「好き」と「いい」なら「好き」の勝ち

「脳の疲れをとれば、病気は治る!」という本を読みました。
脳疲労という独自の考え方をもとに、健康やダイエットを考えるとても面白い本でした。

私の考え方とかなり近い部分が多く、そうそうと思いながら読み進めました。

2つの原理と3つの原則
第一原理 【禁止・禁止の原理】自分が自分を禁止・抑制することを出来るだけしない。
第二原理 【快の原理】自分にとって心地よいことを一つでもいいから始める。

第一原則 たとえ健康に良いこと(運動など)や、良い食べ物でも、嫌であれば決してしない(食べない)。
第二原則 たとえ健康に悪いこと(食べ物)でも、好きでたまらないか、やめられないこと(食べ物)は、とりあえずそのまま続ける(決して禁止しない)。
第三原則 健康によくて、しかも自分がとても好きなこと(食べ物)を一つでもいいから始める(食べ始める)。

「好き」と「いい」なら「好き」の勝ち
以上の原理原則を私なりに解釈したら
「好き」と「いい」なら「好き」の勝ち
です。
好き(楽しい)ことと、良いとされていることは、重なりあうので4つのゾーンに分かれますね
順番をつけましょう。
1.好きで良い→最高です。第三原則。GO!
2.好きだけど良くない→こっちの方が次より優先。第二原則です。続けてOK
3.好きじゃないけど良いこと→2よりは劣る。第一原則なのでやっちゃダメ。敢えてやるなら期限を決めて。
4.嫌いで良くない→論外。

今までダイエットの方法で、我慢はダメ。自分で楽しいと思えるものでないとダメ。
そうでないと間違いなくリバウンドすると言ってきました。
その後押しになり、頭の整理が綺麗についたと思います。

2つの脳(3つの脳)
面白いなと思ったのが、脳で説明していること。
大脳新皮質(大脳の外側) 「考える」。アタマ。理性。
大脳旧皮質(大脳辺縁系)「本能」。感じる。心。感情。
本では、この2つの対比で書いてあります。
話をややこしくしないためそうしているのでしょうが、どうしても私には3つめの脳の存在が気になります。
脳幹「体の制御」。カラダ。ベース。
複雑に絡み合ってはいますが、ばくっと大体で考えましょう。

健康やダイエットを考えるならば直接的なのは脳幹です。
アタマと心とカラダ、その中で心とカラダが近しい。
だから、好き(心)と良い(アタマ)では好きの勝ち。

あっち向いてホイ
アタマと「心カラダ連合」が同じ方を向いているときはノープロブレム。全く問題なし。
好きで良い、の第三原則。
このゾーンをどう広げるかはあとで又触れましょう。

違う方向を向いたとき、お互いが邪魔しあって、脳が疲労する。
全てが効率悪くなり、何をやっても、効率が上がらない。
ブレーキ踏みながらアクセル踏むようなもの。

どっちかに、まあまあまあ、と譲ってもらわなきゃいけないわけですが、
どっちが譲りやすいか。
アタマは大人だけど、心やカラダは未発達の子供みたいなもん。
大人がちょっと譲れば済むんです。
子供を押さえ込もうとするなんてナンセンス。
北風か太陽か。

こっちの方が厳しいけどカラダにいい?
あり得ません。
心とカラダがガッチリスクラム組んで反発しているという時点で「カラダにいい」は間違い。
言い方悪いかも知れないけれど「快楽に溺れた」方がカラダにいい。
簡単です。
「楽しい方が結局は良いのかも」って自分を許せば良い。

具体的にどういう順番で何をするか
ダイエットには? 健康には?
改めて、次回以降で説明することにします。

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