[伊勢神宮]3 内宮解説2

伊勢神宮で考えたこと
[伊勢神宮]2 内宮解説
の続きです

正宮(しょうぐう)を過ぎて、それ以外の別宮を巡っていくことにします
再度、マップを貼っておきますね

■籾種石(もみだねいし)
当日どの石か分からなかったので、写真は本からの引用です
参道の左側、正宮の建つ御敷地の石垣にある、特別大きな岩。
苔むしたこの岩は、江戸時代の遷宮の時、地元の人々が五十鈴川の川上にあった大岩を、自分たちの手で運んで献納したものと伝えられています。
それは大変な作業で、食料に困って籾種まで食べたことから、籾種石といわれるようになったとも言われています。

■御稲御倉(みしねのみくら)
神宮の神田で収穫された御稲がここに納められています。
御稲は、10月の神嘗祭、6月と12月の月次祭で天照大御神に捧げられます。

御稲御倉は、正殿と同じ唯一神明造りで建てられており、茅葺きの屋根の両側を、棟持柱(むなもちばしら)が支える構造を間近で見ることができます。

唯一神明造りはこう

掘立柱、切妻造、平入り、檜の素木造り、茅葺き屋根に千木と鰹木といった特徴を持ち、古代の高床式倉庫の様式を今に伝える、日本で最も古い神社建築様式
一般の神社で神明造を採用する際は、伊勢神宮と同一にならないよう意図的に変更(例:鰹木の本数を減らす、礎石立てにするなど)されるので、唯一。

■外弊殿(げへいでん)
神々に奉納された幣帛(へいはく=おそなえ)や神宝などが納められています。

■荒祭宮(あらまつりのみや)
ご祭神は、同じく天照大御神なんだけど、荒御魂(あらみたま)
荒御魂とは、 神様の優しくおだやかな面を和御魂(にぎみたま)というのに 対して、荒々しく顕著なご神威を表しています。
神様も状況によってノルアドレナリンや副交感神経のゆったりした状態と、アドレナリンバシバシで交感神経優位の状態もある
神道の面白いのは、それが別々に祀られるということ
夫婦円満だの家内安全安産祈願など穏やかな方が良いお願いは和御魂、合格祈願や勝負事などは荒御魂にお願いします

■御酒殿(みさかどの)と由貴御倉(ゆきみくら)
正面から見て左が御酒殿、右が由貴御倉です。御酒殿は、10月の神嘗祭、6月と12月の月次祭の由貴の大御饌祭(おおみけさい)のにお供えする四種のお酒をいったん納める場所です。
御稲御倉のお米もそうでしたが、神事でお供えするものは自給自足です。伊勢神宮は酒類製造免許まで持っています

由貴御倉は、古くは大御饌祭(おおみけさい)のお供えものや果物を保管しておく倉でした。由貴とは、清浄でけがれがないという意味なのです。
こちらもやっぱり自給自足

■忌火屋殿(いみびやでん)と祓所(はらえど)
忌火屋殿は神饌(しんせん=神様の食事)の調理を行う場所です。

忌火とは、「清浄な火」という意味で、御火鑽具(みひきりぐ)によっておこした火を用い、お供えものの準備をするのです。
伊勢神宮は徹底していますね。火すら自分でおこします

祓所は、忌火屋殿の前庭で、祭典の際に神饌と神職のお祓いをする場所です。

■四至神(みやのめぐりのかみ)
注連縄(しめなわ)に囲まれた石畳の上にお祀りされています。四至とは四方を意味しており、内宮の神域の四方を守護している神様です。
二拝二拍手一拝の作法でお参りをします

■風日祈宮(かざひのみのみや)
風雨を司る神様で、雨風の災害がなく天候が順調であり、稲を中心とする農作物が豊かに育つよう祈りが捧げられるお宮です。

■御厩(みうまや)
運が良ければ馬に会えます
私が行ったときはいませんでした

■参集殿(さんしゅうでん)
休憩所です
ここで、図説伊勢神宮という本を買いました

■大山祇神社(おおやまつみじんじゃ)と子安神社
大山祇神社のご祭神は大山祇神で、神路山(かみじやま)の入り口にご鎮座される山の守り神です。子安神社は木華咲耶姫神(このはなさくやのひめ)をお祀りしています。
安産の神、子授けの神として信仰されています。

[お出かけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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