世の中を変えてしまったもの (ケータイ)

世の中を変えてしまったもの(ケータイ)
世の中を変えてしまったもの(インターネット)の話はしました
・今日は両横綱のもう一方、ケータイ(スマホ含む)です。
・これは2回に分けることにします。
・まずはケータイから

ケータイ
・ここでのケータイはスマホを含みますが、ケータイの電話機能ということです。
・昔は、連絡なんてすぐにつく訳なかったので、連絡を入れてから、連絡をもらえるまで待つ必要がありましたよね。
・10年以上前ですが、その時勤めていた会社の社長が当時まだ大きくてべらぼうに高かった携帯電話を買いました。
・鞄にでっかい電話をぶら下げていたのを覚えています。
・社員はみんな陰で噂していました。
・「どんだけ、忙しがるのが好きなんやろ。あんなことしたら、お客さんからすぐに連絡がついてしまうから、連絡入れなあかんがな」
・メールはありましたが、会社に戻らないと見れませんでした。
・「連絡付かなくて」という居留守のいい訳は、結構当たり前にお互いさまで、物事が「1日ずつ」というゆっくりした単位で動いていったものです。

慣れた
・でも今思うと不思議です。
・常に監視されているような、「常に連絡がつく」社会って、当時は「絶対嫌だ」と思っていたのに、いざ、ほぼみんながそうなってみるとそれほど嫌ではない。
・そのメリットのもとに「ああ、昔に返りたい」という人がいない。
・要は「慣れた」「それが普通になった」
・だから、この前の日和田山の時のような悲劇が起きる。
・待ち合わせで、落ち合えなかったときに何分まで待てますか、という質問、愛情の尺度がなくなってしまった。
・ええっ、どういうこと?。そういうと、昔待ち合わせでのいろんなドラマがあったような。
・「個人個人」に背番号(携帯番号)がつき、所属している何かを通じてではなく直接につながるようになった。
・所属している何かって、家族だったり会社だったり
・それが、大きく「個人主義」へ怒涛のごとくなだれ込んでいくのだが、そのあたりは次回のスマホの話の中で。

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