兵庫県の加古川で、グループホームに入っている父さん
元気にしているか、たまには会いに行きませんとね
今回は寄り道することなく、とんぼ返りです
新大阪駅で
新大阪駅で乗り換え
ホームに降りると近くにいた二人連れのうち
おばさんの声が聞こえた
「こんなとこで待ってられへんわあ」
うわあ、出たあ
心の中で、大爆笑、そして大共感
こんなとこが、どんなとこかも分かりませんし
待ってられへん事情も分からないのですが
関西人は、なぜかえらく共感できるのです
すべからく、
こんなとこで待ってられへんのです
関西人は、常に気が急いています
特に何事がなくても
どないやねん
と、言いながら生きています
不思議な人種です
父さん
前回、正月に来て以来8ヶ月ぶり
なんと、96歳です
前回は、その前に倒れた事もあり、食欲は落ちて
少し元気がなくなったあとではあったが
実際に会ってみると全然元気じゃないの、って印象だった
さあどうだろう
駅で妹と待ち合わせ
妹が身の回りの世話をしてくれている
会ってみると
おおっ
元気
結論から言うと
印象的には、前回より元気になっている
そのホームで、父さんは最年長
ホームでほとんどの人が車椅子を使っているが
父さんは使っていない
食堂にいる人たちを見ると
車椅子で、ゆっくりゆっくりしか動けなくて
いかにも正気がない感じ
父さんすごいんじゃないの?
耳は遠いけど、ちゃんと受け答えもできるし
私の話に、質問してきたりして
分かってる分かってる
おトイレも自分で歩いて行けて、介助してもらわないで大丈夫
さすがに、スタスタは歩けないけど
ゆっくりなら全然歩ける
物忘れはかなりあって
自分の歳もなかなか分からないらしい
ただ、妹の話によると
この前看護婦さんに、歳の思い出し方を教わったらしい
今年は昭和100年なのね
昭和4年生まれだから
4引いたら、96歳ね
これがとても印象深かったらしく
妹が行くたびに
100から4引いて、自分は96歳だと何度も繰り返した
よしって事で
お父さん、何歳になった?
うーん
妹が横から
ほら、100から・・
父さんが
4引く
・・・
残念
今回はその後が出てこなかった
良いんじゃないでしょうか
薬は飲んでいるものの
特にここが悪い、とかいうところはないらしい
特に良いのが食欲で
8ヶ月前あった時、食欲が、落ちてたらしいけど
完全に普通に戻って、ホームで出される三食は完食するし
それ以外に、差し入れで持っていったものも全部平らげるらしい
今回私が持っていったお土産のクッキーも
すぐに手を出して、3つ食べた
妹が
すぐにどこか悪くなるとか、入院が必要とか
全然そんな気しないでしょ
私が特に良いなと思ったのは、気持ちの問題
妹の話によると
ことあるごとに、長生きしすぎた
早く死にたい、とばかり言って看護婦さんとかを困らせてたみたい
そうだよね
このまま、行けるんじゃないの、100歳
と言ったら
父さんも
行けそうだね
と、ニッコリ
妹が
目指せ、100歳
と、拳を振り上げた
100歳になったらテレビの取材が来るかもね
さすがに全国は無理だろうけど
ローカルな放送局ならあるんじゃない?
コメント考えとかなきゃね
思い出話とか
僕が生まれた時って覚えてる?
いや、覚えてない
兄弟のうち、誰かは覚えてない?
いや、覚えてない
お母さんと出会ったときとかは?
あれ。
若い時、二人で旅行した時の写真が飾ってあるのを指さした
帰り道、妹と
いやあ、ほんと元気だね
でしょう
ほんと、来てよかったわ
安心した