皇居と勇気

3/21[金]に、会社帰りに、乗換駅の渋谷で電車を待っていた時のこと
外人さんのグループが駅員さんに英語で何かを聞いています
なぜか、駅員さん完全無視
可哀想にとは思ったが、声をかけてあげる勇気が出ない

困った外人さん、なんと、私に声をかけてきた
ここは、渋谷駅ですか、とスマホの英語版乗換案内を見せて聞いてきた

Yes

スマホの画面を指差す
池袋に行きたいらしい

Oh here
柱にあった路線表を指さして

this red line
next train ride on
one two three
3つ目ね

首をかしげているけど
同じ事を何度も何度も単語を並べて話しているとようやく通じたみたい

thank you
ありがとう

こんなに一生懸命英語やっているのに
いざとなったら単語並べるだけかいっ、とか思ったものの
なんだかとても嬉しくなった

私には大きな弱点がある
外人さんに、話しかけられない
スカイホップバスの仕事で強制的に英語を使わなきゃならない状況で自分を追い込みたかったけど
結局は怖気づいて、英語ができないことを告白してしまい、断られちゃった

となると、もう英語を使うべき機会がない
あるとすれば、町中にいる外人さんに話しかけること
日本人相手でも、見ず知らずの人に話しかけられないんです
話し出すといくらでも話せるんだけど、一言目が出ない
これができれば、もっと楽しいウォーキングになるのになあ、と思うことしばしば
ましてや、外人さんに話しかけるなんて、清水の舞台からバンジージャンプ

向こうから話しかけて来られた訳だから、厳密にはハードルを超えた訳ではないけれど、高揚感で幸せいっぱい

続いて、3/22[土]のことになります。
体調も戻ったので、おでかけしようかな
3月のウォーキングイベントは皇居の乾通り通り抜け
下見をしましょう

皇居
皇居は、2回ウォーキングイベントやっているので、
下見なくても大丈夫なくらいなんだけど
年に2回だけの乾通り通り抜けという
宮内庁横の普段入れない道に入れる機会なので
コースと時間を再度確認しておきたい

とともに、自分に課したもう一つの課題を実現しよう
「外人さんに話しかけること」
昨日で勢いに乗っています

江戸城が天下普請と言って、諸藩の大名に分担させて実現した工事であること
それは、防御のための建物であるはずの城を、ちょっと前まで敵だった諸国の大名に、手の内を明かすことになる
すなわち、家康は、もう平和の世の中にするんだ。
みんなで一緒に国を作り上げよう、という宣言なんだ
って事を英訳して準備

実はしゃべれるとは思っていない
翻訳機を首からぶら下げた
タブレットでの翻訳アプリも準備
機械に頼っても良い
外人さんに話しかける、という事実が重要
頑張るぞーっ

さあ、皇居にやってまいりました。
予想通り、ごちゃまんと外人さんがおられます。

えー
あかん
話しかけられん

まだ時間はあるぞ
とりあえず、大手門へ行こう

大手門では、荷物チェックのための行列ができていた
行列に並ぶ
すると、隣の男性に声をかけられた
私のカバンのファスナーが開いていた
見ると、なんと外人さん
おおおっ。天の助け

thank you

少し戸惑ったあと、思い切って
Which country did you come from?

コロンビア

オー、コロンビア

よく考えると、コロンビアは英語じゃない
でも、こっちは舞い上がっちゃっている
お父さん、お母さん、娘さんの3人連れで、娘さんだけ英語をしゃべれる

大手門に入ってきた
櫓門(やぐらもん)
敵が攻めてきた時、上から弓矢で攻撃する

(弓矢の格好をして)
矢 ビュンビュン 攻撃

(全部日本語やん)

戸がとても分厚い事を説明したい

door very …
(分厚いの英語が出てこない
仕方ないので、手招きして、分厚いのを見せる)

attack shut

oh protect

そうそう。protectね

Edo period Edo castle
(江戸時代と江戸城は予習済)

*@#$???

(何か言うてる。聞き取れん)

娘さん、スマホを持ち出して、書き込んだ
日本語で表示される
「何年か前に」

何年か前にも来たことあると言っているのかな
いや、この門が何年前に出来たか聞いているんじゃないだろうか

明治から今まで150年で江戸時代が260年だから、足して350年だな
(パニクっているので足し算間違えています)
ここで、ようやく、翻訳機や翻訳アプリを用意していたことを思い出す
翻訳アプリに向かって「350年前」
焦っているのでうまく反応しない
ええい、落ち着け
ええっとええっと
Three hundred fifty years old
(本当はyears ago ですね)

oh!

ここまででお別れ
満足満足

勢いに乗って、次々声をかけたかったんだけど
やっぱり勇気が出ない
富士見櫓のところでは、声かけられるチャンスがあったんだけど

翻訳機をすぐに操作できるように練習
すぐに見せられるよう、江戸城の天守閣の再現画像もタブレットに準備

声をかけられないまま、天守台へ

あっ、さっきの親子連れだっ

すかさず、娘さん相手に、翻訳機でしゃべる

There was a castle tower here.
(ここには天守閣があったんです)

The Edo period lasted for 260 years, but only the first 50 years there was a castle tower.
(江戸時代は260年続きますが、天守閣があったのは最初の50年だけです)

When the fire broke out, the castle tower exploded and disappeared.
(大火事があったとき、天守閣は爆発して無くなってしまいました)

Only the stone wall was built to rebuild. That’s this
(再建のために石垣だけは作りました。それがこれです)

But in the end, the castle tower was not rebuilt.
(でも、結局天守閣は再建しませんでした)

Since it was in the age of peace, there was no need for a castle tower to protect it.
(平和の時代になっていたので、防御のための天守閣は必要なかったのです)

The common people of Edo realized that the castle tower was invisible, and that the era of peace has become a place.
(江戸の庶民は、天守閣が見えないことで、平和の時代になったんだと実感しました)

翻訳機に完全に頼りましたが、よしよし

ただ、あの親子は向こうから、声をかけてくれたわけだから
こちらから、声をかけるということも一人くらいはしたい

意を決して、天守閣にいる外人さんに声をかけた

here is edo castle
と言って、ダブレットで用意した江戸城の画像を見せた

Oh thank you

やったあ

その後、北拮橋門(きたはねばしもん)でもさっきの親子連れにあった

北拮橋門は有事の際、カラカラカラっと滑車で門を跳ね上げて閉じ、通れなくしちゃう
その仕組みを説明したい
娘さんは先に行っちゃっていたので、お父さんを呼び止める
巻き上げる滑車のあとを指さして身振り手振り

ガーッ、カラカラカラ

Oh

よし、いい感じで目標達成じゃあるまいか

いつものように、ウォーキングのレポートに関しては改めて書きますね

[おでかけ]シリーズはこちら(少し下げてね)

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