[天皇]74 鳥羽天皇。ただ待って、よっしゃこれから

鳥羽天皇
1107~1123年

堀河天皇が若くして崩御し
その子は5歳にして即位した。

当然、何らの判断も無理なので、
引き続いて、白河法皇が院政をとる

鳥羽天皇が成長すると内房の事まで指示

白河法皇が養子にして育てた璋子(しょうし)
親子というより男女の関係との噂
その璋子が、鳥羽天皇の女御として入内

後の崇徳天皇が生まれるのだけど
鳥羽天皇は、自分の子供だとは信じなかった。

叔父子と呼び、決して可愛がる事はなかった。

鳥羽天皇は性格は、父親、堀河天皇に似ず
祖父の白河法皇に似ていた。

白河法皇としては、自分に似ているだけに
思っていることが分かる

主導権を取ろうとするだろう
鳥羽天皇に味方しそうなものを潰しておく必要がある
手を組まれてやっかいになるのは
関白の藤原忠実(ただざね)

白河法皇は忠実を失脚させる

そして崇徳天皇が5歳になったら、仕上げに、鳥羽天皇に無理矢理譲位させる
院政期では自分が院政を行いたいが故に
天皇になると、すぐ自分の子供に譲位する傾向にあるが
自分の子供が本当の自分の子供であってのこと
逆に、白河法皇からすると
鳥羽は孫だけれど、崇徳は子供(?)かもしれない

その後、鳥羽天皇には、本当に愛した徳子との間に子供が生まれるのだけれど
その子にこそ譲位したかった。

鳥羽は上皇になったのだから、院政をはじめたい訳だけれど
白河じいちゃんが、以前として院政を続けているので
どうにも手を出せない

じっと待つ日々

そして、ようやくその日がやって来る

白河法皇が亡くなる

よっしゃこれから

そして、崇徳天皇にすると
可愛がってくれた白河法皇からいじめられた鳥羽上皇へ。
地獄が始まった。

[天皇]シリーズはこちら(少し下げてね)

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