おもしろ歳時記から、5/1でもうひとネタ
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世界ではじめての切手は、1840年5月1日にイギリスで発行された。
1ペニーと2ペニーの2種類で、図柄はどちらもヴィクトリア女王の肖像をあしらったものだった。

当時、切手を発行している国がほかにはなかったので、国名を入れる必要がなかった。
その習慣がいまでも続いており、イギリスの切手には国名が刻まれていない。

切手のアイデアそのものは、それ以前にもスウェーデンやオーストリアなどで考えられていた。
だが、結局、採用されなかったために、イギリスが世界初の栄誉を受けることになったのだ。
当時のイギリスには、郵便制度の改革を主張して、
その推進を任されたローランド・ヒルがいただけに、
新しい制度を取り入れやすかったのかもしれない。
彼はのちに「切手の父」と呼ばれるようになった。

当初、切手の裏のノリを舌でなめるのは、女王陛下の背中をなめているようだとか、
ノリをなめると舌ガンになるなどという意見もあったという。
それでも手紙の取り扱い量は倍増したというから、ほとんどの国民がこの制度を歓迎したようだ。