大塚からのウォーキング

(2/3[土]の事です)

午前中、炊飯器が届いて、あれこれ
その後、カミさんと買い物
なんだかだで、14:20

あとは、お出掛けするなりしていいよ
6時には晩御飯食べれるようにしてね

うーん、今からか
と思ったが
カミさんの休みが週末になってしまった以上、
これからはこういう状態になるだろう
少しの時間の活かし方を探らねば

2月のウォーキングイベントの昼食の予約がまだ出来ていないので
場合によっては、行って探す必要がある
考えている余裕はないのでとりあえず駅へ向かう

予め、GoogleMapであたりをつけておいた店に電話をしつつ。
とりあえず電車に乗り、ひばりヶ丘で急行に乗り換えるわずかの間
ホーム上で予約を受けてくれるところが見つかった
よっしゃあ
となると、行き先変更

GoogleMapで行ってみたいマークがある程度かたまっているところ
大塚駅からスタートだ

大塚
駅前広場(イワノワヒロバ)の近くの植木屋さんの借家に幸徳秋水がすんでいて
巣鴨平民社という看板を掲げていた
ここで行った集まりが大逆事件の謀議だとでっち上げられ、死刑になってしまう

■巣鴨公園
激しい戦闘によって多数の戦傷病者を出した日露戦争が終結した明治38(1905)年、東京予備院渋谷分院の一部に傷痍軍人療養施設として廃兵院が設立される。
そして明治41(1908)年、ここ巣鴨公園の場所に移転してきた
案内板もあったようなのですが、残念、見つけられませんでした

■明治女学校跡
結構歩きました
明治18年(1885)に、麹町区飯田町(現千代田区)に、女子の「自覚と自立」の高等教育を目指して、明治女学校が設立される。
教師には、津田梅子、島崎藤村、北村透谷など豪華顔ぶれ。
 明治29年(1896)に、校舎が焼失し、翌明治30年(1897)、ここに移転してきました。移転時の校長である巖本善治は、女学校での実践教育の一方、『女学雑誌』で啓蒙活動を行いました。この雑誌から『文学界』が生まれ、浪漫主義文学を牽引していきました。
 卒業生には、新宿中村屋の創業者の相馬黒光、自由学園の創始者羽仁もと子、作家の野上弥生子などがおり、日本の近代史に名を残す多くの人材を輩出しました。
 しかし、巣鴨移転後の経営は苦しく、生徒数の減少もあって、財政状況が悪化し、明治41年(1908)に閉校することになります。

■大日堂


徳川2代将軍秀忠に仕えた春海和尚が、秀忠と徳子の菩題を弔うために建てたもの
後に、明治38年に伊藤証信が、この大日堂で無我苑を開き、宗教にとらわれない修養運動を始め
自炊生活を始めると同時に、機関紙『無我の愛』を創刊する

知らない間に旧中山道の道に入っておりました
■種子屋(たねや)
右手に大正大学が見え、北口門の手前にお地蔵様
そこに種子屋の案内板
旧中山道も想定外なら、中山道にあった種子屋の存在も全く知らなかった
こういう想定外のものに出くわすのがウォーキングの醍醐味

種子屋っぽいものが再現されておりました



明治になっても種子屋と言えばこのあたり、ということになり
明治の中期には巣鴨のとげぬき地蔵から板橋区清水町にいたる約6キロの間にタネ屋問屋が9戸、小売店が20戸も立ち並ぶ、タネ屋街道になっていました。

■千川上水公園


千川上水は玉川上水から分水した大規模な上水(飲料及び灌漑)
現武蔵野市の境橋で分水し、この場所まで
上水は、ここにつくられた溜池(沈殿池)で、砂やごみなどを沈殿させた後、
木樋や竹樋の暗渠となって江戸市中へ給水されました。
 明治13年(1880)、岩崎弥太郎らが設立した千川水道株式会社によって、
本郷・小石川・下谷・神田方面への給水が再開されました
六義園に沈殿池から通水されますが、この場所の地下に沈殿池が残っています


ここの下

■千川上水分配堰

明治通りの向かい側(北区滝野川6-9)には、
水利関係が刻まれた「千川上水分配堰」の碑(明治15年建立)が残されています。

まずいっ。時間がない
18時には晩ごはん食べたいって言ってたな
本当は染井霊園まで行きたかったけど
14:20スタートじゃやっぱり無理ね
ここまでで引き返すことにしましょう

元の道を大塚駅まで引き返します
■すがも鴨台観音堂
ああ、気になる、大正大学内にあるさざえ堂
近づいて写真だけ撮るかな

えっ。登れそうだぞ
中は写真撮影NGだったのでとても残念でしたが
螺旋状になっている階段で、上まで登れました
階段の周りも神秘的で良かったし、最上階の観音様も良かった
以下の写真はホームページから拝借

オクトパス君も可愛かった

さあ、急げっ

家の手前で午後6時になっちゃって、その時にカミさんから電話

どこにいるのよ。お腹すいたんですけど

結局、無水カレーが出来上がったのがちょうど7時

あれ?今何時?

