祝! 55歳の誕生日

55歳
・今日2015/4/9で55歳になりました。
・よく行くイオンモールでは、55歳以上の「GG WAON」の会員になれ、各種特典が。
・映画も安くなります
・それにしても、何というネーミング
・「じじい」はないでしょ。「ばばあ」はどうするんでしょう。
・グランド、ジェネレーションですって。
・いよいよ、シニアの仲間入り。年寄りです。

・じじいを記念して、ひとつの歌を紹介します。

払沢の滝(ほっさわのたき)で
・この歌との出会いは、払沢の滝をカミさんと見に行ったとき。
・滝の近くに木工のいろんなものをその場で作って売っている店がありました。
・そこでカミさんが額を買いました。
・額が欲しかったのではありません。
・その中にサンプルで入っていた歌の歌詞に心を動かされた。
・カミさんは老人ホームで看護師をしています。

・「この歌、いい歌ですね」
・「そうでしょう。若いときはなかなかわかりませんけど。でも実は歌として聞いたことはないんです」
・「そうなんですか。もし分かったら、お知らせしますね」

手紙~親愛なる子供たちへ~
歌手:樋口了一
作詞:不詳、日本語詞:角智織、補作詞:樋口了一
作曲:樋口了一

年老いた私が、ある日、今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解して欲しい

私が服の上に食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように見守って欲しい

あなたと話す時 同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい

あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しい事ではないんだ 消え去ってゆくように
見える私の心へと 励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に 私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい

あなたを追い回し 何度も着替えさせたり 様々な理由をつけて
いやがるあなたとお風呂に入った 懐かしい日のことを

悲しいことではないんだ 旅立ちの前の
準備をしている私に 祝福の祈りを捧げて欲しい

いずれ歯も弱り、飲み込む事さえ出来なくなるかも知れない
足も衰えて立ち上がる事すら出来なくなったなら

あなたが か弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私に どうかあなたの手を握らせて欲しい

私の姿を見て悲しんだり 自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのはつらい事だけど

私を理解して 支えてくれる心だけを持っていて欲しい
きっとそれだけでそれだけで私には勇気がわいてくるのです

あなたの人生の始まりに私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添って欲しい

あなたが生まれてくれたことで私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛を持って笑顔で答えたい

私の子供たちへ

愛する子供たちへ

祝! 55歳の誕生日」への2件のフィードバック

  1. お誕生日おめでとうございます。
    手紙 凄く素敵~あまり涙をださない私が泣きました。

    • ほんとに泣けるよね。
      単純に歳とったという話ではなくて、子供との関係ですからね。
      よわいわぁ。こういうの。

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