世田谷で緑多き一帯を行く

今日の週末、どこ行こうかな
この前、豪徳寺に行ったときに、世田谷区のパンフレットもらってきた。
世田谷区、24の物語
ここから選びましょう。

喜多見
小田急線です。
さすがは世田谷区。
西武線沿線住民としては、住む世界が違います。
まあ、歩く分には、追い返されることもないでしょう。

喜多見って聞いたことも無かった。
「喜多見駅から世田谷の緑多き一帯を行く」ってコースです。

緑道
さすがは「緑多き」とうたってあるだけの事はあります。
この先もちょこちょこ緑道が登場します。

念仏車
回せば念仏を唱えたことと同じ事になる便利グッズ

何度かお寺で見たことはありますが
お寺で無い場所で庶民が作ったってものは始めてみました。
ちゃんと回ります。
女性だけの講(互助会みたいなもの)が作ったみたいなんだけどそれも珍しい。

喜多見氷川神社
えっ、これ本当に氷川神社?
でかいっ

能楽堂も立派

と思ったら本当に毎年、舞が舞われるらしい。

そもそも何で鳥居がないの?

あったぁ
だよね。横っちょから入っていたと言うことね
しかも参道長っ

この二の鳥居は江戸時代、1654年からあって文化財指定されている

慶元寺
次は慶元寺
世田谷物語18に選ばれているほどだから期待できます。
東京近郊を歩いていると
江戸時代より前のゆかりの地の場合は、太田道灌で
それより前は、豊島氏か江戸氏の筈
でも、豊島氏がらみは良く見るんだけど、
江戸氏は今回が初めてになります。
江戸氏の本拠地。墓もあります。

元々今の江戸城の辺りに城を構えていたから
江戸氏の城なので江戸城ね
分かりやすいです。
その後、太田道灌においやられて、喜多見にお引っ越し。
徳川家康が江戸に来たとき、家康に仕えることになります。

広く一帯を江戸って呼ぶことにしたのよね

ですよね
まずいですよね
私、江戸じゃなく喜多見に名前変えます。

ええっと、Googlemap で見ると、氷川神社のすぐ横
入り口ここかな。何とも書いてないけどなあ
誰もいないけど、お寺じゃ普通。

うわあっ、見事な庭園


庭園への手前の柵が微妙な開き具合
入って良いような、いけないような

(小さな声で)
失礼しまあす

すごいっ。とてもすごいっ。

えっ、まだ奥にさらに庭園が

苔むす道の庭園がどこまでも長く続く

踏んじゃまずいかな。そろりそろり
ぐるっとまわって帰りがけの道は竹林

最初のあずまやのところがちょっと小高くなっていて、そこからの眺めも最高

えっ、さっきの竹林、中に入っていけるのか
入るとこれまた、広い広い

ここまで広い、しかも見事な風情のお寺の庭園は初めて経験しました。
いやあ、生きていて良かった。

ただ、実はとっても不安
さっきのは本当に、慶元寺で、入って良かったんだろうか
道に苔むしていたのが何とも気になる

Googlemapで見ると、ただただ広い敷地で大きな幼稚園も経営している。
とりあえず、敷地を一周してみよう。
この幼稚園も実に広い
神社仏閣が経営している幼稚園の広さ選手権があったら間違いなく優勝でしょう。

ちょうど反対側

あっ!

「慶元寺」って書いてある
しかも
何っ、このとてつもなく長い参道は


それを過ぎて山門で

その奥に、どでかいお寺

鐘や仏像などが色々あって
右側に広い墓地があって、その奥に三重の塔まであります。

不安は、既に確信に変わっておる訳ですが

右奥に行ってみると
柵で厳重に囲われたその先に
先ほどの竹林

確定です。

私は罪を犯してしまいました。

おそらく寺の住職さんのプライベートなお庭でしょう。
信じられない、あんなに広い見事な庭園。

証拠をこのブログで写真つきでアップしてしまいました。
覚悟は出来ております。

逮捕されたら素直に服役することに致します。

あっ、そうそう
これが江戸重長さんの肖像ね

それにしても、素晴らしかったなあ

続きは明日ね

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ


梅 紅千鳥

花カレンダー始めました

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