私の人生、最後の山

今まで、私のおかしなおかしな人生について
色々お話ししてきました
色んな事がありましたね
山あり谷あり

最初はIT業界で始まりました
そこで若干のノンプログラミング
次に業界変わって、経営コンサルタント
次にその時のクライアントであるパチンコホールの会社に就職
会社の改革で大成功
ある社長に出資してもらい、宅配寿司の会社を立ち上げる
頑張ったけど会社を潰しちゃった
その後、色んな業界へ
詐欺まがいの営業だったり
本屋の店長だったり
人材派遣の会社の営業と管理も経験
IT業界に戻るか、ってことになる
ハッタリ期
ひたすら期
ノンプログラミングが忘れられなくて
コツコツ土日にプログラミング
部分的に使ってもらったりもした
どうしても、やりたくて
潰れるのが分かっている会社に入ったりもした
次の会社では仕事がなくて
仕方なく、技術者二人で営業をしたりした。

ああ、長かった私の人生
色々あったけど
常にその時が一番楽しいと思える人生だった

そして、とんでもないこんな人生を送っている私を
超独裁政権で、常に命令しつつも
離婚を言い出すこともなく、一緒にやって来たカミさん

ああ、しみじみ

そして、ここから
私の人生の大きな最後の山場を向かえることになります。

また就職
若干の成果を見たノンプログラミング
もうここまで来ると自分の気持ちを押さえるのが難しい。
すぐにでも就職先を探さないと暮らしていけないのは分かっているので
贅沢言うつもりはないんだけど
一旦は、ノンプログラミングと言わないまでも
効率の良い開発のツールを作っているところに応募してみよう
それでダメだったら綺麗にあきらめがつく

最初にセミナーを一緒にやってくれた会社をはじめとして
連携しませんかと、何社か回った。

営業で仲良くなった人に相談したら
プレゼンテーションの資料を作ってみたら?
うん、良いこと言う

トップ自らが強く興味を示してくれた会社があって
そこにアポがとれた

その会社が持っている開発ツールを
どう売っていくかみたいな資料をパワポで作る
一方、自分が作ってきた商品については「封印します」

入社
そちらに入社させていただくことになりました。

その開発ツールを習得して
そのツールを使いつつシステムを開発する
よーし、頑張るぞっ

そのツールはWeb(インターネット)上で動くもの
私が作ってきたツールはWebではないので
もともと土俵が違う
目指すところは一緒だけど、この会社で使える訳ではない
ある意味助かった。
自分のツールをすっぱり諦めることが出来る。

習得
ツールの習得のお勉強
Excelで情報を入力して、それをツールに読み込ませると
プログラムの元になるソースというのが出来上がる
とんかつソースとはちょっと違うよ
そのソースを元に開発していくというスタイル

一般的にソースコードジェネレータと言っています。
世の中の開発ツールはほとんどがソースコードジェネレータです。
私が作ってきたのは、ソースコードジェネレータではないんですけどね
今まで、ソースコードジェネレータではなぜダメかと散々言ってきたんですけどね
いかんいかん、お口にチャック

Excelに情報を入力していこう
こうして、ああして

ここ、めんどくさいなあ
右寄せ、左寄せというのを指定するところ
Excelが分かる方はお分かりいただけるかな
文字の場合はセルの左側に寄って
数字の場合はセルの右側に寄せますね

これ、いちいち指定するのか
数字かそれ以外かで分かるんだけどなあ
ダメダメ自分を出しちゃダメ

Excelの中で動くVBAというプログラムがあるんですけど
それでちょちょっと自分の入力が楽になるようにしちゃった。
あくまでも自分用のつもりだったんだけど
ついついリーダーに言っちゃった

こんな風にしときましたよ

えっ?

ごめんなさい
でしゃばった真似して

いや、そうじゃなくて
そんな便利な事が、そんなに簡単に出来ちゃうの?

まあ、これくらいなら

予想外
予想外に喜んでもらえた

ああ危なかった。
嫌がられるかと思った。

ほどなく

ひょっとしてこんなことも出来る?

まあ、一時間位いただければ
いや、そんなにすぐでなくていいんだけど

こんなことは?

うーん
さっきのと合わせて一時間半位

なんか、イヤーな予感
やめときゃ良かったなあ

あれもこれも
次から次へ色んな要望
困ったなあ
でも、断る訳にもいかないし
何と言ってもまだ入ったばっかり。

何日か経って
改善したいくつかをまとめて
みんなの前で発表してくれということに

まずい
とてもまずい
今度新しく来た奴
何を調子に乗ってるんだということになりかねない。

勘弁してください

でも、どうしても

発表そして
顔色を見ながら恐る恐る
とりあえず、表面的には大丈夫そう

でも発表しちゃうと、
その傾向に拍車がかかります。

そして、あるきっかけがやって来ます。

この続きは次回ね。

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