[昭和歌謡]30 真夜中のギター

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

真夜中のギター
千賀かほる
作詞 吉岡治 作曲 河村利夫
1969年

♪街のどこかに 淋しがり屋がひとり 今にも泣きそうに ギターを引いている

深夜ラジオ全盛の頃、リクエストが殺到した
確かに深夜、ラジオからこの歌が流れると会いますね

なんと、この歌、最初は舟木一夫に向けて作られた歌だった
真夜中の口笛

ちょっと時代に会わないかな
ギターに差し替え

でも、変わった千賀かほるは、ギターが全く弾けなかった
猛特訓してデビューに間に合わせたらしい。

吉岡治
作詞の吉岡治さん、すごいヒットメーカーだったんですね
知らなんだ
知らなかったのは私だけでしょうか

作る歌詞の幅が広い広い

この真夜中のギターに始まって

石川セリの代表曲、八月の濡れた砂
石川セリは、井上陽水の奥さん

都はるみの大阪しぐれと、ふたりの大阪
島倉千代子の鳳仙花

それで急に
おもちゃのチャチャチャ と あわてんぼうのサンタクロース

はたまた、アニメキャプテン翼の主題歌

美空ひばりのイメージを一変させた、真っ赤な太陽

売れない歌手、瀬川瑛子も 命くれない で大ヒットさせる
さらに、売れない歌手大川栄策に さざんかの宿

そして何と言っても、カラオケで日本一歌われている歌
石川さゆりの 天城越え

松本清張の書いた小説【天城越え】の世界に強くひかれ
天城山中で 謎めく女の情念の世界を見事に描ききった。

誰かにとられる くらいなら あなたを殺して いいですか?

ものすごいですね
この幅の広さ

真夜中のギターと天城越えが
まさか同じ人が作り上げた世界だったなんて。

日本橋から浜町まで

今度の三連休のどっかで、彼氏、家に来て良い?

大歓迎だよ

祝日の月曜日、次女の彼氏が遊びに来ることになりました。
カミさんは仕事ですが、仕方ないですね

お父さんウォーキング好きでしょう
どっか出掛けてよ。

は?
お父さんに会いに来るんですけど

いいえ、私に会いに来るんです

あっそう

朝っぱらから石神井公園
朝、カミさんを職場に送っていったあと、
ふと思い付いて、朝っぱらから石神井公園に行ってきました。

そうだそうだ
こんなことしてられない
早く帰んなきゃ

お昼
あのあと、まあいても良いや、って話になりました。

お昼何にしようか
握り寿司作ったげようか

やめて
あれはまずかった。

大丈夫、改善点は明確になっているから

彼氏を実験台に使うのやめてくれる?
改善が完了してからにして。

分かったよ
じゃあ手巻き寿司かな

彼氏を車で駅まで迎えに行って、
そのまま魚屋まで買い出しに

彼氏も酢飯作るのを手伝ってくれたりして
長女も含めて4人で手巻き寿司パーティー

我が家の定番の
「長女の名前つけるの焦って失敗したネタ」とか
「ヤフオクで壊れた電動アシスト自転車100円で落札してえらい怒られたネタ」
で盛り上がりました。

食事が終わり、長女が用事で出掛けました。

お父さんウォーキングに出掛けてくるね。

あっそう、行ってらっしゃい。

日本橋
前回、東京マラソンコースを歩こうイベントの下見を日本橋までやりました。

さあ、続きです。

まずは、やっぱりあそこから
日本橋高島屋に、ピッカピカに磨かれた送水口があるはず

あったー
ピッカピカ
日本橋高島屋送水口磨き係は、社内でも憧れの的の、誇り高き部署なんでしょうね。

凧の博物館
次は、前回お休み(?)かで行けなかった、凧の博物館

有名な洋食屋、たいめいけんの上にある
たいめいけんの行列に失礼しまーす、と割り込んでエレベーターのボタンを押す。

あれれ?
また、エレベーターが動かない

さっき、凧の博物館のホームページ見て分かったんですが
日曜、祝日はお休みなんですって
前回日曜で、今回祝日
ちゃんと確認してから行きましょうね、って話ですね
失礼しました。