6時よ、6時

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

お蕎麦と大國魂神社と武蔵野ふるさと資料館

(1/13[土]の事です)

いよいよ、カミさんが仕事を変わり、週末が休み
こりゃ大変。秘密でお出かけしていたのをどうしたものか

美味しいお蕎麦を食べたいと言い出しました
美味しいお蕎麦となると毎回調布の深大寺そば
ちょっと違うところにしようよ

私は山ほど神社仏閣にお詣りしていますが
カミさんは初詣をまだしていませんので初詣もしたい
その組み合わせを考えつつ、色々ネットで調べます
あれこれ却下されて、府中でなんとか落ち着いた

府中は大得意
昔、武蔵国の国府のあったところなので史跡の宝庫
いっぱい解説できます
さあ、車で行きましょう

ふるた
駅で言うと府中の隣、分倍河原駅のすぐそばのお蕎麦屋さん

駐車場がとんでもなく分かりにくい場所にあり苦労した
カミさんは天ぷらセット

私は湯葉丼セット

一口食べて
あっ普通じゃない
手打ちなんでしょう。ちょっと固めの、経験のない食感
何とも美味しかった

府中と言えば、足利尊氏の高安寺
カミさんを案内しようと一生懸命説明
山門がすごいんだよ。弁慶の井戸もあってね

横を車で通って、ここが高安寺・・

はい、見たぁ

ここの和菓子屋さんでこの前買って帰ったよ

えっそうなの?なんてとこ?
あとでそこ寄りましょう

これは食いついた

駅の地下駐車場に車を止めて
ほら、八幡太郎義家だよ

あっ、そう

夜に竹灯りがともるようだ

大國魂(おおくにたま)神社


まだこの時は孫は亡くなっていなかったので、カミさんもお詣りしたかったのでしょう

裏までぐるっと回りましょう

大きな御神木

御神木自体は枯れかかっていたけど、その辺りは巨木だらけ

こんなに木が大きかったら日陰になって洗濯物乾かないじゃない
きっと切りたいと思ってるよ

あっ、宝物殿開いている

入ろうか。何度か来ているけど、宝物殿はなぜかいつも閉まっていたのよ

何があるの?

何だろうね。ほらお神輿とかあるよ

お神輿みて何が面白いの

こっちはどう?
これ面白いんだよ
ふるさと府中歴史館
府中は武蔵国の国府だから、歴史の宝庫
万葉集とかも、ハイテクの仕掛けで説明してくれるんだよ

あっそう

そっちの奥にはね
国府跡が発掘されて、柱とかが再現されているんだよ

お饅頭行こうお饅頭

亀田屋

さっきネットで調べたらね
鮎もなか、っていうのが有名らしいよ
字を武者小路実篤が書いたらしいよ

えっ、そうなんだ

知らなかったの?
あら、そんなことも知らなかったんだ
あらら、びっくり

うるさいわ


もなかの皮が薄くほぼほぼあんこでした。

(1/14[日]の事です)

イオンに買い物を頼まれた
車で行くことになります

よし、車だったら一ヶ所くらいどこか行ってもばれないだろう
武蔵野市のふるさと資料館行ってみるかな

武蔵野ふるさと資料館

こじんまりした資料館
写真で見た1t爆弾ここに展示してあったのか

あとで、子供向けではありますが、展示内容がパンフレットになったものをもらえましたので
そのページと見比べながら、時代の古いものから紹介していきましょう
■旧石器時代、縄文時代




最近、縄文時代については3冊本を読んだのでかなり詳しくなってきました
改めてどこかで書きますね

■古代、中世

武蔵野八幡宮の境内から見つかった蕨手刀(わらびてとう)

■江戸時代

明暦の大火で江戸は丸焼けになり、復興するにあたって江戸幕府は抜本的な都市計画を実施した
大火に強い町作りとして、類焼を少なくするように道を広くしたり
お寺も民家も大移動
移動先が、ほぼ開発されていなかった武蔵野の土地
例えば、住みたい町ランキングトップで有名な吉祥寺は
吉祥寺というお寺が駒込に移ったけど、その門前町はごっそりと武蔵野市の吉祥寺に移転
だから、吉祥寺には「吉祥寺」というお寺はない
その隣の西久保村は、港区の現在神谷町あたりから移転
その時の古文書だ
所々だけど読めるぞ。よしよし


■明治時代
中央線でとても便利になった

■昭和時代
やっぱり中島飛行機
主なる目当てはこれ


映像が流れ、米軍側の資料とかも含め、詳しく紹介されていた

ちょうど一時間ほど
さあ、急いでイオンへ

ただいま

あら、ずいぶんイオンは混んでいたのね

そうよ。レジが大行列でにっちもさっちもいかんかったわ

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小平市史跡巡り3

小平市史跡巡り2
の続きです

平櫛田中美術館
彫刻家では超有名な人なんですね
お恥ずかしい。全く知りませんでした
平櫛田中(ひらくしでんちゅう)と読む彫刻家の号
幼い頃は田中姓だったんだけど、平櫛家に養子に入ったから、二つの姓をくっつけて号にしたらしいです

