今度は、リアクションツッコミ、ドテッ

ツッコミシリーズ第四弾

指摘ツッコミ、疑問ツッコミ、擬音ツッコミ、ノリツッコミと来ましたね

今日は、リアクションツッコミで参りましょう。

リアクションツッコミ
その言葉通り、動きでツッコむ

出川さんやダチョウ倶楽部のやつはリアクション芸で
ツッコミではないので、一旦忘れてね

一番先に思い付くのは、吉本新喜劇のコケですね
誰かがギャグ言って、全員でドテッてやつ

誰に何と言われようが
何十年も同じスタイルを貫く
立派です。

あそこまで、続けられると
もう関西全域に行き渡っている文化であり、歴史です。

ここ、笑うところですよ
という強烈なシグナル
ツッコミの真骨頂とも言えるでしょう

あれはかなり練習がいります
全員が揃ってこその美、なので
完全版は日常的には使いづらいですが

定番中の定番、いわゆるコテコテな訳ですから
ボケがコテコテなときに最も有効です
膝を崩すぐらいはしてあげると
ボケた人は一日幸せになれます

頭をはたくとか、裏拳とかの定番はあまり見なくなりましたねえ
ツッコミが進歩している証拠だと思います。

プラス
もちろん、動きだけである必要はありません。

例えば、今田耕司さんなんかは
誰かがスベったときに
体を両手で擦りながら

あれ、今日なんか冷えるな・・

お前、寒いんだよ、という指摘ツッコミより
相手を救済して、自分も相手も面白く演出することが出来ます。

まあ、スベる=寒い、は定番の連想なので
動きをプラスすることでひねりを加えたんですね

それからすると、感動的とも言えるのが
FUJIWARAの藤本さん

共演者がスベったときに
足をさすりながら

ごめん、なんかわからんけど、足つったわ

すごいっ
足つりますか
見事としか言いようがありません
モンスターと言われているだけのことあります。

使い方
例えば、昼休みのランチに行ったとき
先輩の話が長かったとします。
先輩話長すぎ
ってツッコむより
両手をあげながらあくびをしたり
眠そうに指で目頭を押さえる方が面白い

先輩も次のツッコミが出来ますよね

お前ら、退屈してんじゃねえよ!

著者の村瀬さんは、とても高度な技を使っているらしい
誰かのボケが面白くなかったとき
手にしている書類をバサッと床に落とすんだとか

すごいです。
なかなか思い付かない
これは、ボケた方も大ウケでしょう

救いのツッコミ
リアクションツッコミの何が良いかって
相手のボケがうまくいかなかったときに使いやすいということです

救いの手なのです。

せっかくのボケがうまくウケなかった
そこで、そのままスルーされちゃったら
ダメージはいかばかりか

もし、帰り道で新興宗教に声をかけられたら
間違いなく入信しちゃいます。

ツッコミは、人民救済。
愛なのです。

あかん
えらいこっちゃ
完璧にスベってもうた

そんな時、前でバサッと書類を落としてくれる

そのあとの大変さも顧みない自己犠牲の精神
慈悲だとも言えます。

おそらく、目にうっすらと涙が浮かぶほどの感動が
あたり一面を覆い尽くすでしょう

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