郵便ポストを眺めて楽しむ方法。大胆な仮説を立てて

東京散歩学、という本を読みました。

銀座にあるほっそい裏路地だけを歩くとか
階段のある坂ばかりを歩くとか

この人たちは、散歩に対して何て進歩的なのか、と驚愕しました。
確かにこれは学問だわ

同時に、
これ誰が買うねん!

私です。

郵便ポスト
興味をそそられたのが、郵便ポスト

私の住んでいる東久留米市を中心とした地域は
丸ポストが結構普通にあります。
近くの小平市には、日本一の巨大丸ポストがありますしね

そんな事もあって、郵便ポストの記事に目が止まったわけです

古くにあった丸ポスト
今は、四角い鉄製?のポスト
という構図しか頭になかったので、ビックリ

この人すごい

丸ポストは確かに珍しいんだけど
もっと少ないポストがある

丸ポストを見て喜んでいるようじゃ
まだまだ半人前。
立派な郵便ポスト観察師にはなれません。

郵便差出箱
そもそもが、郵便ポストは正式名称は郵便ポストではなかったんですね
郵便差出箱

ほんまかい!
そこで驚いたんですが
次にビックリしたのが一番多い郵便ポスト

では、ここでクイズです
以下に4つのタイプの郵便ポストの写真をお見せします。
一番数が多いのはどの郵便ポストでしょう
A

B

C

D

答はこの後すぐなので、手で伏せながら答を考えてね
























Bです。

皆さん、正解されました?
簡単すぎますか?

私は、正直、今まで考えたこともなかったわけですが
まあ、Aの丸じゃないのは分かるとして
いつの間に、そんな新しいタイプの郵便ポストに統一されちゃっていたのか
私の頭の中では、いまだにCでした。

Bがなんと62%を占める
一番入れやすいらしい
郵便ポストの改善の開発研究も、到達した感があり
この13号で決まり!

どんどんこの13号に取って変わっていっているようです。
Aが1号丸型で
新しくなるほど号数が上がっていきます。
Bは13号
Cは8号
Dは10号です。

14号までしかありません。

全部知りたくなりますね
素晴らしいサイトがありました。

ポストマップ

このサイト人生かけてます。
なんと全国のポストを調べて地図を作ろうというもの
手紙を出したいな
あれっ、この近くにポストどこにあったっけか
そんなときには、このポストマップを見れば一目瞭然

そのような気の遠くなるようなことを
日本郵政に頼まれた訳でもなくやっている人がいるんですね

尊敬してやまない伊能忠敬の生き方に相通ずるものがある

今回の写真は、このサイトから拝借しました。

レアな郵便ポスト
気になるのはレアな郵便ポスト
そもそももうないというのを除けば、5号

壁掛けスタイル
ポストマップによると、愛知県でひとつ見つかったようです。
よほど興奮したとみえて
写真が50枚ほどアップされていました。

そして
4号

こ、これはっ

4号の中には、速達専用というのがあり
青い! ブルー!

電信柱が高いのも
郵便ポストが赤いのも
みんな私が悪いのよ

の、あの名言が成り立たなくなるではないか

今後は、
郵便ポストが赤いのも(4号速達専用を除く)

と言いましょう。

観察してみて
では、郵便ポスト観察師としては始めたばかりで駆け出しも良いところではありますが
観察を始めてみました。

まずは朝駅を降りて会社に行くまで。
具体的には池袋から高田馬場に近い会社まで歩いています。
その間18分程の間に郵便ポスト4つ
12号が1つ

13号が3つ

その後も高田馬場駅付近で
12号1つ13号1つ

なるほど
やっぱり時代は13号になっていたのか

日が変わって
昨日土曜日休日
家から小平まで車で行きました。
なぜ小平に行ったかは、昨日のブログ見てね
その間車からチラチラ観察

えっ
あれ、13号じゃない!
いきなりレアもの見つけちゃったのかい?

西武バス小平営業所近くでも
さっき見つけたものと同じタイプ
10号

その後も車から見えるもの、なぜか10号ばかり、そこまで4つ
そして
出たっ
1号丸型

その後も、小平市では1号丸型が2つ、10号2つ
さすがに1号丸型をウリにしているだけのことはあります

東久留米市に入ってまいりました。
あっあれは何だ?
後で分かりますが1号角型
あともうひとつ同じタイプ
その後、家にほぼ着いた
家の近くにあるポスト何だったか見てこよう
1号角型

あともう一ヶ所あったなあ
1号角型

ちょっと待てよ
今日、1つも13号見てないぞ

このブログ
いやあ、観察してみたらね
やっぱりほとんど13でしたよ
で終わるものと
昨日まで思ってました。

おかしいぞ
どうなってんだ

長女を送って
昨日から長女がまた来ていた
荻窪の家まで送ってよ。

また、チラチラ見ながら
まずは東久留米市から
1号角型が2つ、1号丸型が1つ
なかなかないもんだなあ

大きな通り、青梅街道に入りました
随分走りましたが、なかなか有りません。

あった!
13号だ

その後、杉並区に入っていきますが
かなり頻繁に郵便ポストを見かけるようになってきました。
そして、なんとその全てが13号

そして環八に入って
結構郵便ポストは数あったけど
やはり全てが13号

どういうこっちゃ

帰り道になります
さっきの逆
今度は、ナビに出る住所もチラチラ見合わせて見よう

やっぱりさっきの通り全てが13号

杉並区を越えて
そうか、練馬区に入るのか

相変わらず全て13号
結構の頻度で見かけます。

そして、その次、
ここから西東京市か

すると
あんなに見かけた郵便ポストが
急にパタッと見かけなくなります。

随分走ってやっとあったのが、1号角型

夜カミさんを迎えに
大泉学園にある老人ホームに勤めているカミさん。
仕事で遅くなったから、迎えに来て、とライン

いいよ

東久留米市から、埼玉県新座市を経由して、練馬区へ

東久留米市で

あった
初めて見た13号

埼玉県新座市では、1つしかなかったけど
13号でも1号角型でも10号でもなかった。
残念、暗くて良く見えなかった

そして練馬区
相変わらず
13号ばっかり

仮説
まだ、50例くらいなので
何かを言うには少なすぎるのは分かっていますが
余りにもきれいに傾向が見えた。

大胆な仮説を立てて見ましょう。
今後、調べつつ崩していけば良いでしょう。

東京23区は13号か12号しかない。
東京23区の周辺は13号がほとんどない。
東京23区は、郵便ポストがかなりの密度であるけど
その周辺はあまりない。

大胆すぎますね。

関係者からお叱りを受けそうです。

なお、調査対象は東京23区とその周辺にとりあえず限定します。

出来れば、情報をいただきたいと思っています。

もしこの仮説が当たらずとも遠からずなら
13号の62%というのは
東京23区のポストの数である可能性だってあります。

面白くなってきました。

郵便ポストを眺めて楽しむ方法。大胆な仮説を立てて」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 神田から日本橋まで行ってきました。 | でーこんのあちこちコラム

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