[昭和歌謡]24 三百六十五歩のマーチ

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

三百六十五歩のマーチ
水前寺清子
作詞 星野哲郎 作曲 米山正夫

出たっ、出た出たっ
ウォーキング好きの私としては
待ってました

ウォーキングのテーマソング
聖歌。きよしこの夜ですね。

チーターっ
うんにゃ

流行りましたねぇ。
こんな良い歌詞、そうそうあるもんじゃない。
明日への活力ですね。

特に、
一日一歩、三日で三歩
三歩進んで二歩下がる。

気持ちが塞いでいる人がいるとして

幸せは歩いてこない。だから歩いていくんだね

おっと、人生の応援ソングか
と、無意識に構えてしまう。

続けざまに、一日一歩
ん?
聞き間違いか
一日一歩のはずがない
三日で三歩
頭の中が大混乱

そこへ極めつけの「二歩下がる」

もうたまりません。
大きな声で
「下がんのかいっ」

さっきまで落ち込んでたことをすっかり忘れてしまいますね。

初めてこの歌詞を聞いて
ここに、ツッコミを入れなかった人は
一億の国民の中で果たしているのでしょうか

ツッコミさえ入れれば心晴れ晴れ
徹底的に前向きなこの歌詞を素直に受け入れられますね。

ヒットする筈です。
戦略がドンピシャ。

後にも先にもこんなに明確に、ツッコミどころを歌詞にしたのは
記憶にありません。

水前寺清子
こてこての演歌が大好きな水前寺清子
この歌をもらったときは嫌で嫌で仕方なかったらしい。

演歌歌わせてよ。

気持ちが乗らなかったレコーディングの筈が
なんと一発OKだったというからさすがです。

プロ魂ですね。

もちろん今では本人も大好き。

ワンツーワンツー

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