[昭和歌謡]71 二人でお酒を

昭和ヒット曲全147曲の真実シリーズです

二人でお酒を
梓みちよ
作詞 山上路夫 作曲 平尾昌晃
1974年

♪うらみっこなしで別れましょうね
さらりと水に全て流して
心配しないでひとりっきりは
子供の頃からなれているのよ
それでもたまに淋しくなったら
二人でお酒を飲みましょうね
飲みましょうね

梓みちよ
イメージチェンジ成功例ですね
こんにちは赤ちゃんはかなりインパクトが強いので
ここから抜け出すのは大変です。
本人も、こんにちは赤ちゃんを歌うのが嫌になっちゃって

まあ、困っちゃうな、よりは小幅かなとは思いますが。

大前提の依頼が、イメージチェンジする歌でお願いします。
作詞の山上路夫は、考えたあげく
梓みちよ本人がお酒大好きなので、お酒好きな女性像というそのままが良いのかなと

演歌でない歌手にお酒の歌というのはかなり冒険だったらしいです。

あぐらを組む演出は、梓みちよ本人が考えたらしい
「おんなだてらに」あぐらを組むって良いんじゃない
梓みちよも一生懸命だったんですね
確かにあれがなければヒットしなかったかも知れません。

このあと、こんにちは赤ちゃんが逆にすんなり歌えるようになったそうです。

二人でお酒を
別れの歌ですね
後腐れない別れ
なかなか出来ないから理想なんでしょうね

実は私はこの感覚が全く分からない。
別れる、って経験がないんです。
ダメージがあるほどちゃんとお付き合いしたことがない。
好きな人に告白して駄目だったというレベルはいっぱいありますが。
早い話がモテなかった。

唯一ちゃんとお付き合いしたのがカミさんです。

人生、つらい別れを経験することで深みを増す、ということはあるでしょうね
良いんじゃないでしょうか
かるーく軽薄に生きております。

「二人でお酒」って憧れるなあ
みんなでワイワイも勿論良いんだけど
静かな飲み屋でしんみりと、ポツッポツッとしか喋らずに、さしつさされつ

昔、時間ですよ、とか、寺内貫太郎一家とかのワンシーンでありましたね
藤竜也とか

でも、いざとなると、沈黙が耐えられない関西人ですから
何とか相手を笑わそうと頑張っちゃうんでしょうね。

今度、娘を誘ってみましょう。

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