下保谷の天神社は日蓮宗

カミさんを送ったあとに車でちょこっと散策シリーズ、第三弾

下保谷天神社
ちゃんと準備したわけではないので、カミさんを送ったあとに、コンビニで100円コーヒーを買い
車の中でちょちょいとタブレットで検索

神社なら休館とかもないし、ちょこっと散策なので近くの神社に行くかな
見ると天神社が車で7~8分のところに。

天神様なら、ちょうど神社シリーズでやったところだから、おさらいできる。
はい、決まり。

まるまる住宅街の中で、大きな神社でもないので、コインパーキングもなく
駐車場でえらい苦労しましたが、なんとかしました。

ご近所の普通の神社の範疇ではあります。

おっ、案内板
菅原道真がどうのこうの

面白いことが書いてあるぞ
ここの神社は日蓮宗
30番神という信仰があるらしい。
30柱(神様は人じゃなく柱と数えます)の神様を選び
毎月、ついたちから日替わりで色んな神様に守ってもらう。

最初天台宗で始まったけど、途中から日蓮宗で中心的に信仰された。

すごいなあ
仏教ですもんね
全国の有名神社の神様に守ってもらうって、
こんな神社界のオールスター戦みたいなことになれば
そりゃ何でも大丈夫とは思うけど
仏教がそれやるんだ、って思う。
神仏習合極まれり、って感じする。

こっちはすごいですよ

出たっ。日蓮宗特有の髭文字

ええっと、ここは神社で天神様
と頭の中で再整理

おそらく江戸時代まではそれほど違和感のあることじゃなかった。
明治維新の廃仏毀釈までは、ここは「天神社」という神社名じゃなかったのだから。
神仏分離令、法華三十番神禁止により
たまたま、摂社で天神様を祀っていったのを
無理矢理メインに扱って「三十番神社」を「天神社」と名前を変えただけ

あわてて、色んなものを別当寺の福泉寺に運んだ
これだけは残したいなと残したのがさっきの髭文字ふたつ
よく許されたね
思いきり「南無妙法蓮華経」って書いてある

狛犬の下に細かな彫り物

神社は天保5(1834)年建立
なかなかの歴史

漆喰でなみなみの装飾がなされていて、江戸後期から明治にかけて流行ったものらしいんだけど
とてもかっこいい
今まで一度も見たことありませんでした。

そんな歴史だから、天神様なのに牛がいない
天神っぽい何かないかなあ

あった!
神紋が梅鉢

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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