[旅行] 全国陶磁器巡り。六古窯その1

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の続きです

全国の観光地を勉強していくとき、なかなか厳しいのが陶磁器の産地
美術的素養があまりにもないもので
億の価値のある皿と、100円ショップで売られている皿との違いが良く分からん
そもそも、陶器と磁器って何が違うん?

皆様はご存知なんでしょうが
私が分からんことは、分からない人がいるかも知れないので
そういうところから

陶器と磁器の違い
根本的な違いは材料
ここからが陶器でここからが磁器って線引きがある訳じゃないのですが
磁器の方には、ガラスの材料に近いのがより多く混じっている
焼くときの温度が磁器の方が高い
より強度が出るので、比較的薄く作れる
違いは全て「比較的」でしかないので見た目で、はいこっちって限定するのが難しいんですが
磁器の方が白っぽいイメージ
水分が染み込んでいくことがなく
軽く弾くと、ガラスに近い音がする
土鍋に近いのが陶器でガラスに近いのが磁器って事かな

焼くときの温度が磁器の方が高いということで
歴史的に言って、陶器の方が早く現れる
全国の陶器の産地の中で、かなり早い段階からの産地が六古窯(ろっこよう)と呼ばれている
瀬戸焼:愛知県瀬戸市
常滑焼:愛知県常滑市
越前焼:福井県丹生郡越前町
信楽焼:滋賀県甲賀市
丹波立杭焼:兵庫県丹波篠山市今田町立杭 
備前焼:岡山県備前市伊部

まずは六古窯を巡っていくことにしましょう

瀬戸焼
愛知県です

六古窯の中でも瀬戸焼は代表格
おそらく一番古い産地かと思われますが
それに甘んじず
常に拡大と進化を続けてきた
明確に資料に残っているのは、
鎌倉時代、中国でやきものの技術を学んだ加藤四郎左衛門景正が瀬戸で開窯
おそらく平安時代にもすでに瀬戸の地で焼き物が作られていたらしい

最初は須恵器(すえき)
その後、灰をかけて自然の釉(うわぐすり)となる事を発見
釉(うわぐすり)をかけると表面がコーティングされ、タイルのようになる
水が染み込まなくなり、独特の風合いも出る
灰釉陶器(かいゆうとうき)と呼ばれます

鎌倉時代には、無釉の山茶碗というものが大量に作られ、全国に流通

さらにその後、自然の釉(うわぐすり)ではなく、それ専門の釉(うわぐすり)が開発され
施釉陶器(せゆうとうき)が生産されるようになります
これにより、焼き物全体を釉で覆うことが可能になる

さらにさらに、その後、磁器まで作れるようになり
陶磁器の代名詞「瀬戸物」が定着していきます

常滑焼
これも愛知県です

常滑焼もかなり古い
特徴はこの地方で算出される材料としての粘土
鉄分を多く含むので、焼上がりが赤っぽくなり、頑丈になる
釉は使わない
多くの産地がろくろを使うが、常滑焼は人の方が周りを回る

甕(かめ)や壺などの大型の製品が多い
明治時代になると、鉄道や下水の普及により、木型を用いた土管がつくられるようになった。
また、江戸後期より中国の急須を模しつくられた朱泥の茶器は、現在も代表的な生産品のひとつ

常滑焼は自分のところだけではなく、その技術を全国に広めていった
他の六古窯は常滑焼の技術を取り入れたものが多い

残りの六古窯は次回といたしましょう

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