しつつ作られる。
・「そこは、今まで病気ということでやってきたんだから、健康はダメだからね。ひとつよろしく」みたいな感じで、からだは心から指示されてしまう。
・要は、心から指示されて、わざわざ病気にならされているということだ。

心とからだの関係
・なぜ、本来なりたくないはずの病気になるのか。
・そこには理由があるはずで、せっかくのシグナルを無視してしまうから、積もっていってしまうのではないか。
・何が何を無視するのか。
・心とからだの役割というか立ち位置というかを整理すると、顕在意識(アタマに近い) ←→ 潜在意識(心に近い) ←→ からだ ということになるだろう
・線引きは難しいだろうが、一般的にイメージされているアタマ(頭で考えるというところのアタマ[カタカナにしてみました])、心(心で感じるという心)、からだはそんな位置づけでしょう。
・重要なのは、それぞれがぴったり一致しないということです。
・明確に意識できているアタマの部分が、からだに完全なる支配を及ぼせれば、病気ってありえないわけです。それぞれに齟齬がある。
・顕在意識が潜在意識を、アタマが心を無視するわけです。
・アタマは心やからだに「ある程度」支配を及ぼし「こうしろ」といえるわけです。
・ただ、逆ができない。心やからだはアタマに強制的に何かを変えさせることができない。
・仕方がないので、心はからだと結託して、現象としてのシグナルをだす。
・ちょっとした変化。熱だったり、腫れだったり、疲れだったり、体重の変化だったり。
・この段階では、シグナルであって、悪気はない。「分かってちょうだい」というだけ。段階の話はこちら
・それを無視してしまう。そうすると、そういったことが貯まっていく。
・心やからだ側も本来やりたくなかった自爆的な行為「病気」に結果としてなってしまう。
・心やからだはどうしてほしかったのか。その元になっている根本原因を変えてほしかったのだ。
・煙草をやめるとか、不規則な生活を変えるとか、間食をやめるとか、怒りっぽい性格を変えるとか、運動不足を改善するとか、働きすぎを改善するとか。
・アタマが嫌がりそうなちょっと不快なことを持ち出せば分かってくれるはず。
・若干太ってベルトがきつくなれば、間食をやめるんじゃないか。疲れの症状を出せば、無理をやめてくれるんじゃないか。
・それを無視する。続けてしまう。
・もっと悪いのが、せっかくのシグナルを現象として抑え込んでしまう。
・肩こりでシップを貼ったりしてしまう。栄養ドリンクを飲んだりしてしまう。
・心やからだにしてみれば、「そっちいくか」という悔しい思い。
・症状と向き合うのではなく、原因を考え、心やからだがほんとに言いたかったことを実現してやるしかない。

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