ノンプログラミングに進展が

ちびちび、積み重ねていったノンプログラミング。

とても良いリーダーさんに巡り会えた。
ざっくばらんに話もできるし。
小さな会社のシステム部の部長さんです。

この人になら、見せても良いかもしれない。

今度ちょっと見てもらいたいものがあるんですけど。

デモ
デモをしてみた。

うん、面白いかも知れないね。

ただ、それだけ。

どう使おう、みたいな話は一切なし。

良いです。
見てくれただけでも。

翌日から、またひたすらプログラムを組む日々。
もちろん、土日はノンプログラミング。

会計システム
その会社は何をやっている会社かというと
公益法人相手に会計システムのパッケージを作って売っている会社

公益法人って利益を目的としていないので、一定の条件を満たすと
税金が安くなる。
で、変なことしていないか常にチェックを受ける。
そのための会計システムはかなり特殊で複雑。

一般の会計システムに比べてマーケットは小さいけど
ライバルも少ない。
良いところに目をつけましたね。

特に、私が派遣としてお手伝いしているときに
小泉改革で、ごっそりその会計の法律を変えちゃった。

みんな大騒ぎ。

公益法人ではトップクラスの大きな法人さんから
対応するためのシステム作り替えの注文が入った。

いいぞいいぞ。

新規構築
あまりにも違うので、一から作るそこそこ大きなプロジェクト。

どうだ、リーダーとしてやってみないか。

システム部長からお声がかかる。

そんなこと絶対にありません。
リーダーは社員さんがやるに決まってます。

えっ、良いんですか

人がいないんで、一人しかつけられないけど。

わかりました。やらせてください。

ところで、この前、デモ見せてくれたよね。
あれ、面白かったよね

えっ、良いんですか。

何のことか分からないけど
あれは面白かった。

ありがとうございますっ

会社にはそれぞれ、組み方のルールというものがある。
勝手に違った組み方をしてはいけない。

この前のノンプログラミングを使ってやっていいよとは
口が避けても言えない。

もし、それで問題が発生したら
責任が持てない。

見て見ぬふりをしますよということ。

うまく行かなかったら
バカな派遣社員が勝手にやったこと。

もちろん、個人で賠償責任を追うとか言う話ではないけどね。

いざ
もうひとりのメンバーと乗り込んで
お客さんのところに席を用意してもらい
毎日完全にお客さんのところで組む。

最初に経理部のみなさんに集まってもらった。
白板に「ノンプログラミングとは」と書いて
白板にまとめつつ、講義。
いかに、今までのシステム構築のやり方が間違っているのか
ノンプログラミングには、お客さんにとってどれだけメリットがあることなのか

たっぷり1時間以上の講義。
昔、経営コンサルタントをやっていたので、講義は大得意です。

講義が、終わったら、課長さんが私の座っている席まで来ていただき
ペコッと頭を下げていただいた。
全く賛同致します。お考えの通りに組んでください。

嬉しかったなあ。

では、次回、実際にどういうふうにシステムを組んだのか
講義では何を話したのか
もう少し具体的に話していきます。

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