病気を自分で治すということ

健康を考えるとき、やはり一番大事なのは、「病気を治す」こと。

セルフケア
まず、第一の視点は、病気を治すのは、自分の体か医者や薬かという視点です。
もちろん答えは両方なのですが、最初は自分の体です。
自分の体に、病気を治す力があるのだということを認め、信じ、うまい使い方を理解してやってみる
それでもダメな場合とか、急性である場合、痛みが大きく耐えられない時に補助的に使う場合にだけ、薬やお医者さんが有効だということです。

不快な現象は必要だから
発熱、痛み、腫れ等の不快な現象は実は必要だから体が行っています。
例えば、熱に弱いウィルスをやっつけようと体が発熱して頑張っているのに、解熱剤を飲んでしまっては、体にしてみれば「何いらんことしてくれてんねん」という話です。
いったん熱が下がると治ったと思ってしまいます。
高血圧だのコレステロールだのも必要だから体ががんばっている証拠なのです。
もう一つ先に本当の原因があるのです。
それを改めずして、現象だけを押さえてしまうのが「薬の弊害」なのです。

ではどうして治すのか
頑張っている体の治癒力を後押ししてやることです。
1.交感神経と副交感神経のどちらにも偏りすぎないようにバランスをとること
現代人は交感神経に偏りすぎているので、副交感神経を優位にすることが必要だという言い方をしがちですが、どうもそうではないようです。
 ストレスが多いという意味では、交感神経優位というのは現代社会の特色であることは事実です。
 ただ、一方で、豊かになりすぎた現代社会では、体を動かすことをしないでも車とかで移動できてしまう。
 いろんなことが便利になり「自動的」にいろんなことができる。即ち甘やかされている社会だというのです。
 ぼーっとした生活、何となく一日が過ぎていく生活もできてしまう。
 そういう生活をしていると、副交感神経が優位になります。
 実は副交感神経が優位になりすぎても、免疫力が低下するのです。
 まずは、自分がどちらに偏りがちなのかを理解しておくことです。
 大きく白血球が関係してくるのですが、長くなりますので、別ページで紹介します。

2.メリハリをつけること
 一日の内で、交感神経の優位になるのは昼で、副交感神経が優位になるのは夜。
 山高ければ谷深し。
 昼間に交感神経をきっちりと優位にしてやらないと、その反動の副交感神経が「頑張んなきゃ」と思わず、夜の副交感神経がそこそこにしかならない。
睡眠再生工場が頑張って病気を退治するためには、睡眠中は目一杯副交感神経に頑張ってもらわないといけません。
ストレスとかで精神的に疲れるのではなく、体がちゃんと疲れてこそ、ぐっすり眠れるというのは実感していると思います。

3.呼吸法と瞑想
 副交感神経を夜に優位に立たせるためには、やっぱり呼吸法です。

4.瞑想
そして極め付けが瞑想です。

5.温める
免疫に関する第一人者、私が大好きな安保先生が強調するのが体温です。
 免疫力が発揮されるためには体温が高い必要がある。

6.強化
 今までは、「免疫」からの視点です。
 病気の予防まで含めると、筋肉強化や、心肺機能の強化というのはやっぱり必要です。

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