あっそうだ
せっかく前回もらった観光地図を忘れてきちゃった。
もう一回、日本橋案内書に行こう。

三浦按針遺跡
地図をもらって
そうだそうだ
三浦按針遺跡に前回行かなかったな
ちょっと戻るけど、行ってみよう

ん?
地図だとこの辺の筈なんだけどなあ
随分探したけど見つからない

連続空振りか

さっき、グーグルのストリートビューで確認したら、ありました。
タブレットの電池がすぐなくなるので、画面の明るさはかなり暗めにしている。
そうすると、屋外では見えなくてイライラするのよね
ついつい、その場でタブレットで確認しようという気が失せる

こういう時、まあいっか、という適当な性格が災いしますね。

さあ、気を取り直して次行こう

郵便発祥の地
郵便発祥の地に参りました。
文明開花好きにはたまりません。

特別仕様の、郵便ポストもありました。
郵便ポスト好きにはたまりません。

銀行発祥の地
発祥の地の連チャンです。

渋沢栄一、二代清水喜助、辰野金吾とビッグネームのオンパレードです。
おおっ震えるぅ

そして異常にかっこいい、第一国立銀行の写真と、錦絵


大好きな築地ホテルにも言及してくれています。

ありがとう。

水天宮
2年前のお正月の日本橋人形町七福神巡りでは水天宮は工事中だった。

まあ、綺麗になったこと

紙垂(しで)とか干支とか楽しめるものがいっぱいあって
とても良いんじゃないでしょうか。

人形町
甘酒横丁、相変わらずとても良い雰囲気
人形町は、三大歌舞伎座、市村座と中村座が元あったところ
なんか、遺跡とかないかな
と、思いつつ
前見た、弁慶の像のところへ
説明書きに、人形町は、市村座と中村座があったので・・
なるほど
2年前に弁慶像を見たときは、市村座と中村座について良く分かっていなかったので
なぜここに弁慶、の意味が分かっていなかった。
私も進歩しましたなあ。

浜町公園
前回は、浜町公園の中までは入らなかった。
入ってみようかな

うん
庭園とかじゃなくて、子供たちが遊ぶ市民の憩い型の公園ね

とか思いつつ一回り

おっと、こんな面白そうなものが
雨とーくとかで罰ゲームでよくやる足つぼコーナー

やってみよう

いてて、いてててて
こりゃ大変だ

そのあと、ちっちゃい子供が挑戦していた
いとも簡単に

君の将来は明るいぞ!

そのあと、とても不思議なことが

すっすすっすと、軽やかに足が進む
えっ? ここ下り坂かなあ、と何度も見返した。

足つぼマッサージの効果かも

家に帰って
ただいまー

どう?
晩御飯も食べていってくれる?

次女の彼氏も待ってくれていました

彼氏も手伝ってくれて、みんなでちゃんこ鍋を作る
色々いっぱい話もして

そのあと、お絵描き伝言ゲーム

長女だけは絵がうまいんだけど
他は彼氏も含めて同じようなレベル

これなにーっ

大爆笑。

嬉しいね
男の子が欲しかったけど、女の子二人
息子が出来たみたい。

また、いつでも遊びに来てね

今日は、
朝っぱらから石神井公園
お昼の手巻き寿司パーティー
日本橋から浜町まで
お鍋とゲーム大会

むちゃくちゃ充実した一日でございました。
地図はこちら
どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

朝っぱらから石神井公園

今日は祝日
お休みでカミさんが仕事の時は
大体、車で仕事場まで送ってよ、という話になります。

公園の本
この前、図書館で都内の公園について書いた本を読んでいた
その中で石神井公園の紹介があった。

超地元やなあ
この公園の近くにある図書館に良く通いました。

今のところに引っ越す前は練馬区に住んでいて
最寄りの駅としては一番近いのが大江戸線の光が丘
次に近いのが西武池袋線の石神井公園駅でした。

もちろん石神井公園にも何度か行っています。

あれっ?
ひょっとして、こっち行ったことない?

