まさか自分が、野鳥の魅力に取りつかれるとは

隙あらばお出掛け
カミさんが仕事に出掛けた

よしっ

えーっと夏と言えば
やっぱり海でしょ

「自然を楽しむウォーキング」の本に、海あったよな
こんな時、電子書籍は便利。
とりあえずお出掛けして、行き先は電車の中で考える
例のパターンで参りましょう。

大森周辺
「東京港野鳥公園と大森ふるさとの浜辺公園」
これでいこう

東京モノレールの流通センター駅から出発
橋を渡ってちょっと行くと東京港野鳥公園

東京港野鳥公園
申し訳ございません。
はっきり言って、行きたかったのは海なので
東京港野鳥公園って言ったって

公園、ってことなので
緑いっぱい、大好き!
だけだと思っておりました。

バードウォッチングって何が良いんだか
鳥見るだけでなんか面白いんだろうか
と思っておりました。

入場料は無料なんだけど
ただで双眼鏡も貸してくれます。

随分迷って
まあ、野鳥公園と言っている訳だし
借りようか

もし行くことがあれば
絶対に借りてください。
もちろんお持ちの双眼鏡があれば持っていった方が良いです。

謝ります。
ビックリです。
バードウォッチング最高です。

本には、ネイチャーセンターというのがあるんだけど
平成28年10月まで工事中とありました。

本来ならそこへ行ったら教えてくれるかもしれないけど
無駄足でも良いや
代わりにここに行ってと書いてあるかも知れないし

あれれ?
開いてるっぽいぞ

うっわー
すずしいっ
海側全面ガラス張り
出来立てでさらっぴん

望遠鏡が並んでて
涼しい中でいつまででも水鳥を監察できますよ

考えたね

いかにも常連さんです、という人たちが
センターのお姉さんと談笑
今日の何はどうたらこうたら

いかん
場違いパターンか

はっきりいってこっちは
今朝、電車の中で行くところ決めた訳ですから
野鳥のやの字も分かりません。
カラスとスズメとセキセイインコと孔雀ぐらいは分かる
あとは大まかにざっくりと、カモ。

この人たち、紅白歌合戦で最後に双眼鏡で数えている人たちなんだろうなぁ

でもなぁ
せっかく来たんやし。

皆さんも、もしずぶの素人で、
行かれることがあったら
勇気を出して、こう言ってみてください。

あのぅ。
素人で全く野鳥の事は分からないんですが
どう楽しめば良いとか
これは珍しいとか
そういったなんかありますか。

そうですね
今みなさんよく見にこられているのは
向こうの池(東淡水池)に4匹いるセイタカシギとかでしょうか

(えっ、向こうの池か。暑いがな。せっかく目の前にようけ鳥がおるのに)

それは、この前にはいないんですね。

目の前ですとあの辺に一番多くいるのがカワウです。
(これ確かに一番多いです。泳ぐときかっこいいです。)
【望遠レンズとか持っていませんので残念ながら鳥の写真は撮れませんでした
これ以降の写真はネットからの引用です。】

あの白いのは?

ダイサギです。

三種類、ダイサギ、チュウサギ、コサギといまして
コサギは黄色い靴下はいてます。

それから
(望遠鏡を合わせてくれて)
これがアオサギです。

ええっ
これ、かっこいいですね。

(その他にも、カモとか色んなのを望遠鏡を合わせつつ教えてくれる
そうこうしていると)

あっ、来ましたね
ええーっと
はい、これがセイタカシギです。

なんで来たんだろう。

そこに常連のおばさんがやって来た。

今、セイタカシギ来ましたよ。

ほんとだ
でも、いよいよ危なくなってきたわね。
いやあでもよくあそこまで大きくなったわよねぇ

解説します。
いよいよ危なくなってきたとは、今年の空梅雨で
池の水量がどんどん減ってきたという事。
向こうの池に、セイタカシギの家族4人が住んでいます。
お父さんとお母さんと、子供二人
子供の二人はここで孵ったものです。
よくあそこまで大きくなったわよねぇは、その成長を見続けてきた常連さんならではの
感慨深い発言です。
まだ飛べないそうです。

セイタカシギの名に恥じない見事なセイタカぶり
気品溢れています。

聞くと今目の前にいるセイタカシギは、野鳥公園にいる4匹のうちの一匹ではなく
隣の何とか公園に住んでいるセイタカシギ。
これも常連さんからの情報だそうです。
そんな事がなんで分かるんだろう。

その家族は向こうの池にいるんですね。
ようし、これと一緒だな
ようく覚えてから行こう。

いたあ
ここで、さっき借りた双眼鏡の出番です。
一匹。
おっと、いたいた。
その両サイドにうずくまっているちっちゃいの
これがまだ飛べない子供たちだな

えーっと、お父さんは、と
いたっ、お父さんもいた。
お父さんだけいなかったら、どうしようと思った。

急いでネイチャーセンターに帰って
いましたいました。家族4人。いましたよ。

干潟
ネイチャーセンターは地下に行くと干潟に降りられます。
そこに行くと、穴ぼこがいっぱい。
カニがいっぱい。
人が近づくと、見事に一斉に
穴ぼこにサササッと隠れちゃいます。
その一斉の動きが何とも面白い。

観察小屋
観察小屋が1号、2号とありまして
干潟のすぐ近くにあります。

そこには、また望遠鏡が何台か設置してありますので
じっくりカニを観察できます。
こっちは望遠鏡で見ているので
サササッと逃げちゃわない。

おおおっ
ようけおる

面白いですね
カニって目がピョンと飛び出していて
その目だけが海からニョキッて出たりする。

草の辺りになんかいる
望遠鏡を合わせてみた。
これか!

トビハゼ

ここの名物的存在
動いた動いた
あっこっち向いた。 真っ正面

ほっぺたがふくらんだりへこんだり
おもろい顔やなぁ 君
私の今年のおもろい顔グランプリは、君で決まりだっ

草に隠れちゃって
他にもいるかずいぶん探したけど
さっきの以外には見つからなかった。

ここは鳥はあんまりいないけど
出張でこっちまで飛んできてはちょこっと泳いでまた帰っていく。
さっきのネイチャーセンターとは違って、じっくり一匹の動きを観察して楽しむのに向いている。

バードウォッチング
まだ初日だけど
なんでバードウォッチング好きの人が、はまっちゃうのか
分かる気がする

時間の流れ方が違うわ

人間様の事なんて、なーんも考えずに動いたり、はたまた動かなかったり
少なくとも、忙しそうではない
おそらく、「感じる」ということはしているだろうけど「考える」ということはしていない。

うちのセキセイインコの空(くう)ちゃんシャケちゃんを毎日見ているから
「考えない」って実は幸せなんじゃないかという憧れ
自分にはおそらく出来ない事だから

ずっと見てると同化する・・・
気がする。

ゆっくりの時間。

東観察広場
東観察広場に行くと、結構の人だかり
さっき、横から見た東淡水池です。

やっぱりあの家族は人気です。

幸せそう。
お母さんが妹の方を追っかけたりしている。

やめてー
お母さん。

山鳥
水鳥は見れましたが、野鳥(山の鳥)の方は、結局一匹も双眼鏡で見れなかった。
水鳥に比べて、とてもすばしこかった

双眼鏡で探しているうちに、あら、もういない。

素人は水鳥からですね。
山鳥には、修行が要りそうです。

おっと、野鳥公園だけで、こんな文字数になっちゃいました。
続きは明日に回しましょう。

どこ行こう、そうだ!おでかけマップ

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