[足利将軍]10-2 義稙。第二次政権
の続きです
義晴

細川高国が時間稼ぎのうちに足利の血を引くものをみつけだす
11代義澄には2人の若君がいた
義晴(よしはる)と義維(よしつな)
そのうち将軍として立てたのが義晴
征夷大将軍に任じられ、その時義晴は11歳
今度こそ、安定政権としたいところ
ところが、お察しでしょうか
そう
もうひとりいたって事なのです
義維(よしつな)は細川高国の宿敵、細川晴元に預けられていた
またまた、二人の将軍になります
細川高国は義晴を立てたあと数年は絶頂期
ところが、突然幕を閉じます
きっかけは、有力家臣の香西元盛を裏切者として処刑したこと
これ自体はよくあることだったが
香西と仲が良かった有力家臣の柳本賢治と波多野元清から反感をかい、
丹波で兵をあげられてしまった
急いで丹波に鎮圧の軍を送るも大敗し、京都に逃げ帰る
そうなると、敵の敵は味方。
細川高国の宿敵、細川晴元が柳本賢治と波多野元清側につく
細川晴元の元には、何てったって、足利の血を引く義維がいる
細川高国、戦はいまいち強くない
あちこちで敗北
京都を捨て、細川高国と義晴は近江に逃げる
一方の細川晴元たちと義維は堺に拠点をおく
近江の義晴、堺の義維。お互い京都をにらんでの二人の将軍
不思議に、堺の晴元派、京都に進軍しようとしない
えっそうなの?
だったらこっちが、と
近江の高国派が京都を奪い返す
やっぱり、うちも京都へ向かおうと
堺組も京都に向かう
高国派、近江に退却
お互いに一進一退
そんな中、高国は味方のはずの赤松晴政に裏切られてしまう
晴元の兵にいけどられ、尼崎の刑場で自刃して果てた
勝負あり
とすれば、細川晴元の天下
晴元の擁立する義維に将軍交替のはず
ところが晴元はぐずくず
義晴と和解の動きも見せる
義維にしてみれば
ちょっと待ってよ。今まで一緒にやって来たじゃない
そうこうしているうちに、細川晴元の膝元で重臣三好元長と内輪揉めが起きた
晴元は、重臣三好元長を討つべく、浄土真宗の本願寺に助けを求めた
へえ、がってん
本願寺は巨大組織
ものすごい大軍であれよあれよという間に三好を捕らえ
三好は堺で自刃して果てた
一件落着なんだけど、勢いついちゃった本願寺が暴徒化する
失敗した。今度は本願寺を討たねば
近江で義晴を擁護していた、六角定頼
長年、細川晴元と対立してきたが
ずっと本願寺に悩まされ続けてきたので
これまた敵の敵は味方と細川晴元と手を結ぶ
協力して本願寺を討つ
ぐっと細川晴元と六角定頼の距離が縮まり
お互いが協力した方がメリットが多いと悟る
となると、将軍どうしましょう問題再燃
義維さんごめんね。このまま義晴でいきますわ
そんな殺生な
仕方なく、義維、阿波に引き下がる
長かった、京都を挟んでの8年に及ぶ動乱
応仁の乱に次ぐ長さ
細川晴元と六角定頼の二枚看板に支えられ、ようやく義晴の元に、しばしの平和が訪れる