迎賓館見ないで死ねません

2月に迎賓館の一般公開の予約がとれました。
ウォーキングイベントを立てました

それまでに一回は下見しておかないといけません。

ということで、行って参りました

一般公開
二通り方法があります。
一つは、内閣府のインターネットのページから
申込みのボタンを押して申し込む方法
確実に見ることができます。

ウォーキング同好会の2月のイベントはこの方法で15人申し込みました。

もうひとつは、当日行って整理券をもらい
じゃあ何時に来てくださいと言われて
時間をどこかでつぶしたあと、その時間に行く方法
今日はこちらの方法で行ってきました。

いずれの方法も、迎賓館として実際に使う日は公開されませんので
行きたい日に公開されているかは
内閣府のホームページからチェックする必要があります。

また、どちらの方法も有料で1000円になります。
前庭だけだと無料で、公開日ならいつでも入れます。

行きました
例によって、若干の家の用事を済ませてからなので
着いたらもう、11時前でした

結構並んでるかな
15時から、とかだったら困っちゃうな

並んでいません。

お願いします。

西口にお進みください。

あれれ?
予想外
そのまま全く待たずに入れちゃいました。

通年公開になってから
それなりに期間も経ってきたので
人気も落ち着いてきたのかな

入るちょっと手前にガイドのヘッドホンの貸し出しがあった
上野の国立科学館では、借りて大正解だった
江戸東京博物館でも借りました。

借りるのが200円
まあ、良いんじゃないでしょうか

借りようとすると
お姉さんが

館内にもガイドの音声が流れていますし
ボランティアガイドもおります。

変な言い方をするなぁ

率直に聞いてみました

それは、借りなくても良いよと言う意味でしょうか

いいえ、お借りになりますか?、という意味です。

??
まあいいや

借ります。

頑張って覚えて、
当日は私がある程度、解説できるようにしておきたいですからね

いよいよ
今回、公開されていたのは、5つの部屋
彩鸞の間
花鳥の間
大ホール
朝日の間
羽衣の間

和風別館は、もう少し申込みがややこしいので
今回はパス

全部洋風の間
白亜の宮殿、ということです。

ホームページとかに出ている写真とか
動画とかは豪華豪華。
ほんまかな、一番きれいなころに綺麗に撮ったんだろうなと思っておりましたが
ところがどうして

実物を見ると
思わず、声が出ます。
うおおおっ!

これは何とかして
実家の父さんとか
カミさんのお母さんとかに
何とかして見せてやりたい。

良いもん見せてもらったと拝みたくなります。
一生の思い出になる

柴又帝釈天の彫り物見たときも思ったけど
これを見てから死ねるんだなあ
ああ、幸せ
という
そういうレベルですね

国の最高のものをぎゅぎゅっと集めているわけですから。
金ぴかの成金趣味じゃなくて
本当に良いものが目の前にずらずら並んでいるわけです。

私は、本物を見る目なんぞは、当然ないわけですが
そんな私でも、ここまで囲まれちゃうとね

本来、国賓しか見れない
国の威信がかかった数々の品々を
一般大衆にも、1000円で見せてくれるのなら
ああ、ありがたや。

七宝焼きにしたって
西陣織にしたって
言葉で説明できない自分が悲しい。

実際には
今日は、我々庶民はやれここの大理石がなんちゃら様式でかたどられて
みたいなすごさに感動したわけだけど

実際のおもてなしは
全然そんなんじゃないらしいね

この前、テレビでやってた。

国賓って言われるくらいの人たちは
どこへ行ったって
このこれこれは、みたいなのは嫌というほど聞かされている
まあ、見る目は出来ているでしょうから
高いレベルでの見極めができて
素晴らしいですね、っいうのはあるんでしょうけど
日本のおもてなしはそんなものは前提として
心の琴線に触れるおもてなし

お迎えするひとの幼少期からのデータを徹底的に調べあげ
地位や身分が関係無い、ここ突かれたらあきません
みたいな
例えばおふくろの味とか
昔懐かしい風景とか、

そんななにかを
これ見よがしではなく
あくまでもさりげなく、配置するんだとか

どうだ。すごいと言え
じゃなくて
ただ一途に喜んでもらいたいという気持ち

おそらく、そんな気持ちの部分の何かが
豪華豪華の中にもあったのかも知れない

到底、絶対に接することのない
大金持ちさんたちの世界を見ながらも
嫌味にも卑屈にも思わない
ただ良いもの見た
心が振れた
これでいつでも死ねる
そんな気がした良い一日だった。
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どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

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