法律の壁をぶち破れ(ギャンブル合法化へ向けて)

2年の期限付きで入ったパチンコホール
前半は、経営企画室室長という仕事

トップのロマン実現のため、ありとあらゆる色んな事をしました。

合法化
その中でも印象深かったのが、パチンコの合法化への取り組み

パチンコ屋のイメージが悪い一番の要因は「違法」だということ

日本では刑法185条、186条というのがあり、ギャンブルは違法です。

でも何故か、競馬等の「公営」ギャンブルは認められている

そして、民間で唯一、「事実上」認められているのがパチンコ。
三店方式って奴です

パチンコで勝つと、普通に景品に変えてももちろん良いですが
地域ごとに決まっている特殊景品なるものがある。
ボールペンだったり、金のチップだったり。

パチンコホールの近くに買い場と言われている、「何故か」その特殊景品を買いたいと店を構えているところがある
窓口から特殊景品を差し出すと、お金が差し出される
パチンコホールはその買い場から特殊景品を仕入れる
長い棒を持って、大金を持ち、買い場に一日何度か仕入れに行くんですが、分かってる悪い人はこの時襲うのが狙い目なので、とにかく怖い。

お分かりいただけると思いますが、はっきり言っておかしい。
これこそが、諸悪の根元
不透明な金の流れに繋がりやすい。
正直、換金そのもの。

条件をつけ、基準を設けて、クリーンな流れを作りましょう。
それを守るので、「事実上」みたいなグレーにしておかず
こうすれば合法って法制化してください。

私が基準やルールを考えて、色んなところに働きかけていきました。

パブリシティ
まずは業界誌
法制化プランをFAXし、
とにかく話を聞いてください

熱く語って回って、7~8社ある業界誌全てが記事にしてくれました。
全てコピーすると3cm位の分厚い小冊子になるくらい。
パブリシティって言うんですが、金を払って載せてもらう広告と違って只で載せてくれるし
読む方からも信頼性が高い

今度はそのコピー集を持って、業界団体だったり、日本で5本の指に入る大手チェーンの社長に会いに行ったり。
精力的に動き回りました

そしていよいよ
突然、国会議員の先生から連絡が入りました。
興奮しましたよ
いよいよです。

国会議事堂の近くにある、議員会館まで会いに行きましたよ。

国会議員の先生って、その人だけかもしれないけど、すごかった。
ものすごい勉強している。
真剣そのもので、質問もビシバシ。
国会議員って、マイナスなニュースがいっぱい流れるけど
こんな素晴らしい人なんだってつくづく感心した

最後に聞かれました。
自民党には、この話もうしました?

政権をとる前の民主党の先生でした。

ご存じの通り、まだ三店方式は続いており、グレーなまま
結果としては、力及ばず。

でも、毎日が燃えるような日々でした。

今、カジノ法案がどうのこうの言っていますけど
ずいぶん前、ちょっとだけ、パチンコが合法化に近づいた事もあるんだよって

トップのロマンを実現するための、
私のロマンでありました

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