ウォーキング(腕)肩の構造

ウォーキングのノウハウ(腕)
・脚の運び方は実に簡単でしたね。
・めんどくさい理屈は色々話しましたが、分からなければ「90度腕振り」さえすればOK
・はっきりいって一週間もすれば、すぐに身に付きます。
・上半身は、悲しいかなそんなにすぐにはいけません。
・少なくとも私は、実に長い期間を要しました。
・いえ、まだ過渡期だといえるかもしれません。
・この話も一回では終わりません。
1.どう腕を振るか。
2.腕を振ることの弊害をどう克服するか。
3.腕振りのバリエーション
4.上半身と下半身の連動
5.そもそも腕(肩)ってどうなっているのという基礎知識
に分かれます。
・また、理屈の話で恐縮ですが、その他の話のベースとなる仕組みの話ですのでやっぱり基礎知識から

腕の付け根
・「腕の付け根はどこでしょう」
・でたっ、この質問。その手は桑名のやきはまぐりですね。
・まさかここへきて、肩を指差す人はいないでしょう。
・ではどこなのでしょう

肩の仕組み
・下半身の話から想像して、肩も支点ごと移動できるの?
・はいそのとおりです。
・脚は、背骨→骨盤→股関節→大腿骨でしたね。
・肩の場合はもっと精巧です。
・背骨→鎖骨(さこつ)肩甲骨(けんこうこつ)→肩関節→腕の骨です。
・一個多いのです・
・腕は脚よりももっと柔軟にぐるんぐるん360度に近いところまで回ります。
・従って、2段階で繋がることによって複雑かつ広範囲な動きを可能にしています。
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・背骨と鎖骨の間は関節ですがそれほど大きくは動けません。
・鎖骨のもう一方の端は関節がありますが、関節でというより、靭帯(じんたい)で肩甲骨に繋がっています。
・ぶらさがっているというイメージの方が強いかと思います。
・肩甲骨は平べったい三角形で天使の羽のような感じですね。
・そして、肩甲骨の端に肩関節があり、そこで腕の骨に繋がる。
・肩関節は、股関節と並び、非常に優秀な関節です。球状関節で、グーをパーで包んだ感じで、ぐるぐる回れます。
・このあたりで、ちょっと疑問に思われた方がおられるかもしれません。
・肋骨(ろっこつ)はいつ登場するの?
・肋骨ほどの大きな骨なのに、ぼやっとしたイメージだと、肋骨の端に肩がついていると考えてもおかしくない。
・実は、肋骨と関係なく肩→腕とつながっているところに意味があるのです。
・肩から腕のセットは肋骨の上にのっかってはいますが、全くつながってはいません。
・通常は、肩甲骨は肋骨の後ろに寄り添っています。
・ところが、かたってぐいっともっと前に出すことが可能で、そうしたいときは、肩甲骨は天使の羽を広げるようにしてぱかっと開き、肋骨よりもっと前に肩関節の位置をずらしてくれます。
・二段階でつながっているということは、とてもいろんな動きが可能だということで、肩の位置は前後上下外内のいずれにも自由自在に動けるのです。

質問の答え
・質問の答えはもうお分かりですね
・背骨です。
・足の付け根はみぞおちでした。
・大腰筋の片方の端がみぞおちの背骨のところについているからです。
・ということは言い方を変えると足の付け根は背骨です。
・腕も脚も背骨が付け根なのです。
・まずはそのことを覚えておいてください。
・この続きは明日以降で

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