[昭和歌謡]33 白い蝶のサンバ

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです。

白い蝶のサンバ
森山加代子
作詞 阿久悠 作曲 井上かつお
(1970年)

♪あなたに抱かれて私は蝶になる

さあ、いよいよ昭和歌謡シリーズも、1970年代に突入です。
私は1960年生まれですから
1970年と言えば10歳です
1970年代となると10歳から20歳までなので
おそらく一番歌謡曲を聞き、歌った時期です。

歌の題名を聞くだけで自然とメロディが出てきて
当時が甦ってくる気がします。

この歌
当時の歌謡曲がいわゆる七五調が多かった常識をぶち破った作品です。
いきなり16ビート

日本人はビックリ

曲をもらった阿久悠さんもビックリ
これ、歌詞を乗せようがないなあ。

思案のあげく、
いいや、そのまま早口で乗せちゃえ。

それが当たった。

ちょっとだけ難しい事ってとても楽しいですよね
特に子供は、俺は歌えるぜ、みたいな

阿久悠さんはこれをきっかけに一気にヒットメーカーになります。

あなたに抱かれて私は蝶になるんですよ
すごいですね。
パタパタ。

早口言葉
それで思い出したのが早口言葉。

子供の頃、友達のごく少人数の仲間内だけでやたらに流行った事ってありませんか
今、考えると何であの時あんなに盛り上がったんだろうな、ってやつ

我々の仲間内で、流行ったことのひとつ。
早口言葉を見つけて喜ぶ、というのがあります。

「赤巻き紙、黄巻き紙、茶巻き紙」を3回繰り返すという早口言葉がありますね。
あれをアレンジして
自分達の呼び名にします。

私は佐々木なので「さっちゃん」と呼ばれていました。
「赤さっちゃん、黄さっちゃん、茶さっちゃん」を3回繰り返してみてください。
3回目くらいで舌から血が出ます。

ここからが、仲間内だけで大ウケに必要な要素ですが
赤いさっちゃん、黄色いさっちゃん、茶色いさっちゃんを頭の中で想像出来るということです。

あかん腹痛いーっ
お前むっちゃ茶色いで

クラス全員の中でスーパーヒーローは、倉橋君と田畑君
くらはっしゃん、とか、たばっちゃん、とか呼ばれていました。

「赤くらはっしゃん、黄くらはっしゃん、茶くらはっしゃん」
「赤たばっちゃん、黄たばっちゃん、茶たばっちゃん」

ひえーっ、あかん、おもろい、腹よじれる。
授業中も思い出し笑いで大変。

良いですね。小学生は平和です。
こんなしょうもないことで、2ヶ月は笑って過ごせる。

世界各国の首脳は全員小学生にすべきですね。
しょうもないことで笑い転げて、戦争になりません。

赤習近平、黄習近平、茶習近平
赤チャウシェスク、黄チャウシェスク、茶チャウシェスク

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