新小岩からウォーキング。ヤマタノオロチが松になると

新小岩から
23区の中で、一番行っている箇所の少ない江戸川区に参りましょう。

そういう区の場合、まずは区の郷土資料館に行って、
「〇〇区の文化財」的な本を入手するのが鉄則です。

あった! 新小岩ね

ルミエール商店街

えっ
どうしたことでしょう。
こんなに活気があって、シャッターも下りていないアーケード商店街
もう今では珍しい方になっちゃっています。

新小岩香取神社
やっぱり香取神社
以前、本で読みましたが、氷川神社の分布と香取神社の分布はあまり被らない
江戸の西側になってくると
がぜん香取神社が増えてくる

間々井宮とも言う
国府台間々から武蔵国へ向かう船が、ここの森を目印にしたから

なんとこの神社、小松菜の産土神でもあります。

小松菜も神様を信仰しているとは知りませんでした。
良いことです。

8代将軍吉宗が鷹狩りの時、ここに寄り、出された菜っぱが大変気に入り
地名が小松だったので、小松菜にせよ
と名付け親

このおじさん、ずっと頑張って弓取り式

香取神社

あらまた香取神社
ファミマの近くにまたファミマ、というのと一緒です。

この銀杏、見事だったなあ

江戸川区郷土資料室
さあ、やってまいりました、郷土資料館、と言いたいところですが
郷土資料室

区の施設のワンフロア
1階では多くの人がワクチン接種

おじさんに聞いたら、2階だということで、2階にいってもそれらしきものはない
立看板も矢印ひとつもない
3階に上がってやっと見つけた。

港区のような金持ち区と比べたら可哀想。予算の範囲でやらざるを得ないけど
コンパクトとはいえ、展示内容としてはかなり面白いものもあった
一生懸命作った担当者もいるわけだから
矢印一つくらいは出して欲しい。

江戸川区ふしぎ探検隊、という企画
子供に指令を与えて、調べてきてもらい、結果をまとめてもらったのを展示するという
なんとも微笑ましいもの
とても良いです。子供が一生懸命やったんだということが伝わります。

宗門人別帳
江戸時代。全国民がどこかのお寺の檀家になるという
びっくり政策
実物見たの初めてです

年貢を正しく全員納めましたよ、という目録
これも初めて見ました。

面白かったのが、水をあげるための工夫
江戸川区には玉川上水のような上水がありません。
低湿地帯だからです
それほど高低差は無いにしても、やっぱり水は最も低い所の川を流れてしまいます。
低い所の水を高いところに持ち上げてやる必要があります。

踏み車


こういうのって、他の区では見れなかったです。

スイコというのは面白い

原理は水鉄砲
下からチューって水を吸い取って上に吐き出す

うつり
ふたりがかりで、バケツの水を持ち上げるもの

寺子屋の話のところのなかで、面白い展示があった
手あぶり
師匠が寒い日に手を温めるために使った、って
生徒にも使わせてあげて

色んな面白い展示を見終えて
一番の目的、名所旧跡に関する資料本の購入

おっと、その前にウォーキングの名所旧跡マップが無料で置いてあったぞ
エリア別に6種類

よっしゃあ

この近くの「中央エリア」はこう

本は、この2冊を買いました。

マップを見ると、右上の寿昌院の臥竜の松というのの写真がそそられる

せっかく来た路を結構戻ることになるんだけど
頑張ってみるか

寿昌院(松本弁天)
かなり戻ってなおかつ遠かったけど、ようやく着きました

なんじゃこりゃあ

この前の善養寺、影向の松もすごかったけど
京成小岩から散策。頑張って生きてきたご褒美
江戸川区の松のツートップですね

クロマツで樹齢500年と推定されている
鉄砲伝来のあたり?


上からも見れるように高い見物台もありました。
そこから見下ろすと

中で寝ている犬の名前はクロタン

もう一ヶ所高台

そこから見下ろす

ここで臥せている竜って、ヤマタノオロチですね

こっちがわを見下ろしたのもきれい

ああ、来て良かった
良いもの見せてもらえた

このあともウォーキングは続きます。
続きは明日ね

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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