[赤穂浪士]15 原惣右衛門。大ハッスルじいちゃん

原惣右衛門(はらそうえもん)
表門組 門固め足軽頭 56歳

吉田忠左衛門や小野寺十内と共に、大石内蔵助を支えた重鎮です。
ずっと浅野家ではなく、その前に仕えていたのが、上杉家
吉良上野介の奥さんも、養子に入った跡取り息子も上杉家ですから
上杉家は吉良家を全面バックアップ
複雑な気持ちです。

絶縁状を出して気持ちの整理。

刃傷沙汰の時は、伝奏屋敷に詰めていました。
浅野内匠頭と一緒に朝廷の勅使を接待しようとしていた訳です。

伝奏屋敷って普段はがらんどうで、接待するときだけ
担当の藩が接待用に色んなものを持ち込んで準備。

即日切腹なので、すぐに全て引き払えってことになって
その引き払いで大慌ての中、冷静にみんなに的確な指示を出して大活躍

刃傷沙汰当日3時半くらいに、早水藤左衛門と萱野三平が事情を伝えるため赤穂藩へ
この時点ではまだ切腹していません。
さらに夜になって、切腹御家取り潰しが決まったため、第二陣
原惣右衛門と大石瀬左衛門が選ばれた。
第一陣もそうですが、通常早籠で飛ばしても一週間はかかるところ
昼夜関わらず寝ずに飛ばしたので4日半で到着。

そんなのじいちゃん死んじゃいます。

赤穂の城内で行われた大会議、
意見が分かれて大もめ

大野九郎兵衛がことごとく大石内蔵助の意見に反対するもんで
原惣右衛門は、頭に来て一喝
出てけっ

江戸の急進派を説得するため派遣されるが、
ミイラ取りがミイラになって急進派に転身します。

当日大ハッスルで、いち早く塀を越えようとし
雪で滑って落っこちる
いてててて

辞世の句
かねてより 君と母とに しらせんと 人よりいそぐ 死出の山道

[赤穂浪士]シリーズはこちら(少し下げてね)

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