いつも読んでいただいて、ありがとうございます。
そして、すごくいっぱいコメントをいただいています。
重ねてありがとうございます。
そうなってくると、後で説明します、というのもなかなか厳しくなってきました。
とりあえず、少しずつでもお答えしておいた方がいいかなと思ってきました。
せめて、一番多い質問くらいは。
一番多い質問は、どれくらい歩いたら痩せられるでしょう、というものです。
いい質問ですね。確かに知りたいところです。
ただ、この質問への答えがとても難しい。
いつも、間接的な答えでちょっとごまかしてる感じが気になっていました。
例えば、毎日30分歩けば確実に痩せられます。と言い切っちゃえばいいのかもしれませんが。
迷っているのが、この答えには色んな要素を含んでいるからです。
1.継続すべき?
よく、本やwebで出ているのは「有酸素運動は、継続して20分してから脂肪分を分解するようになるので、それ以上でないと意味がない」というもの。
まあ、間違ってはいませんが、少なくとも断片的でも問題は無いようです。
2.量より質
いくら量を多く、時間を長くしたり、負荷をかけたりして頑張っても、我慢や辛抱はダイエットの大敵。「カラダ」はそっちがその気ならといざという時のために貯金を貯めておこうとします(脂肪分ですね)
ラクダみたいです。
ストレスこそが「貯め込み」を誘発する元になります
楽しいと自分で思える以上はやらないで、ってことです。
それは、何分って決めづらいんです
3.日常にこそ意味がある
楽しいと思えるならウォーキングでなくても、もちろんいいんです。
ただ、私がウォーキングをおすすめしているのは日常的に運動できるからです
ニート運動というのですが、やるぞっと気合いを入れたときではなく、日常的に働いたり、移動したりするときの運動。
全体の運動を集計すると、このニート運動が大半を占めるのです。
毎日30分歩くことは、それはそれで意味があるのですが、もっと重要なのは、ニート運動の改善です。
ウォーキングが有酸素運動の中で、ジョギングやスイミングやエアロバイクに比べて優っているのは、このニート運動ができるからです。
おトイレや、ゴミ捨てや、隣のコンビニや。
ちりも積もればマウンテン。
ニート運動の時のウォーキングと、まとまった時間のウォーキングで同じ歩き方をしましょう。
きれいなフォームで、速く歩くんです。
そうなると、ポールを持ったり、ダンベルを持ったりというのが難しくなってきます。
ニート運動で重要なのは、質もそうですがやっぱり量です。
「ちょこまか動こうと思う」ということです。
昔の私はとにかく動きませんでした。今は、カミさんに言われてゴミ捨てに行って帰ってきたら「あっ、これもね」とか言われると当然喧嘩でした。
「一回で言え、一回で」今は「ええよ」。理想的なだんなですね
4.エネルギーを消費させない
あれっ。いきなり何を言い出すの、ですね。
じつは、これが一番言いたいことです。
まとまって、20分以上ウォーキングしないと、エネルギー消費が活発化しないとしましょう。
でも、そもそもエネルギーを消費することが目的ではないとしたら。
根本的に話は違ってくるのです。
ダイエットというと10人が10人とも言うのは「エネルギーの出と入の差でもって太る」って例のやつです。
当然です。100%あってます。
ただ、だから入りを押さえるために小食にし、出を増やすために目一杯運動する。ということが言いたいんだとすると。
そう? ほんとにそうなの?
と、言いたくなるのです。
私がやっていることは、ダイエットのようでダイエットではない。
確かに、ダイエットを始めた頃は入りを押さえて、出を増やしました。
どんどん痩せました。
でも、いつまで続きます? ずっと続けたら体がなくなって死んじゃいます。
例の「恐怖の目標達成時期=リバウンドのスタート時期」が近づいた段階で、完全に目的を変えたのです。
「減量」から「健康」に。
すると、歩く意味をこれまた180度変えないといけません。
減量の時期は、どうやってエネルギーをいっぱい消費する歩き方をするか。
健康の時期は、どうやってエネルギーを使わない効率的な歩き方をするか。
効率的な歩き方こそが、体に負担がなく、疲れない。
結果としては、もっと歩きたくなってニート運動トータルとして消費カロリーが増え、目一杯食べても太らなくなるのです。
ちょっと長くなりすぎました。
ここのところは、「いいダイエット」の肝の部分でまだ言い足りませんので、また改めてお話しすることにします。