12/22 冬至 芝居正月と七五三

冬至   とうじ   一年で昼が最も短い日   12月22日
(旧暦: 11月1日)
確かにすぐに暗くなっちゃいますね

クイズ
いきなりクイズです

江戸時代にも七五三は行われていました
三歳、五歳、七歳の年齢の行事には名前がついているのですが
それぞれ何歳の時のお祝いでしょう。

A.帯解(おびとき)
B.髪置(かみおき)
C.袴着(はかまぎ)

七五三の話題は後回しにして、後で答を書きますから考えておいてね

芝居正月
旧暦で10月半ばになると江戸市中に、番付売りの姿があらわれます。
11月1日が初日となる江戸歌舞伎顔見世興行(えどかぶきかおみせこうぎょう)の役割番付

中村座、市村座、森田座という江戸三座が
それぞれ、その後一年に舞台に立つ役者の顔ぶれを披露する芝居のこと

野球で言えば
開幕戦でオールスター戦をやっちゃうようなもの

キャー、大谷くーん

何でそういうことになるかというと
役者の契約期間が、11月1日からの1年間だから

初日前日の10月晦日(みそか)には仕事も手につきません
徹夜で並ぶ人までいます

午前六時が開幕ですが、その2時間前に一番太鼓というのがなります

ドドーン
ワアアアアーっ

隣近所は良い迷惑ですね

てやんでぇ、こちとら江戸っ子でいっ

次第に自然に決まっていったこの日の興行のルール
一幕と二幕に分かれ
一幕目は、江戸時代以前の設定である時代物
二幕目は、江戸時代の町人が主人公で身近な設定の、世話物と呼ばれているもの

時代物の演目としては「暫(しばらく)」が一番人気
初代市川団十郎で大ヒットしてから定着する
悪者が政権抗争のため、反対派の善良な市民を打ち首にしようとする
まさにその時
「しばらく~、しばらく~」と声をかけて団十郎登場

キャー、団十郎ーっ

七五三
旧暦11月15日は、髪置(かみおき)、袴着(はかまぎ)、帯解(おびとき)の祝いが行われます。
今は、新暦の11月15

おっと、分かっちゃいましたか

さっそく答に参りましょう
【答】
三歳→髪置(かみおき)
五歳→袴着(はかまぎ)
七歳→帯解(おびとき)

江戸検定やっていると、必須知識で
毎回どれがどれだったっけと思っていたんですが
性別考えれば、それほど難しくないということが分かりました。

三歳→髪置。男女とも。髪の毛が伸びてきたことのお祝い
五歳→袴着。男の子。初めて男の子に袴を着せるお祝い
七歳→帯解。女の子。七歳になると紐付きタイプの着物をやめて、大人のように帯をする着物に変えるお祝い

昔は子供の死亡率も今より高いだろうとは思っていましたが
江戸を色々調べると、尋常じゃないですね
将軍誰それは、九男で、
その上は全員 、夭折(ようせつ=子供の頃に死んでしまうこと)です
なんて、当たり前
平均して半分以上は夭折のイメージです。

5代将軍綱吉が子供徳松の成長を祈って11月15日に祝ったのが
11月15日になった始まりと言われていますが
その徳松も夭折しています。

七歳までは神のうち、と言われて
それはいろんな意味を含んではいますが
余程七歳まで健康に育つことが大変だったんだろうなと思います。

今に比べ、この七五三はかなり重みのあるお祝いだったんでしょう。
ちなみに、七五三という言葉は江戸時代にはほとんど使われていません。

索引はこちら
[暦]シリーズはこちら(少し下げてね)


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