[首相]36 石橋湛山。ジャーナリスト宰相の65日

首相シリーズです

石橋湛山

石橋湛山は歴史検定の勉強をしているとき、戦前から何度か名前を目にしました。
政治家としてではなく、
重要な国際会議に、ジャーナリストとして同行しています。

「東洋持論」や「東洋経済新報」の記者として
太平洋戦争へ向けて、国中が一色に塗られていく中、異を唱える
「小日本主義」を掲げ、大日本主義は幻想であると論文を発表

専門の経済分野においては、
金本位制について、金解禁を否定
結果として正しかったので大いに評価を上げる

戦後、吉田茂第一次内閣で大蔵大臣に大抜擢
そこでは、緊縮財政を進めようとするGHQにくってかかり、GHQに嫌われて
公職追放になってしまったりする

首相へ
鳩山一郎の辞職にともなう、自由民主党の総裁選挙に立候補
立候補は岸信介、石橋湛山、石井光次郎の3名
第一回投票では岸がトップながらも過半数ならず
決選投票では、二位三位連合の合意がとれて、僅か7票差で逆転勝利

石橋湛山は自ら思い描く数々の政策を実現すべく、船出する

わが「五つの誓い」
1.国会運営の正常化
2.政界および官界の綱紀粛正
3.雇用の拡大と生産の増加
4.福祉国家の建設
5.世界平和の確立

民主政治は往々にして皆さんのごきげんを取る政治になる
こういうことが今日民主政治が陥りつつある弊害である
私は皆さんのごきげんを伺うようなことはしない、
ずいぶん皆さんにいやがられることをするかもしれないが
そのつもりでいていただきたい

組閣は思いっきり難航
全閣僚を総理が兼任する形で仮の出発

自民党内では総スカンだが、国民には大人気

よし、解散総選挙だ

全国を遊説で飛び回る
ところがその激務がたたり、風邪を引いたのが悪化して肺炎を併発してしまう

野党は、後押し
問題なし。休んで回復すれば復帰してどんどん進めてもらいたい

あまりの国民の人気に
自民党としても続投もよしの空気に変わっていく

ところが、本人がそうはならなかった
国会では予算審議中
意思は2ヵ月の休養を要す
経済の専門家としては予算審議に出られないのは
自分に対して許せなかった

私の政治的良心に従います

わずか65日だった

それから
あら、もったいない
ですが、大丈夫

2ヵ月で治った
やりたい事はいっぱいある

首相じゃないかもしれないけれど
5つの誓いをたてたのだから

積極財政は、その後の所得倍増論として実現された

特に外交面で大活躍
何度も訪中、訪ソ

関係改善が大きく進んだ

[首相]シリーズはこちら(少し下げてね)

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