石神井公園って大きく二つのエリアに分かれていて
石神井池を中心としたエリア
道を隔てて奥に、三宝寺池を中心としたエリア

三宝寺池の方はひょっとして行ったことが無い気がしてきた。

カミさんを送って
家から車で40分ほどでカミさんの働く大泉公園にある職場
8:00くらいに着きました。

じゃあね
行ってらっしゃい

さあ、帰ってもうちょっとだけ寝るかな

ん?
あれっ

良く考えると、石神井公園って、ここからすぐじゃなかったけっけ
寄ってみるか

石神井公園
コインパーキングに車を止めて

レッツゴー

目指すは三宝寺池

何となくのイメージだけど
石神井池の陽に対し、三宝寺池は陰

石神井公園のイメージって、イコール ボート
石神井公園? はいはい恋人たちが愛を育むボートの公園ね

石神井池のエリアだけで十分広くて一周すると疲れちゃうので
その奥まで行く気にならない

こんな朝っぱらから、暗い方に誰かおるやろか

ところが、いましたいました。
予想以上でした。

半分以上の人がしっかりとウォーキング
ウォーキング好きとしては嬉しい限りです。
あと何人かいたのは、カメラを持って鳥の撮影
朝早くの方が鳥の撮影には良いんでしょうかね
ひょっとすると花かも

三宝寺池の方は緑が深く
「自然を保護した公園」というコンセプト
植物も色んな立看板が立っていて
色んな種類を育てている、観察園

道は歩きやすい木道
ウォーキングにはうってつけです。

石神井城址跡
石神井公園って元々何だったかというと
お城
天守閣とかのあるお城ではなく、古城
ウォーキングを始めて、いくつか古城は見ました。
自然の地形を利用し、空堀
土を積み上げて土塁

そもそも関東では関東ロームそうなので
下手に石垣とかを組んで、手足を取り掛かれるようにしちゃうより
ある程度急な坂を作っておけば、ずり落ちて登れない。

豊島氏が居城にしていたんだけど
最終的には、太田道灌に倒される
その時に、娘の照姫が三宝寺池に身を投げる

地元にいるとき、照姫祭りというのがあったんですよね
毎年、照姫役が選ばれて
町中を、照姫や武将たちが練り歩く。
最終的に石神井公園で、イベントがある

今日初めて意味が分かった。
地元では何とか三大祭りとか言って、頑張って盛り上げようとしていて
まあまあそれなりに

緑が多くて、鴨もいて
いやあ、いやされた

どうしようか

まあ、でもせっかく来たんだし
石神井池の方も行ってみるか

石神井池
石神井池の方は、ただただ懐かしかった。

ああ、ここね
来た来た

こっちも来た

出たっ、ボート

結局ぐるっと一周。

朝の時間の活用って
すごい得した気分です。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

カズオ・イシグロを読んでみて

カズオ・イシグロさんノーベル文学賞おめでとうございます。

村上春樹さん残念でしたけどね

長女
長女は親の口から言うのもなんですが
天才文学少女でございます。

あの新潮社がやっている新潮ファタジーノベル大賞
リングとかで有名な鈴木光司や畠中恵などすごい人たちが
この賞出身という権威ある文学賞ですが

なんと高校生の時に、一般の作家さんたちに混じり、最終選考に残りました。
異例中の異例でございます。

速読も出来、ものすごい量の小説を読んでいます。

長女が
カズオ・イシグロが村上春樹について言及したのは嫌味だったね

へえ、そうなんだ
ところで、カズオ・イシグロって読んだことあるの?

大体、話題になった作家や作品についてこういう聞き方すると答は一緒です。

あるよ
面白かったよ

そうなんだ
どれ読んだの?

