大嘗宮に行ってきました

昨日、水元公園のバーベキューイベントで
メンバーの内、二人が
もう大嘗宮(だいじょうきゅう)に行ってきたよ

今度、12/7に大嘗宮見学のウォーキングイベントをするので

すごぉい、詳しく教えて。

大嘗宮
そもそも、大嘗宮とは大嘗祭(だいじょうさい)の時にだけ使われる建物で
そのあと壊しちゃう。

大嘗祭とは、天皇が毎年行う新嘗祭(にいなめさい)の特別バージョン
天皇家よりも神社よりも歴史が古く
おそらく稲作が始まった頃から行われていて
春に神様からいただいた稲の種を元に稲作して米をいっぱい作り
元の分を神様にお返しし、残りを有り難く人間がいただく。

神様は山にいるから春に降りてきてもらい
秋の収穫後に、感謝の儀式をしたあと、山に帰ってもらう

秋の方の儀式が、新嘗祭。

最初は儀式だけだったのが
儀式を行う場所が常設化されて神社となり
日本を代表して儀式を行う、天皇となっていく。

今の勤労感謝の日、昨日ですね

天武天皇が即位した時、その年の新嘗祭を
おめでとうの意を込めて特別豪華に行ったのが大嘗祭

天皇が変わる度に一回ずつ、1000年以上ほとんど形式が変わることなく続いてきているんですね

大嘗祭のためだけの大嘗宮。
12/8まで一般公開して、終わったら壊しちゃう。

自分の年齢を考えると、もう二度と見ることは出来ない。
ウォーキングイベントにしなきゃ

行ったメンバーに色々教えてもらって
今日も、もらったルートマップをフォトにあげてもらって見せてもらった。

本丸の大芝生でみんなで弁当を広げようと思っているんだけど
出来そうかな

そこには入れません

(ええっ、まずい、とてもまずい、昼食をとるすべがない。
皇居って不思議なんですが、一切レストランのような食事する場所がないんです)

分かりました。調べます。

皇居
これは、見に行く以外方法がない。
どこか弁当を広げられそうなところを探さねば。

——-
行幸通りの紅葉です

この前の即位礼パレードの時に比べれば、そこまで混んでいない。

通常は入れない、坂下門が開放されています。

12/7の本番の時は、乾通りというこれまたいつもは入れないところも開放されています。

富士見櫓(やぐら)を下から見ることは、通常はできません

ここの石垣が、刻印石の宝庫なんです。
あっ、あった

この写真じゃ、分からないですね

立ち止まらないでくださーい

まずい
ここで山ほど解説することがあるのに
立ち止まれなきゃイベントにならない

すみません
これこれこうで、12/7イベントで20人ほどで
ここで立ち止まって解説することは可能でしょうか

分かりました。
それでは、そちら側で通行の妨げにならなければ。

それ以降、どの辺に多少スペースがあって立ち止まれそうか、確認をしながら歩いていきました。
おそらく当日もいちいち許可を得ながらの解説になるでしょう。

本丸

うわあ、言われた通り入れない。
こんなに広大な芝生なのに。

松の廊下跡の方までもいけないのか
やっぱり来て良かった
どこで江戸城の何の話をするか
確認しながらだな

見えてきたぞ、大嘗宮

ここから行列になります。

立ち止まらないでくださーい
上野のパンダ状態でございます。
それでも、写真を撮ることは可能でした。



鳥居はやはり、伊勢神宮と同じ、神明鳥居でした

不思議だったのは千木と鰹木
当然伊勢神宮と同じなんだろうと思っていたんですが
悠紀殿(ゆきでん)(東日本の斎田からの稲穂による祭儀執行の場)は伊勢神宮と同じ内削ぎだったんですが
主基殿(すきでん)(西日本の斎田からの稲穂による祭儀執行の場)は外削ぎだった


何故だろう、ああ気になる

調べてみました
悠紀殿は伊勢神宮内宮と同じ
主基殿は伊勢神宮外宮と同じらしいです。
確かに、伊勢神宮外宮のホームページを見ると、外削ぎでした。
納得

裏側に回ると、ゆったりと写真を撮ることが出来ました


経費面で色々言われましたので
平成の時は、茅葺き屋根だったのを板の屋根にしたり
プレハブの鉄骨も採用したりしたようです。

それでも、目の前に立ってみると
おごそかという表現が良いのか
圧倒される歴史の重みのようなものを感じます。

40代天武天皇の時から一緒で、今が126代
もうすぐこの大嘗宮は無くなってしまうんだなあ

さあ、まだ昼食問題は解決していません
このあとまだまだ、江戸城の視察が続きます。
続きは明日ね

おでかけマップ

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