[赤穂浪士]5 片岡源吾右衛門

赤穂浪士シリーズ5人目です。

片岡源吾右衛門(かたおかげんごえもん)
表門組 切り込み 側用人 37歳

赤穂藩士である叔父の片岡六左衛門の養子になったんだけど、
その六左衛門が源吾衛門9歳の時亡くなり、跡を継ぐことになる
そのまま、浅野内匠頭に仕えるんだけど、浅野内匠頭もこの時9歳
仕えるとは言っても、実際には遊び相手。

ということなんで、この人の討ち入りに対する思いは他の人とちょっと違う。

おそらく、大石内蔵助は浅野家のために戦おうとしていて、
江戸急進派の堀部安兵衛は「武士としての道」のために戦おうとしている

この人と、ほぼ近い境遇の磯貝十郎左衛門は、ただ純粋に
浅野内匠頭のため

刃傷沙汰の時も、殿のお供をして
戻ってくるのを待っていた。
そこに信じがたい知らせ。

ただただ、殿に会いたい。

お預けになった田村家まで会いに行く。

普通に考えて、即日切腹を命じられている重罪人と会うことなんてできない。

でも、幕府目付、多門伝八郎(おかどでんぱちろう)が
見える場所を教えてくれて、あとは見ない振り

殿と目で会話が叶う。

(殿・・・)
(源吾右衛門か、最後に一目見れて良かったよ)

遺言はないかと聞かれると、
家族でも、大石内蔵助でもなく
片岡源吾右衛門と磯貝十郎左衛門への遺言

事前に話ししておけなく申し訳なかった、という内容

そんな経緯だから、
動機のニュアンスが異なる他のメンバーとどうも合わない。

急進派とすら、

何かが違う。

磯貝と二人でのみ吉良邸に突入して
その場で果てようと考えている。

そんなときはやっぱり吉田忠左衛門
吉田忠左衛門から、さとされる。

何も違わないよ
全く同じ気持ちだ。
あなたの目は、みんなの目と一緒だ。

討ち入り
表門組として参加。
富森助右衛門、武林唯七と三人組合って、真っ先きかけて屋敷内に踏み込み、
朱柄の十文字槍をふるって戦いました。

吉良上野介を討ち取った時は特別の思いだったでしょうね

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