娘の親孝行にほろり

次女が研修先から帰って来ました。

いよいよ、家族が一人増えます。

手紙が
少し前にさかのぼります。
娘の合宿研修先から手紙が着きました。
私とカミさん宛です

何事かと思い、封を開けました。

会社の宿題なので手紙を書きます。
お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう。

その後、ちょこっとあって、
あとは事務連絡。
あれ送って、これ送って。

いかにも、次女らしい手紙です。
嬉しかった。

今まで、いろいろあった。

社会人になってやっていけるか、カミさんとずっと心配して
今日はまだ帰ってこないね
今ん所うまくいってるんだね。
ってほぼ毎日。

良かった。
いい会社に入った。
こんな、ベタなことだけど
みんなにやらせる会社は絶対にいい会社。
これで感激しない親はいない。

スキャナーに取って、一生大事にとっておく。

帰ってきて
帰ってきたので娘に手紙ありがとうね、と言った。

いやあね
人事の人は中身までは絶対見ないと分かっていたのよ。
中身見たら大問題になるからね
だから、白紙でも良かったんだけど
切手代も払ってくれたことだしね。

この言い方自体も、とても次女らしい。

リュック
私がちょっと前まで持っていたリュックは、
得意のヤフオクでなんと100円で落札したもの
長く使えたよ。

娘の荷物を整理するとき、
娘の可愛いリュックが壊れているので
捨てておいてと言われた。
見るとすぐに直せたので直した。
もったいないので、100円リュックから乗り換えた。

家族から大批判。
可愛いから気に入ったんだけど
可愛いからダメだと。
おじさんはダメと。

結局、カミさんが使っていたブランドのリュックがお下がり。

お出かけ
娘が帰ってきたので、娘が好物の寿司を食べに行くかということに。
近くのイオンモールの中にある、
ちょっと高めの回転寿司屋にみんなで出かけました。

イオンについたら、娘が
お父さん、リュック買ってあげようか。

うそうそうそ!
初月給でのプレゼントってこと?

斜めにかけるワンショルダーバッグ。
いまどきー。

一番最初に目に止まったのを、
これどう?

かっこいい。
いいの?

良いよ。

買うって事で
おっと、値札見るの忘れてた。

値札見て

あかんあかんこれアカンで

大急ぎで、別のワンショルダーを探す。
これもかっこいいっ。
さっきのの3分の1の値段。
どう?

ところが娘は
ううん。
さっきの方が格好いい。

大した娘だわ。
私だったら、
そうだね、やっぱりそっちにしよう、ってなると思う。

本革の良いやつ
3倍大事にしよう。
いや、一生。
墓まで持って行こう。

アルバイトしましたよ

ゴールデンウィークです。

10日間という長期の休みになります。
去年は、アルバイトしました。

今年も頑張るぞ

食品メーカーです。
お弁当とかを作っています。

洗い物がメインと書いてありました。

いざ
1時間前に着いて万全です。

食品メーカーですのですっぽりかぶれるつなぎを着用。
マスクやキャップをかぶります。

食品メーカーのアルバイトは3社目ですからね
色々、この辺もちょっとずつ個性が出ます。

4人アルバイトがいたんですが
私だけが、洗い物のセクションに行きました。

でっかい運搬トレーと言ったらいいのか
パンとか運ぶ時とかに入れてる長四角のやつ
ものすごい数が積み上がっています。

一人がそれをひとつずつでっかい食器洗い機に流しいれていきます。
もう一人が出て来た運搬トレーをまた積み上げていく。
ひたすらひたすら

次は、でっかい鉄板、何十枚も。
オーブンで焼くときとかに下に敷くのかも。
洗剤つけてガンガン洗います。
これ、結構きつかった。

その後さらにそれを洗浄機に流しこんで。
また、運搬トレーに戻って。
午前中は、ずっと二人で洗い物を続けました。

ペアを組んでくれたのがフィリピンのいい感じのベテランパートさん。
いろんなアルバイトしましたけど、
良かったと思うかどうかって
指示してくれる人との相性が一番大きいと思う。

今回は、とてもやりやすかった。
言ってることはとても聞き取りにくかったけど
親切でした。

お昼
お昼は12時からお昼休み
食品メーカーのバイトって過去2社は、お弁当を持っていく必要があった。
今回何とも書いていなかったので、とても不安。
社員食堂みたいなので、買えるっていう事もないではないけど。
念の為パンを2つ買って行きました。

お昼に食堂に行くと、お弁当を広げている人がいた。
パン買ってきて良かった。

あれっ?

惣菜の揚げ物とかが置いてある場所がある。
みんな自由に取っていっている。

おお、これは素晴らしいシステム。

あのう、ここにあるのは、自由に取っていいんですか?

いいよ。
ご飯と味噌汁も自分でよそってね。

なんと、よく見ると、ご飯、味噌汁、茶碗、おわん、お箸がある。
感激!