とても長生きした人で、何と107歳まで生きた
その時の長寿記録保持者
同じ時に泉重千代さんという人がいて、120歳ということで、私も名前に記憶があるけれど
その後、出生年が疑わしいとのことで今は否定されているらしい
ということでくりあがり
玉川上水沿いの平櫛田中美術館の場所は、「九十八叟院(きゅうじゅうはちそういん)」と言って、98歳の時に移り住んだ邸宅
余生を楽しむためではなく、ここでもどんどん創作

一番有名なのが鏡獅子
そういえば見たことあるような
美術館内は撮影NGなので、
購入した絵葉書やネットからの引用で紹介していきます

鏡獅子
さすが代表作
戦争中で製作出来なかった時期を含むとはいえ、20年もかけて作り上げた超大作


平櫛田中の製作手法は星取り法というもので
石膏でまず作り、そのあと木彫りに移していく
その関係なのでしょうか、ひょっとしてオリジナル作品もいくつか作れるのかな
美術館にあったのはけっこう小さい
本当は、というか有名なのは、高さ2メートルの大迫力のもので
国立劇場に置いてある

六代目尾上菊五郎が全面協力
時には裸になってポーズをとった

出来上がった鏡獅子に感激した国立劇場が2億円で買いたいと申し入れた

これは菊五郎さんと一緒に作り上げたもの
そんなことしたら、先に天国で待ってくれている菊五郎さんに合わせる顔がありません
と、寄付をした

もちろん鏡獅子には引き込まれるものを感じたけど
私が一番心引かれたのは気楽坊(きらくぼう)

後水尾(ごみずのお)天皇は、徳川秀忠の娘と政略結婚させられたことに不満で、
「世の中は 気楽に暮らせ何ごとも 思えば思う 思わねばこそ」という歌をつくり、
気楽坊と名づけた指人形を作らせて、日々のやるせない気持ちを慰めた。
以前、ブログにも書いて、その思いが分かっていたから
後水尾天皇と聞いただけで、この指人形の意味することがよく分かった
ずっと見ていられる

人から求められることが多かったことから、
格好や彩色に様々な変化をもたせて数多く制作している。
絵葉書を買ったのは、色付きバージョン

もうひとつ絵葉書で買ったのはこちら
お坊さん二人が問答をしている様子
こんな良い表情よく表現できたなあ

以上3枚の絵葉書を寝室に押しピンで止めて毎日眺めている






邸宅「九十八叟院(きゅうじゅうはちそういん)」の庭園は
残念ながら、現在改修工事中で囲われちゃっていた
それでも伸び上がってこれだけは写真におさめた
100歳の時に、数年かけて大作に取り組むべく入手した大木

平櫛田中




海岸寺



ここの何が良いって、茅葺きの山門
でも、残念。改修工事中で、囲われちゃっていました

本来ならこんな感じというのをネットから拝借しました


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小平市史跡巡り2

(1/8の事です)

3連休の3日目
前日、小平市史跡巡りの本を図書館で借りて自転車で巡った
小平市史跡巡り
まだそのうちの一つのコースを巡っただけなので、このまま返すのももったいない
さらに、小平ふるさと村で小平ガイドブックをもらった
気になるところが2つほど

行ってみよう
泉蔵院
何とも美しい多宝塔


すごい。小平大不動明王尊



照恩寺
小平ガイドブックで行ってみたいと思ったひとつめは、照恩寺
何だか不思議

行って見なきゃ良く分からない

見た目は、およそ寺院ではなく、普通の家に近い
残念ながら時間が早すぎたようだ。開いていなかった


十数ページの「てらすジャーナル」なる冊子がおいてあった

中にアートが入れ替わり置かれているらしい

ぶらっと訪れて良いようだ
そういう言い方をするお寺はあるのだけど
かなりの数の寺を回ったけど、ほとんどは誰もいないし
いたとしても、とても話しかけやすいとは言いがたい

ここは、かなりの数の法話会を開いているらしい
いろんなお寺の住職さんを呼んで話をしてもらう
新宿の長光寺の座禅会ら参加したとき、そのあとの法話がとても良かった
「人人具足」という考え方は何度も思い返している
今度は法話を聞きに行くことにしよう

宝寿院




鈴木稲荷
宝寿院の向かいになります

あっ、田無用水
暗渠でなく水が流れている場所はとても珍しい

玉川上水
やってまいりました、玉川上水。小平と言えば玉川上水

江戸の人々の飲み水をまかなうために羽村の玉川から42kmを掘りあげた
全区間ウォーキングで歩きました

平櫛田中美術館

ガイドブック小平で行きたくなったもうひとつがこの平櫛田中美術館
玉川上水沿いにあります
平櫛田中(ひらくしでんちゅう)と読む彫刻家です
有名らしいですけど、行くまでそもそも読み方が分かりませんでした

びっくりしました
自分ではこんなに感動するとは思わなかった
私は美術作品はミロのような抽象的なものしかあまり感動しなかった
ここまでリアルな具象的作品で感動するなんて

じっくり書きたいので一旦区切りますね
このあとは次回

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