心臓に貼るだけ。心臓病で死ぬことはなくなる

先日、テレビを見ていると、細胞シートとか心筋シートとかいうのがあって
むちゃくちゃすごいんだと。

中心的に開発された、大阪大学の澤教授は
今後は、心臓病で死ぬことはなくなりますと
キッパリ言い切っておられました。

こいつは本当にすごそうだ。

調べてみましょう。

細胞シート
心臓の機能がいろんな理由で弱っちゃってる人がおられます。

今までは、人工心臓をつけるか、心臓移植するか二つにひとつ。
心臓移植は待っている人が全国で2000人もいるのに
今まで、実施されたのがたった10例ほどだけ。

第三の方法として実用化されたのが細胞シート。
大きく言うとiPS細胞のノーベル賞山中教授とかの再生医療という分野。

自分の足の筋肉から細胞を取り出してシャーレの中で培養
大きく育て

見た目はオブラートよりは分厚い、白濁した丸いシート。

テレビでやってたのはこのシートを手術で胸を開けた心臓のところに
無造作にポンとのせる
はい閉めましょう。
それだけ。

すごいなあと思うのが
シートのタンパク質がのりの意味合いを持ち
縫合しなくても自分で心臓にくっつく。

これは素人が見ても
人工心臓や心臓移植に比べて負担が少ないに決まってます。

で、どうなるかというと
このシートの細胞が心臓の動きを活発化させる。

貼っただけよ
なんでそんな機能があるって分かったんでしょう。

テレビで横並びで手術前と手術後との映像を見せてるんだけど
鼓動のドックンドックンが明らかに強くなっている。

その患者さんは若い女の子なんだけど
手術前はチューブとかつけられて
病院のベッドで心臓移植を待つだけの日々だったのが
今は、普通に生活している。

昔は少しでも良くなればと思ってましたけど
こうなると欲が出てきて
妊娠して子供産みたいなと思ってますって。

保険
ジャガー横田のだんなさんの尻に敷かれてるお医者さん。
大興奮で、
これがですね。最近保険適用になったんですよ!

本来何千万円もするものらしいんだけど
保険と高額療養費制度を組み合わせて
なんと、二十数万円で受けられる。

偉いぞ、厚生省。

体への負担
体への負担が一番大きいのが人工心臓。
機械ですからね。
心臓移植を待つ間のつなぎのような存在らしい。
待ちに待って心臓移植を受けられても
心臓が丸々人のものなわけです。

人の免疫システムって自分以外のものを異物とみなして
攻撃してくれるから、病気にならないわけです。
その免疫システムがあまり働かないように
薬で押さえたりするらしいので
心臓は良くなっても、それ以外の病気にはかかりやすくなっちゃう。

細胞シートは何と言っても自分の細胞ですからね。
良いに決まってますね。

さらに
澤教授。何とさらに改良を重ねて
ものすごいものを開発した。
細胞シートを一歩進めた、心筋シートというもの。

見た目は丸っきり一緒なんですけど
テレビで一堂騒然。

なんと、ピックンピックン動くんです。

ええっ
ちょっと、今動きましたよね。
あっまた。
もう一回見せて、もう一回。

丸いシートに生命が宿ってるということですよね。
改めて
命って何なの?
どこにあるの?

自分から離れた場所で
自分の分身が息づいている

自分の体には命があって
そこの丸いところにも命があって
間の空気には命があるんやろか。

やっぱり般若心経は正しかった。
命は物理的な体の範囲なんてものに
縛られてなかったんだ。

心筋シートは
はんにゃーはーらみーた だ。

やっぱり科学はすごかったんだ。

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