残ったものをどんと置いてあるのかも。
良いじゃないですか。

新製品もおいてあるかも。
これ、今度のふわふわなんとかだって声が聞こえました。

美味しかったよ。

その後、休憩していると
工場長が、スティックのアイスを、食べる?って配ってくれた。

ありがとうございます。

その後、工場長の雑談が聞こえてきた。

○○にアイス買ってきてくれって頼んだんだけど
全部おんなじ種類を買ってきたんだよ
気が利かないというか、なんと言うか
その上、お釣りを返してきたんだよ
とっときゃいいものを
ほんとに○○らしいよな

いい工場長なんだね。

午後
午後は午前中の続きです。
ひたすら洗い物。
終わりがないんじゃないかと思われた運搬トレーの山。
なくなっていくもんです。

しゅーりょー

じゃあ、外に行きましょう。
今度は何かな。

残飯
やってきたのが、外の残飯おき
残飯が袋に入ってドサッとおいてあります。

その中の一つの袋を持ち上げ、でっかいシンクのようなところにガサッと開けます。
スイッチをオンにして
ホースから水を出しつつ真ん中の穴に、残飯を入れていきます。
穴の中では超高速、超強力に粉砕する刃が回っています。

この穴の中には手は入れちゃダメ
指が5本とも粉砕されちゃいます。

穴に残飯を入れると、ジュースのようになって排水口から出てきます。
元が何だったか全く分からない状態。

しゅうまい、茄子のへた、アスパラ、里芋、お肉、サワラの西京漬け
などなど、
全く覚えておられません。
すごい量。

最初の頃は、作る過程で出たんだろうと思われる残飯の類。
次にだし。
この量のすごいこと。
でっかい昆布がボコボコ
でっかい紙の袋に入った粉の鰹節。
その紙を破って中の粉を出す。
使いたての時は熱くて触れないので、水で冷ましてから。

続いて、山のようにある食材のパック。
見ると、賞味期限が切れているのはむしろ少ない。
賞味期限が近いというだけ。

聞くと、毎月月末に冷蔵庫の中をチェックし、その時に大量に出るとのこと。
5/1なので大量にある訳ですね。
二人で、もったいなーい、おいしそー、と言いながら
延々と粉砕していきます。

特に、心が痛むのが、
人が作ったんじゃないかと思われる中間的な商品
コーンと練り物が合わさったような、見た目も綺麗な美味しそうなものだったり。

過去にも食品メーカーでアルバイトしたので、
感覚的に思う。
全自動食品工場みたいなのが、テレビで流れるので
ほとんどが全自動化されてそうに思っていたけど
食品メーカーの工場ってそれほど自動化率は高くない。
人手に頼っているところもいっぱい。

半分以上が、アジアから来ているベテランのパートさん。
見事な職人技を持ってたりします。
コンベアで流れる速度に合わせて、
白玉を2個ずつ置いていくのとかもやりましたけど
どれだけ大変か

日本の食は彼女たちに支えられている。
そんなふうに作って、袋詰したんだろうなと思われるものを
大量に廃棄するとき、やりきれない気持ちになります。

食品偽装なんかで、マスコミが大騒ぎし
実際にひどく非難され、売上激減みたいなことがあるたびに
恐ろしくなって、
まだ賞味期限も先なのにどんどん捨てちゃう。

気持ちがこもってるんだけどなあ。

でーこんにとっての歴史

前回の、家光のコラムに、とても、嬉しくて、
ずしりと来るコメントをいただきました。

堀田正盛の辞世の句の翻訳をお願いします。
というもの。

「さりともと おもふもおなし ゆめなれや たゝことの葉そ かたみなるらむ」

私は歴史学者でも言語学者でもない。
そんな私に、辞世の句の翻訳という宿題。

死んだ人だし、ずっと前の人。
普通に考えると
そんなの無理です。
という事なんでしょうけど
そういう感覚になりませんでした。

向き合ってみたくなった。

嬉しかった
なぜ嬉しかったか
単なる歴史の紹介なら、私には何の資格もない
素人も甚だしい。
それをおこがましくもやっているのは
でーこん流のプラスの何かを話したくなったから

今回は、歴史的事実は題材にはしたけれど
幸せ、という事を話してみたかった。
愛されるということが、
とても窮屈な、将軍にも存在した。
それは、立場を越えての何か。

コメントをいっぱいもらって
全て、将軍としてどんな働きをしたかの話ではなかった

少しは伝わったのかもしれない
ありがとう

辞世の句の私なりの解釈
大胆に意訳してみました。
文法的には違うんでしょう。

でも、私が感じ取った、堀田正盛です。

「さりともと おもふもおなし ゆめなれや たゝことの葉そ かたみなるらむ」

死んでいった友と、思うことが同じでありたい
その事のみが私の望み。
何かをもらったわけでもない
ただ、同じ時を生き、語らい合った。
その言葉の数々が私の宝物。

とも
とも、という表現に驚きました。
とても、おこがましい。
相手は将軍、自分は老中。
友ではありえない筈。
身分が違いすぎる。

ただ、自分は自ら命を断つ
最後だけ許して欲しい。
同じだと言わせてほしい。

私の曲げた曲げた解釈です。
その思いを夢と表現しました。

ただ、言の葉
将軍に寵愛された。

色んな物をもらったかもしれない。

でもそんなものは何も自分の心には残っていない。
ただ、言葉だけ。

そして、かたみ、です。
ここが、一番意訳だと思います。
宝物、と訳しました。

かたみとは、
死んでいった人から、生き残る者に与えられ
引き継いでいくもの
でも、自分も死ぬ。
形見という表現には違和感がある。

おそらく、堀田正盛にとって
あの世に持って行きたいものを、形見と考えたんじゃないか
だとすると、それは、宝物なのかも知れない。

そして、これから会える友と
また、語らいができる
あの世では、将軍と老中ではなく、友として語らう。
続きのあるもの。