腕と肩をゆるめる

腕と肩をゆるめる
・腕と肩をゆるめるのは、ウォーキングの腕ふりと大きく関係する。
・肩こりとも関係するので一番先に習得したい点である。

腕と肩をゆるめる方法
・力を抜くためには、いったん力を入れては抜くことを繰り返す
・こぶしを握り締め、いわゆる力こぶを作った後、こぶしをほどき、腕の力をぬいてだらりと垂らす。
・ぎゅーっと力を入れて肩を上げ、肩の力を抜いて両腕をだらりと垂らす。
・手と手首の力を抜き、ぷらぷらゆすって揺らす。
・肩から腕を脱力し、ぷらんぷらんと前後にふる。
・そのとき、前はすんなり触れるが、後ろ側はそれほど振れないと思う。
・これは人間の体の構造がそうなりやすいから。
・肩のところにちょうつがいがあってそこを支点に振っているといつまでたってもこの構造は変わらない。
・支点を肩甲骨の内側あたりにするような意識をもって振ると、肩甲骨の筋肉がほぐれていき肩全体から柔らかく振れていく。
・そうすると後ろ側にもかなり振れるようになってくる。
・そのためには、上体を前かがみにして腕をふると肩がほぐれやすい。
・いずれにしても、後ろが振れにくいからといってぎゅっぎゅっと無理してふると逆に筋肉は負けまいとがんばってしまい、硬くなってしまう。
・あくまでも脱力している状態でプランプランだらーんと行うこと

緩重垂について
・緩(かん)(ゆるめる)と重(じゅう)(重い)と垂(すい)(たれる)はお互いに深い関係を持っているらしい。
・ゆるめると重く感じる。さらにだらーんと垂れている感じを意識する。

90度ひじを曲げた腕ふりとの関係
・90度ひじを曲げた腕ふりは、確かに早く歩ける。
・しかし、どうしても力が入ってしまうので、肩こりや背中のコリが慢性化してしまった。
・早く歩くというのは目いっぱいである必要があるのか。
・健康が目的なのだから、コリがおきず、疲れもしない方がいいに決まっている。
・ただ、一度早く歩けるのを経験してしまうと、タイムを測ったりするのが楽しくなる。
・少しでも早く歩きたくなってしまう。
・同じ速度では本当に無理なのだろうか。
・以前、90度の腕ふりの前に読んだ本で「でんでん太鼓のように」腕をふると書いてある本があった。
・その方法は、腕が前に振れるとき、前進するスピードに対してブレーキになる気がする。
・90度の腕ふりは明らかに大きく腰がねじれて膝の曲がらない脚の上に胴体が乗りやすい。
・少しずつ「ゆる」の腕ふりのコツが分かりかけてきたが、「肩甲骨の内側」を支点にするのがポイントである気がする。
・そのことで「くねくね」した感じの腕ふりになり、胴体が使われる感じになる。
・少なくとも、「ゆる」腕ふりの最初のころよりは早く歩けるようになってきたから、疑わずに信じ切ってこの方法での歩きを習熟すれば、同じ速度になるかも知れない

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