ダイエット? そんなことより

残念ながら、ダイエットってリバウンドがセットになっています。
そこを断ち切らなければ、いくら優れたダイエットをしても全く意味がないと思うのです。
世の中に出ているほとんど全てのダイエット本やWebなどは、成功体験を元にしているはずで、そうである限りは、やっぱり正しいのです。
要するに、どれを実践しても、ちゃんとやれば必ず痩せる。
そんなに難しくない。

ただし、問題はその次なのです。

少なくとも私の場合、「あれ、今回はなぜかどんどん痩せる」と順調でした。
その時、もうすでに、ウォーキングが楽しくなっていた。
ウォーキングをやめたくないと思ったのです。

もう、減量としては「ゴールイン」。目標達成です。
我慢や辛抱をベースとしているダイエットであれば、
「やったー。明日からダイエットしなくていい」
そして、明日からリバウンドが始まるのです。

ダイエットの一番の敵は、実は「目標達成」です

ダイエット、リバウンド、ダイエット、リバウンドがずっと繰り返される。
真剣にダイエットをすれば「目標達成」という魔の瞬間が必ずおとづれるからです。

どうすればいいのか。

ダイエット? そんなことより

ここへ持っていくことです。

「確かに、ダイエットのためにウォーキングを始めたんですけどね。
今は、ウォーキング自体が楽しくなっちゃいまして。
ダイエット? そういえばそういう時期もありましたっけ」

これで絶対にリバウンドしなくなります。

ということは、自分として、「楽しい」と思える方法でダイエットしないと必ず失敗するということです。

私が食事制限でのダイエットを否定するのもそこにあります。
食事制限を「楽しい」と思えますかね

私の場合、たまたまウォーキングが楽しくて仕方ないようになりましたが、最初は嫌いでした。

今回、コメントをいっぱいいただきましたが、その中に「私はウォーキングが嫌いです」というのがありました。
当然ですね。
私と一緒です。
ウォーキングが大好きな人は太っていません。

やってみましょう。
ひょっとしたら私のようにたまたま好きになれるかも知れません。
しばらくは、義務的にでも「楽しい」と思えるようにつとめましょう
どうしても「楽しく」ならなかったら別の方法に変えましょう。
そして何とか「楽しい」と思えるようにつとめましょう
そして、どんな方法でも「楽しい」と思えなかったら。

あきらめましょう。

だって、絶対に成功しませんから。
成功するかも知れませんが、
あなたは、「目標達成」のタイミングでその方法をやめてしまうに違いありません。
分かりますね。
リバウンドが待っています。

その内、「減量」という現象のみを「楽しい」と思うようになります。
これが一番悲しい永遠のリサイクルです。
「減量が趣味」になってしまうと、本人は意識しなくても深層心理の中でリバウンドを望んでしまい、その通りになります。
だって、リバウンドしないと「楽しい減量」にまた挑戦できませんから。

言いたいことは分かっていただけると思います。
途中からでいいですから
「ダイエット? ちゃんちゃらおかしいやいっ」
と思ってください。

私の場合、
ウォーキングは確かに「楽しく」なったのですが
その先にもっと自分が奮い立つほどの「めくるめく世界」が待っていました。
ダイエットさんありがとう。
ダイエットをきっかけとして「自分」が全く変わってしまいました。
そして、その「自分」を大好きになりました。

また勿体つける言い方をして恐縮ですが、
この辺のことはまた。

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