旧岩崎邸庭園に行ってきました

今日からお盆休み
4日連休です。

こんな日は?
はい、お出掛けですね

都立9庭園
あとひとつ

都立9庭園で行っていないところはあと一つです。
旧岩崎邸庭園
都立9庭園を制覇しなければ、東京ウォーカーの面汚しですから。

ようやく、その時がやってまいりました。

摩利支天徳大寺
その前にちょこっと寄り道
摩利支天徳大寺

アメ横の中にある不思議な神社
いらんお世話ですね
おそらくアメ横の方が後にできたんでしょうから
ふと横を見ると、でっかい、深田恭子の広告。

気に入ったっ

チューしましょって感じの仏さんも良いですね

旧岩崎邸庭園
ジョサイアコンドルが作りました。
ジョサイアコンドルのひととなり
楽しみですね

岩崎弥太郎の息子、三代目三菱財閥総帥、岩崎久弥の邸宅です。

入口から緩やかな坂を登って、ほんとの入口まで
まず、ここで魅了されました。

両側巨木だらけ

来ましたっ

ああ、やっぱりか
ネットで外壁工事のお知らせみたいなのが気になってました。

本来はこうね

大きく言うと建物は3つあります。
洋館と和館と撞球場(ビリヤード場)
洋館と撞球場がジョサイアコンドルの設計で重要文化財

残念ながら、内部は写真撮影NG
言葉で説明しましょう。

絢爛豪華というのとはちょっと違う
手をかけた見事さ

宮殿みたいなのをイメージしていたんですが
例えばでいうとシャンデリアがあるわけではありません。
ここの一押しは壁紙だったりします。

暖炉とか、ほおぉ、こりゃまた細かい
柱の回りの細工もなるほど
ベランダに敷き詰められたタイルも、聞いたことある気がする、超一流の陶器メーカーのもの

でも一押しは壁紙なんですよね
金唐革紙っていうらしいんですが
西洋の革の細工を真似て
同じ質感を、和紙を重ね合わせてぐいっと押して実現。
西洋からするとなんちゃって革細工かもしれないけど
日本の独自技術で、オリジナルと言って良いんじゃないかな
公式ガイドの表紙にデザインされているこれ

そういうのを天下の岩崎邸の洋館の一押しポイントにしようって訳ですから
ジョサイアコンドルさん
日本人の心をちゃんと持ち合わせてらっしゃいます。

行ってみて、
金ピカ、ゴージャスっ、て感じがしないなあと思ったんですけど
理由が良く分かりました。

木造です。

ここの大理石は、っていうのがない
細工は全て、木

やるじゃないか

和館
靴は袋に入れて持ち歩くっていう方式なんですが
洋館から和館へはそのまま廊下で繋がって
外へ出なくても行けるんですね

一番すごいなあと思ったのが
この順路の作り方。

日本の心を持った洋館とは言え
洋館は洋館

和館に入った途端

和館ええわあ
なごむわあ
と思っちゃう。

ジョサイアコンドルさん、ごめんなさい。

色んなところに三菱の象徴の菱形が使われていて
うまい使い方するなあ、と思う。

和館についてはほんの一部しか残っていないので
見事ではあるけど
まあ、お金持ちなんだからこんな感じかなあ
というくらいのボリューム
本当は、もっとすごくて見処満載だったんだろうなとは思います。

基本、和館はお客様用ではなく
住んでいたところらしいので
暖房は火鉢しかなく
家族一堂火鉢の周りに集まってくるような
質素な生活をしていたそうです。

私のような庶民中の庶民にも
なごむなあ、と感じさせてくれるのは
そういうことかも知れません。

庭園
一旦外に出ます。
ここからは撮影OKね

和館側に、小規模ながらも日本庭園


すごいっ
やっぱり、岩崎の庭園と言えば、清澄庭園でもあったように石
良いわ、この石

そして
うわああああっ、と叫びながら走っていきたくなるほどの
とぉっても広い芝生
広い芝生はなんでこんなにも心がスカッとするのでしょう。


裏側は洋館も、外壁工事していないから全貌が良く分かります

そしてその奥に、また日本庭園
石と巨木の庭園

撞球場
山のコテージを思わせる雰囲気抜群の撞球場
実際におもてなしするお客様とビリヤードをして楽しんだそうです。

隣の洋館と、地下道で繋がっていたそうです。

ああ
自分の中での都立9庭園のラストを締め括るにふさわしい
とても素晴らしいところでした。

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