新聞の記事を指差しながら
これとこれとこれとこれ

すごいな4冊もかい

貸したげよか

今、持ってるの?

うん
好きな作家だよ。
好きな作家がこんな大きな賞取るのは初めてだから純粋に嬉しいわ。

この受賞理由
数々の小説を通じ、世界と繋がっているという我々の幻想の下に隠された深淵を暴いた
って何よ

何言ってるの、って感じよね

どういう小説を書く人なの

んーとね
例えば、今度の会社どうって聞かれたとするじゃない
楽しいよ、とか、やりがいあるよ、とか答えるのよ
それは嘘じゃないけど、それだけじゃない
もっと色々あって大変だなと言うところもあるけど
それを言っても仕方ないから言わない訳

でも、カズオ・イシグロは
そんな訳ないよね、それだけじゃないよねってことを
小説の中でちゃんと書く人なの
お父さんにも分かりやすい例で言うとそういうこと。

はいこれ、読んでみな
「私たちが孤児だったころ」
私はこれ好きだけどちょっとマニアックかな

うわっ、分厚っ
これ何日ぐらいで読めるの?

なにそれ
何でそんなに頭の悪い質問するの?

じゃあこっち、
「わたしを離さないで」
日本じゃこっちの方が、綾瀬はるかでドラマ化されて良く知られているから
こっちの方が良いんじゃない。

うん、こっちの方が若干薄いね。

手に追えないなと思ったらすぐに返してね
変なの、と思っても、そういう小説だから、そういうつもりで読んでね。

わたしを離さないで
読んでみた。
450ページほどの文庫本。
小説はほとんど読まないので
さあ、どれくらいかかるだろうと思いつつ。

これに関してはSFなので、あり得ない想定
でも、将来あるのかも知れないという想定

ノーベル賞かつ翻訳ものということで、難解なのを想像していたけれど
それはなかった。

ちょっと変わった施設で育つ主人公とその友達たち
起きる出来事がいわくありげでぐいぐい引き込まれる。

ついつい、ネットで想定を見ちゃって
うわあ、参ったなあ
そんなテーマなの?こりゃ重すぎるだろ
そういうところに繋がるわけね

でも1/3くらいのところでもう背景が明らかに
えっ、こんなところで、明らかにしちゃっていいんだ。

そのあとも、頃よいタイミングで色々変わっていく。

半分を過ぎた頃に長女が言っていた例の意味が分かってきた。
なるほど、こういう繋げ方と展開が特色なのか
確かにこういう小説は読んだことがない。

手に終えなくて途中でやめるかも、と思いつつ読み始めたけど
読むのが大変とかいうことじゃなく
別の意味で迷い出した

キツすぎる
これ、最後まで読んで、私の心は持つだろうか
張り裂けてしまうんじゃないか

これはSFなんだということがせめてもの救い。

それでも、主人公たちの感情にいやがおうにも入り込まされる。

大きく息を吐く
ダメだ。どうにも途中でやめられない。

これ、小説だよね
ここまでガンガン向こうからぶつかってくるものに出会ったことがない。

丸一日かけてラストまでとうとう来てしまった。

ネタバレになっちゃうので
どんでん返しがあるのかないのか書けないけど

涙でぐちゃぐちゃになる

ノーベル賞
まだ一作品しか読んでないけど
これは間違いなくノーベル賞だ
受賞理由のおかしな文章も、今なら分かる。

日本で産まれたかどうかなんてどうでもないつまらないこと。
カズオ・イシグロだという事で良い

こんなものをいくつも書いているのか
どんな心の構造をしているんだろう。

作品ひとつずつにノーベル賞で4つも5つもあげられないんだろうか。

ずっと引きずる気がする。

長女はこんなレベルのものをすでに4つも読んでいる
長女にしてみれば好きな作家の一作品に過ぎないかも知れない
我が娘は、私のような凡人の子供で良いんだろうか

私はもう心がへとへとなのに。