[昭和歌謡]121 お嫁サンバ。すがすがしい新ジャンル。

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズ

お嫁サンバ
郷ひろみ
作詞・三浦徳子、作曲・小杉保夫
1981年

♪恋する女は綺麗さ
決してお世辞じゃないぜ
ため息混じりの頬に
ついこの手伸ばしたくなる

郷ひろみ
出たっ。郷ひろみ

新御三家って言っても
他の二人が、歌唱力がすごかったのに
郷ひろみだけは
僕たち男の子(ゴーゴー)
って
国民をバカにしとるんかい、と思っていた。

ところが
よろしく哀愁を聞いた時、仰天した

ひょっとして、新御三家の内で
郷ひろみが一番すごいんじゃなかろうか。

カックラキンやムー一族で、新たな一面
これは、長くやっていけそう。

なのに、人気絶頂の時に、アメリカ留学して歌とダンスのレッスン

そのまま消えちゃう危険性を犯しても
「歌手」郷ひろみとして、自分を高めるための武者修行

可愛い、ってことでデビューしたんだから
歌手は長く持たない。
他の道でもやっていけそうになったし
演歌とかじゃないのに、歌手でずっと第一線って、例がない。
とても危険な挑戦。

哀愁のカサブランカで
歌唱力で売れる歌手になっていた。

うん、行けそう
布施明や沢田研二のような路線もあるものね

ところが、郷ひろみは歳を重ねても
アイドルに戻った。

2億4千万の瞳
♪ジャパ~ン

このお嫁サンバなんて
よくもまあ、こんな恥ずかしい歌詞歌えますよね
♪1 2 3ンバ 2 2 3ンバ
お嫁 お嫁 お嫁サンバ

エライっ
アイドル、郷ひろみ

哀愁のカサブランカのようなバラードもいくつかヒットさせ

歳を重ねたアイドルは
「郷ひろみ」というひとつの音楽ジャンルになったのかも知れない。

何度かアメリカに行っては戻ってきて

一番仰天したのが
GOLDFINGER ’99

♪A CHI CHI A CHI
燃えてるんだろうか

ホントに新ジャンル「郷ひろみ」でヒットさせちゃったよ!

好き嫌いって分かれる気はするけど
ここまで一貫していると
清々しさを感じる。

[昭和歌謡]シリーズはこちら(少し下げてね)

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